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まさかの開始9分で失点、その後も立て直せず0-1で敗戦ー関東大学サッカーリーグ戦1部 後期第10節 対立正大

11月17日 フクダ電子アリーナ

 

▼スタメン

GK 1 飯吉将通(商3)

DF 28荒木遼太(経1)、18松本大輔(経3)、3深澤大輝(経3)、6今掛航貴(経3)、→86分 4安部崇(商4)、

MF 16髙岸憲伸(文2)、5中村亮太朗(経4)、34曾根大和 (経2)→ 60分  10加藤陸次樹(商4)、15川元雄太(文4)

FW 17本間椋(経3)→71分 26竹村史明(文2)、25高窪健人(文3)→ 77分  19三浦立(経3)、31鈴木翔太(文1)

 

試合結果

●中大0-1立正大○

前節で勝ち点を3を獲得し、暫定順位を6位に上昇させた中大。後期第10節のこの日は、前期最終節で下した立正大と対戦した。試合開始早々、迫りくる相手の勢いに対応できず先制点を許してしまった中大。その後、少しずつ中大がペースを握るが得点にはつながらない。後半も中大は攻めの姿勢を見せ続けたものの、「クロスから攻めていたんですけど、それも跳ね返されちゃって決定的なボールを入れられなかった」(飯吉)と無得点のまま最終スコア0-1で敗戦を喫した。

▲試合を通して攻撃の起点となった荒木

前半9分、いきなりピンチが訪れる。勢いよく攻めてきた立正大に中央のディフェンスをワンツーで突破され、GKと1対1に。ここを決められ、先制点を奪われてしまう。中大はこれに負けじと攻めの姿勢で、相手陣営へと踏み込んで行く。14分、荒木が右サイドを崩しそのクロスを本間がボレーするも、枠外に外れてしまい得点が決まらない。その後も何度かチャンスを作ったが、「入りがふわってしてしまって早い時間に失点してしまって、それがズルズルいってしまった」(飯吉)と、前半は0-1で終了した。

▲ボールをキープする中村

立て直したい後半は「守備を固めて、後ろでしっかり跳ね返す」(中村)という事を意識してプレーしていく。66分、中央で構えていた高岸がパスを受け取り、ロングシュートを放つも、ゴール上へと外れてしまう。その後、またも攻め入る立正大に「危ない場面を作ってしまった」(佐藤監督)とシュートを放たれるも、GK飯吉の「絶対追加点を取られないようにする」という強い気持ちから見事なナイスセーブ。そして試合はアディショナルタイムに突入したが「インカレの出場をかけた一戦で肩に力が入ってしまった」(飯吉)と中大は本来の力を発揮することなく、無得点のままで試合は終了。最終スコア0-1で敗戦を喫した。「前期で対戦した時と同じようなプレーで(立正大が)来るかと思って自分たちも策を練ったけど、そうは来なかったので対応能力というか、状況に応じてプレーしていくということをしっかりやんないといけないなと思った。最後まで相手の守備を崩せなかったのは課題」(中村)と今試合は苦しい一戦となった。

▲後半、ナイスセーブを見せた飯吉

今試合を佐藤監督は「0-1以上に内容にミスが多く、いつものようなサッカーが出来ていなかった。ただ、全てが終わったという事ではなく、チームの中でどういう風にもっと精度を上げてやれるかという課題は見つかったので、精神的なもので直せるところ、技術的にもっとやらなきゃいけないところをチームとして、直していって次に繋げていきたい」と振り返った。

次節に向けて飯吉は「(試合会場は)中大グラウンド(ホーム)でできますし、それに勝てばインカレも出られます。自分たちが目標としている勝ち点33っていうのにも届くので、そこは絶対に勝ってインカレ出場をつかみ取って、目標の33を達成できるように頑張りたいです」と意気込んでいる。佐藤監督は選手たちに対し「もうとにかくガッツで、頑張りで、最後は自分たちで、インカレをものにしてほしい」と熱いエールを送った。

 

次節は遂に秋季リーグ戦最終節です!

11月23日、中央大学グラウンドにて暫定11位の東洋大と対戦します!

 

記事・写真:「中大スポーツ」新聞部