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春の雪辱果たす 順大下し4年連続決勝進出──第45回東日本バレーボール大学選手権大会 対順大戦

2026年6月27日 山形市総合スポーツセンター

ベスト4に進出した中大の準決勝の相手は、春季リーグ戦で敗戦を喫した因縁の順大。第1セットを先取し、第2セットで振り出しに戻されたものの、第3セット以降は主導権を渡すことなく、3ー1で勝利しリベンジを果たした。

スタメン(サーブローテーション順)

5 OH 舛本颯真(総4)

17 MB 神﨑優(総2)

13 OP 尾藤大輝(経3)

11 OH 笹本穏(総4)

12  MB 秋本悠月(総3)

6 S 藤井千丸(経4)

1 L 土井柊汰(文4)

21 L 栗原陽(文2)

第1セット、序盤から拮抗した試合を展開する。 秋本がダイレクト攻撃を決めると、東日本インカレに向けてサーブの強化に取り組んできた尾藤のサービスエースが炸裂。相手のサーブミスも重なりリードを奪う。終盤には進藤悠(文3)の好レシーブから舛本が得点を決め、チームを勢いをもたらす。続けて神﨑のクイック、尾藤のスパイクと畳み掛けた中大は、25ー20で第1セットをものにした。

▲ガッツポーズをする神﨑

第2セット序盤、尾藤が相手のブロックに捕まりリズムを崩され3連続失点となる。点差を縮めたいところでセッター藤井は、ミドルの神崎にトスを回した。1度ブロックに止められるも、その直後同じクイック攻撃で点を取り返す強気のプレーを見せる。しかし、さらに2連続得点を取られ、やむなくタイムアウトを要求。その後、笹本が坂本アンディ世凪(総3)と、藤井が中村悠暉(総2)と交代。坂本のビックサーブが4連続で続き、1点差まで詰める。相手選手が負傷をし一時中断となったが、同点に追いつきデュースに。しかし、相手が意地を見せ24-26でこのセットを落とす。

舛本の強烈なスパイクから始まった第3セットは、続けてサービスエースも決まり、4連続得点を先取する。坂本がスパイクやフェイントで得点を重ね、ブロックでも存在感を示し、攻守にわたって輝きを放った。神﨑がクロスを抜く鋭いスパイクを決め、15ー9と一気に点差を広げる。尾藤のスパイクや秋本のフェイントと、3年生の活躍が目立ち、坂本のスパイクでが決まると25ー17で第3セットを締めくくった。

▲スパイクを打つ坂本

第3セットの勢いそのままに第4セットは序盤に大差をつける。このセット後半は坂本、尾藤、秋本の3年生スパイカートリオにトスが集まる。坂本はブロック、スパイク、バックアタック全方向でチームに貢献する活躍を見せる。相手の高速サーブを土井がしっかりとレシーブでS藤井につなげ、舛本がバックアタックを決める4年生の連携プレーも炸裂。セットカウント3-1でこの試合に勝つ。

▲レシーブをする土井

▲ガッツポーズをする左から尾藤、秋本、坂本

今春の雪辱を果たし、4年連続となる決勝へ駒を進めた中大。決勝の相手はまたもや今季敗戦を喫した最大のライバル早大。春季リーグ戦から今大会にかけて着実に力をつけてきた中大の戦い方に注目が集まる。

◆試合結果◆
〇中大3(25ー20、24ー26、25ー17、25ー17)1順天大●

◆コメント◆

#11 坂本アンディ世凪

──今日の試合を振り返って

順天堂大学さんとの試合で春負けてしまったぶん、自分たちも借りを返すつもりで、試合臨めていたのでまあ最初の入りとかは結構いい感じに進められてたんですけど、2セット目ちょっとジャグボールが落ち始めてからがちょっと雰囲気が悪くなってしまったりっていうのがあったんで、まあそういうところを潰していかないと、やっぱり決勝は厳しいと思います。

──相手は春季で敗戦を喫した順大。東日本インカレにかけて改善したところや戦略は

自分がもともと控えで入っていて、しっかりスタメンの4年の笹本さんが戻ってきてくれて。そこで安心しきるんじゃなくて、いつでも出れるようになっていう準備の部分だったり、あとはレセプション面が前よりかは安定してたのかなっていうふうに思いました。

──後半、3年生中心の攻撃が目立ったが、同期への思いは

同期の尾藤も秋本も本当に知名度ある選手なので、自分もそれに負けないように頑張っていけたらなっては思います。

──決勝への意気込み

決勝はしっかりと自分たちのバレーを展開して、今のところ去年を決勝の舞台で負けてしまっているので、今年こそは優勝できるように頑張りたいと思います。

#13 尾藤大輝

──今日の試合を振り返って

春リーグ終わってから取り組んできたこととして、サーブの強化とあとは弱いボールを落とさず、トスのところの精度を上げることを取り組んできて、サーブの強化というところは、試合にも結果として現れていたかなっていう中で、その弱いボールが落ちてなおかつ 2本目のトスの精度がそんなに良くないっていう試合だったので、成果も課題もあった試合だったと思います。

──前半に相手のブロックに止められる場面があったが、後半どう修正したのか

春リーグに試合した時、ライトをベースに自分たちが攻撃を作っていたので、対策されるのは分かっていた。1セット目 2セット目で苦しい時間が長かった中で、 3セット目 4セット目で、そういう難打を絡めたりして、あとはリバウンドもらって、自分じゃないところで点数を取ったりとかチームとして点数を取るっていう思考にシフトできた。全部決めようっていうマインドになりすぎずに、こうブロックされる本数とかも減ったのかなと思うので、そういう修正力はちょっと今日は少し自分で褒めてもいいのかなと思います。

──途中出場の坂本選手の活躍はどうだったか

同期が途中から入って活躍してるっていうのは、本当にすごいなって思ってて自分も去年は途中から出場する機会が多かった中で、あまりパフォーマンス出せなかったので、本当にアンディの活躍すごいなって思ってて、まあそうですね、今日は前半ちょっとブロックされる本数も多かったんで、ついていこうっていうか自分も頑張って 3年生がチームを引っ張るっていう気持ちはありました。

──明日の早大戦に向けて

まずはこだわってきたサーブの部分をしっかり戦術的なサーブであったり、威力のあるサーブであったり、そこはコート内で話し合いながら、早稲田大学さんにプレッシャーをかけつつ、今日できなかった弱いボールを逃さないっていうところだったり、それこそ早稲田大学さんはそういうボールを落とさずにその守備の固いバレーをしてくるので、自分たちに与えられるチャンスも少ないと思いますし、ワンチャンスをものにするっていう集中力を高く持って試合していきたいな思います。

◆お知らせ◆
次戦は6月28日(日曜日)に山形市スポーツセンターで行われる決勝戦、対早大戦です。応援をよろしくお願いいたします。

(記事、写真:森本咲羽、加清容子)

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