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チャンスを作るも連続失点、涙の5連敗ー関東大学サッカーリーグ 1部 前期第10節 対国士大

9月12日 茨城県RKUフットボールフィールド

 

▼スタメン

GK 1飯吉将通(商4)

DF 2荒木遼太(経2)、3深澤大輝(経4)、27牛澤健(経1)、6今掛航貴(経4)

MF 14和田悠汰(経3)、26田邉光平(法1)→後半13分、42小島偉央(商3)、13曾根大和(経3)→後半26分、7髙岸憲伸(文3)

FW 10大久保智明(経4)、17鎌田連(法3)→32上村尚輝(商3)、25山崎希一(経1)→後半9分、22鈴木翔太(文2)

 

▼試合結果

中大1−4国士大○

前節の対桐蔭横浜大戦で敗れ、1勝1分け6敗、勝ち点4で1部リーグ最下位に沈む中大。今試合は、勢いのある国士大(2勝2分け3敗、勝ち点8)と対戦した。前節からスタメンを5人入れ替えて挑んだ本試合。スタメンを刷新した勢いで得点し、勝ち点を伸ばしたい。

▲今節の試合に挑む中大イレブン
緊張の前半。先発出場の鎌田は「久しぶりの試合だったので楽しもうという気持ちで入った」と試合に挑んだ。試合開始のホイッスルが鳴ると、場面は開始3分で動いた。序盤から攻め立てる国士大が、左サイドからクロスを合わせシュートを放つも枠外。すると15分、国士大の素早いパスワークに惑わされた中大は、スローインからのクロスを中で合わせられ得点を許してしまう。17分にはスピード感溢れる鎌田が抜け出し、ミドルシュートでネットを狙うも、GKに正面で止められてしまう。その後、中大はゴール前でのチャンスが幾度か訪れたが、ものにできず0-1で前半を終えた。
▲自身のスピードを活かしドリブルする鎌田
追い付きたい後半。前半から続いた国士大の流れを断ち切れず、後半の立ち上がりで2連続失点。この流れを変えたい中大は54分に山崎に代わり鈴木をピッチへ投入。さらに58分には田邊に代わり小島を試合へ投入した。「負けている状況で、とにかく点を取ることを意識して試合に入っていた」(小島)。形勢を立て直すため71分に曽根に代わり高岸を、鎌田に代わり上村を入れ替え、中大は再起を図った。しかし79分、相手の速いプレスに追いつけず、左サイドからクロスを上げられ3点目を奪われてしまう。これに負けじと、中大もパスワークで相手陣営へ攻め入る。81分、高岸のスルーパスに反応した小島がファーストタッチでGKをかわし、力強くボールを蹴りネットを揺らした。小島の放ったシュートで1点を返し、本来の中大のプレーを取り戻した。その後、82分に左サイドから鈴木がドリブルで仕掛け、シュートを放つも枠外。86分には大久保の巧みなドリブルから今掛がゴールを狙うもGKに阻まれてしまう。そして89分、エース大久保が右サイドからのフリーキックを狙うも得点できず、試合は終了。1-4で、涙の敗戦となった。
▲相手GKを前にシュートを決めようとする小島

今試合は小島の活躍で1点を獲得したものの、中大は5試合連続の敗戦となった。残りの試合では、今節の反省と収穫を活かし、勝利を掴みたい。試合終了後、1得点を決めた小島は「課題が多く浮彫りになった試合となってしまいましたが、次節はすぐ来るので前を向いて課題を修正し、なんとしても勝ち点3を取りに行きます」と力強く意気込んだ。次節は9月19日、流通経済大学龍ヶ崎フィールドにて法大と対戦する。

 

記事:「中大スポーツ」新聞部

写真提供:中央大学サッカー部