• Twitter
  • facebook
  • instagram

ランプレーが光った!リーグ戦初戦を白星で飾る!―関東アメリカンフットボールリーグ戦 第1節 対立大

2021年10月3日 アミノバイタルフィールド

待ちに待ったリーグ戦初戦。中大ラクーンズにとって大事なカードの相手は立大。昨年の秋季リーグ戦では試合終了間際に逆転負けを喫した因縁の相手でもある。中大は第1Qに2度のTDを決めるなどの猛攻を重ね、35-15で見事リーグ戦初戦を勝利で飾った。

 

▲緊張感のある中迎えたリーグ戦初戦

 

第1Qはラクーンズの攻撃から始まった。先制点はRB針ヶ谷優太(商4・中大附属)のランプレーから。パスで自陣まで攻め込むと、3yd地点からタッチダウンを成功させた。さらに終盤、52yd地点でQB西澤彗介(商3・中大附属)からRB土屋俊貴(商4・中大附属)にパスが渡ると、フラットゾーンを攻め込み一気にタッチダウンを決める。第1Qに14点を獲得し、序盤から立大にプレッシャーを与えた。

▲チームの司令塔・QB西澤(写真左・背番号10)

第2Qでは開始早々攻撃権を獲得し敵陣陣地を攻め込むと、RB三澤大地(商3・佼成学園)がランプレーを決め貴重な追加点を獲得する。その後、相手QBのフェイクで自陣を攻められたのち、フィールドゴールで3点を奪われるも大きくリードした形で前半が終了する。

 

追加点が欲しい後半。反撃に出た立大は2つのフィールドゴールを決め9-21と巻き返しを狙う。対するラクーンズは固い守りで失点を最小限に抑え、決着は第4Qへと持ち込まれた。

迎えた第4Q。まずは、2年のRB北原健作(経2・佼成学園)がランプレーを成功させる。北原は高校時代、日本代表に選出された実力の持ち主。165㌢と小柄ながら当たり負けしないスタミナとスピードで貴重な追加点を与えた。その後6点を失うも、終了間際にQB小島大地(経3・鎌倉学園)からWR渡辺大二朗(法4・中大杉並)へのパスが決まり、ダメ押しの追加点を決めたところで試合終了。リーグ初戦を見事白星で飾った。

▲試合終了間際に貴重な追加点となるTDを決めた渡辺

 

昨年の秋季リーグ戦では残り数秒で逆転負けを喫した立大相手にランプレーで翻弄し、見事勝利したラクーンズ。次説の相手は強豪・日大。勢いに乗るラクーンズの猛攻に期待したい。

 

◆試合結果◆
〇中央大学RACCOONS35 - ●15立教大学RUSHERS

14  1Q  0

7  2Q  3

0  3Q  6

14  4Q  6

 

◆コメント◆
RB ・針ケ谷優太( 商4=中大附属)
①試合を振り返って
まずは初戦、勝つことができてよかった。対戦相手が立教大学ということで、チームとしても昨年の最終節で負けた分もやり返してやろうという気持ちで試合に臨んだので、それが良い形に繋がったのだと思う。一方で、まだまだできる所、改善しなければならない点も多くあるので、修正して次節の日大戦を迎えたい。

②良かった点
オフェンスとして、ランプレーを継続的に出せた点。
OLが終始losを押し上げてくれたので、RBとしては走りやすかった。個人的には、タックルされても足を動かし続けることで簡単に倒れない走りをすることができたので、その点は良かったと思う。

③次節に向けた意気込み
次節の日大戦もランプレーで圧倒して勝ちます。応援宜しくお願いします。

 

QB・西澤慧介(商3=中大附属)
①試合を振り返って
課題の立ち上がりをテンポ良く進めることができたと思います。しかしパスユニットがまだまだ理想とは程遠く、畳み掛けることができなかったことが反省です。

②良かった点
まずは第一節勝つことができてよかったと思います。要所要所で出たミスを埋めることがこれからの鍵になると感じています。

③次節に向けた意気込み
次節の日大戦まで、日々考えひたむきに努力しオフェンスユニットを引っ張っていきたいと思います。須永ヘッドコーチの元で必ず勝利を掴むので、次節も応援よろしくお願いします。

 

WR・渡辺大二朗(法4=中大杉並)
①試合を振り返って
昨年全敗という形でシーズンを終えたため、勝てて素直に嬉しくホッとした。

②良かった点
試合の入りが課題と言われてる中で、1stシリーズからTDをとれて勢いに乗ることができたところが良かった。

③次節に向けた意気込み
立教戦は、自分たちのミスで得点することが出来なかったことがあったので、日大戦までに修正をして、より多くの得点を奪いたい。

 

RB・土屋俊貴(商4=中大附属)
①試合を振り返って
とにかく楽しむことが出来ました。どのポジションも春からの成長を実感出来たと思いますが、日本一になるにはもっと大きく成長しなくてはならないことは明確であり、次戦までの課題が多いとも思いました。

②良かった点
オフェンスの話になりますが、入りを意識していたため1stシリーズにTD出来たことは非常に良かったと思います。また個人についても、1stシリーズのTDに繋がるプレイが出来たり、独走TD等で勝利に貢献出来て良かったです。

③次節に向けた意気込み
今のままでは、これまでの取り組みでは、勝つことは出来ません。変化を恐れずに、スローガンであるWIN THE DAYを体現し日々成長し続け、必ず勝利します。

 

RB・北原健作(経2=佼成学園)

①試合を振り返って
オフェンスはテンポ良く攻めれたが要所でのミスが目立ったので改善していきたい。

②良かった点
後半が始まって少し波が相手に傾きそうな時に波を断ち切るようなプレーができたこと。

③次節に向けた意気込み
日大は強いですが臆することなく自分のランで勝たせます。

 

◆お知らせ◆
次戦は10月23日(土曜日)にアミノバイタルフィールドで行われる対日大戦(第2節・13:30K.O.)です。

(記事:鈴木佐和、写真:佐藤ちひろ)

Twitter(@chudaisports

Instagram(@chuspo_report