• Twitter
  • facebook
  • instagram

昨季優勝亜大を劇的な逆転勝利で下し開幕3連勝!ー東都大学野球春季リーグ戦 対亜大1回戦

2021年4月5日 神宮球場

チーム 123 456 789=R H E

亜 大 000 300 000=3 7 0

中 大 000 100 050=6 10 2

[中]皆川、石田裕、西舘ー古賀

[亜]松本健、岡留、北嶋、鍵、市川ー井上、向井

[本]〈中〉古賀(8回1点)、高橋隆(8回3点)

◆スタメン◆

1[遊]中川 拓紀(商4=宇治山田商業)
2[指]齋藤未来也(商3=関東第一)
3[捕]古賀 悠斗(法4=福岡大大濠)
4[中]森下 翔太(商3=東海大相模)
5[三]中前 祐也(法2=浦和学院)
6[一]北村 恵吾(商3=近江)
7[右]中田 悠斗(経4=藤枝明誠)
8[二]石井  巧(文2=作新学院)
9[左]佐伯 和希(経2=岩国)

P   皆川 喬涼(法4=前橋育英)

開幕カードを2戦連勝と幸先の良いスタートを切って迎えた2カード目、昨季は優勝を果たし力のある亜大との戦いは今季の山場と言える。予想通り、序盤は苦しい展開となったものの主将の古賀が「こういう試合を取らないといけない」とチームを鼓舞し、粘り強さを見せると8回に本塁打2本など反撃を見せて逆転。ビハインドを跳ね返して見事な勝利を挙げた。

前半は皆川と今季初先発の松本健(亜大)の両投手がテンポよく球を投じていき、両チーム得点のまま3回を終える。

▲序盤に圧巻の三振ショーを見せた皆川

試合が動いたのは4回表。3回を投げて5奪三振と安定していた皆川は二死走者なしから四球でランナーを出すと、亜大打線につかまり味方の失策も重なって3点の先制を許してしまう。4回裏には北村の犠牲フライで1点を返すも、亜大に主導権が渡る展開となる。

それでも5回表から登板した石田裕太郎(経2=静清)が二死満塁の場面で当たっていた天井を三振に切って取るなど粘りのピッチングもあり、追加点を許さないまま試合は終盤へ。打線の奮起に望みをかける。

▲ソロ本塁打を放つ古賀

迎えた8回裏の攻撃の先頭は古賀。「自分が打てばチームに勢いがつく」(古賀)一打席にかける思いを持って振りぬいたバットはインコースの直球をスタンドまでもっていった。主将のホームランを口火に勢いづいた中大打線は森下、中田の四球でランナーを貯めると、石井が中前打を放ち、同点に追いつく。依然チャンスが続き、二死一、二塁の場面で佐伯に代わって打席へ送り出されたのはチームの皆が打力を認めるという高橋隆慶(文2=明秀日立)だ。「思い切っていけ」(清水監督)と声をかけられた高橋隆はリラックスして打席に入る。ファーストストライクを思い切って振りぬくと、「(打った瞬間)外野の頭は超えると思った」と手ごたえ十分の大きな当たりはスタンドへ飛び込み、勝ち越しの3点本塁打となった。

▲値千金の本塁打を放ち喜ぶ高橋隆

高橋の3点が決勝点となり、中大は開幕から負けなしの3連勝で首位をキープ。その勢いは止まる気配を見せていない。

 

◆試合結果◆

中大6-3亜大● (中大3勝0敗)

 

お知らせ

次戦は4月9日に9:00から神宮球場にて行われる対亜大2回戦です。

 

記事・写真:「中大スポーツ」新聞部