2021年9月21日 神宮球場
チーム 12 3 456 789 =RHE
中 大 000 000 000 =030
日 大 000 000 01× =140
[中]石田裕、西舘ー古賀
[駒]赤星ー友田
[本]なし
◆スタメン◆
1[遊]中川 拓紀(商4=宇治山田商業)
2[左]齋藤未来也(商3=関東第一)
3[中]森下 翔太(商3=東海大相模)
4[捕]古賀 悠斗(法4=福岡大大濠)
5[一]北村 恵吾(商3=近江)
6[三]中前 祐也(法2=浦和学院)
7[指]佐野 涼弥(経3=浦和学院)
8[二]石井 巧(文2=作新学院)
9[右]中田 悠斗(経4=藤枝明誠)
P 石田裕太郎(経2=静清)
開幕カード連敗スタートとなり、なんとしても白星が欲しい中大は、駒大2回戦でエース・皆川喬涼(法4=前橋育英)の後を受けて好救援を見せた石田裕を今季初の先発に抜擢し、日大との一戦に臨んだ。
石田裕は初回、先頭バッターにヒットを許すも3番峯村(日大)を併殺打に打ち取り、立ち上がりを0点に抑える上々の立ち上がり。3回裏はわずか5球で相手打線を抑えるなど今日も安定した投球を見せる。
▲7回2/3を1失点に抑える好投を見せた石田裕
石田裕の好投に応えたい打線だったが、エース・赤星(日大)を打ち崩すことができない。4回までノーヒットに抑えられ、5回に北村がチーム初ヒットを放つが、続く中前が併殺打に倒れチャンスが繋がらない。
それでも7回、1アウトから齋藤がヒットで出塁すると、続く森下もフォアボールを選び一死一、二塁のチャンスをつくると、打席に立ったのは主将の古賀。エースと4番の対決に球場のボルテージは高まったが、このピンチを受けてさらにギアを上げた赤星の低めのカットボールに手が出て空振り三振に倒れると、続く北村もショートゴロに倒れ無得点に終わる。
▲2番レフトで今季初先発の齋藤。持ち前の俊足でチャンスを広げた
その裏、石田裕が赤星に負けじと3者連続三振で相手打線を抑える。「相手が赤星さんだったので、1点2点のゲームになる。絶対に先に点を与えないという気持ちで投げていた」とその言葉通り、相手エースに食らいつく投球を見せた。
8回裏、先頭打者にツーベースを打たれピンチを迎え、二死までこぎつけるも2番菅原(日大)にセンター前へタイムリーを打たれ先制を許してしまう。「あのピンチでもう一段階ギアをあげる必要があったが、3ボールにしてしまい自分有利のカウントにできなかったのが悔しい」(石田裕)と振り返った。
9回代打の櫻井亨佑(商1=習志野)がヒットで出塁、続く中川がバントでランナーを進めると、今日はベンチスタートとなった髙橋隆慶(文2=明秀日立)が代打で登場。一打同点の場面であったが、相手の好判断もあり併殺打に倒れゲームセット。2試合連続となる完封負けを喫した。
開幕3連敗と厳しいスタートになってしまったが、まずは23日の試合に勝って連敗を止めてほしい。
●中大0-1日大◯(中大0勝3敗)
次戦は9月23日、14時半に神宮球場にて行われる対日大2回戦です。
(記事:小野祐司)