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春季リーグ開幕直前インタビュー①~甲子園から戦国東都へ!大型ルーキー編

昨年の秋季リーグ戦では最下位タイと雪辱を味わった中大硬式野球部。「東都大学野球」改め、「プレミアムユニバーシティーズ」として迎える初めてのリーグ戦は4月2日(月)に大分県の別大興産スタジアムで開幕予定です!そこで今回は全5回にわたって、計14名の選手のインタビューをお届けします!第1回目の今回は、ルーキー特集!昨年まで中大のエースとして活躍した皆川喬涼(令4卒)の弟・皆川岳飛(経1=前橋育英)と名門・浦和学院で二刀流として活躍した三奈木亜星(商1=浦和学院)の2選手です!

※※感染防止対策を十分に考慮した方法で取材を行っております

 

〈皆川岳飛〉(聞き手、構成:為谷楓太)

▲「岳飛」という名前には大きな岳(壁)も乗り越えてほしいという意味が込められている

 

──入学前の中大のイメージは
練習風景を見ていてもすごく楽しそうだな思いましたし、一人一人個人個人の課題に向き合って練習に取り組んでいた姿勢というのが外から見られたってのもあったのでそういうのを見て(中大を)選びたい理由の一つでもあったのでまあそういうのは見受けられたかなと思います

──兄の喬涼(令4卒=東京ガス)さんは岳飛選手にとってどんな存在か
兄弟でありながら、いいライバルというか色々な部分で刺激を受けながら、ピッチャーと野手で違うんですけど、その分こういうピッチャーだからどう打とうとかそういうのも感じましたし中大でエースを背負ってきた選手だったので、ものすごく尊敬しますし、これからこの4年間で抜かしていきたいと思います

──同じ群馬から綱川(真之佑・経1=健大高崎)君、根岸(拳心・経1=関東学園大附)君が中大へ進学。ライバルだった選手が仲間になることはどう思うか
一つのチームで一緒にやるということで仲間ですし、なおかつライバルなので同じポジションの根岸だったりとかも切磋琢磨(せっさたくま)しながらひとつのレギュラーを勝ち取る意味でもいい刺激を受けながら、練習をして同じ舞台でプレーできればいいなと思います

──大学野球が始まって高校とは違う点はあるか
一つ一つの基礎的な部分も違いますし、キャッチボールからアップからにしてもやっぱりレベルが高いなというのがあったのでそうゆういいところを盗んで行って、自分の実力に変えていきたいです

 

──野手として大学野球のピッチャーと対戦して高校とは違うな? と感じる部分はあるか
体格もそうですし、ストレート、変化球のキレだったりとか同じボールにしても間だったりとかテンポを変えられてタイミングをずらしてきたりとか、そういうピッチャーも多いのでやっぱり違いはあるかなと思います

 

──自分のアピールポイント、強みは
守備だったらやっぱり守備範囲で、センターなのでしっかり周りに声かけていって、どんな体制からでも強い送球ができて絶対ランナーを先に進めないというところと打撃はツーストライクに追い込まれてからでもしっかり粘ってツーアウトからでも塁に出てピッチャーにプレッシャーかけられるようなバッターになっていきたいと思います

 

──春リーグに向けての目標
まずはベンチ入りというのを目標に掲げて、練習を1秒も無駄にせずにしっかりと春リーグという期間が決められてる中で自分ができることをしっかりとやって、レギュラーを勝ち取って1年生から周りにプレッシャー与えられるような競争をしていきたいと思います

 

──意識している同期や先輩は
森下(翔太・商4=東海大相模)さんとかは4番打ってる選手なので軸も全然ブレないですし、自分のタイミングだというか自分のゾーンで打てているのでいい刺激になっています

 

──大学野球4年間の目標と将来的なビジョンは
4年間でしっかりと高校でできなかった基礎的な部分を見つめ直して、4年後必ずプロの世界で戦いたいっていうのはもちろんあるんですけど、その中でもしっかり野球の技術面でも、人間性でも大学生らしい人生というか生活をしていきたいと思います

 

◇皆川岳飛(みなかわ・がくと)◇

学部学科:経済学部・経済学科
身長・体重:181㌢・81㌔
出身高校:前橋育英高校

 

〈三奈木亜星〉(聞き手、構成:鈴木佐和)

▲高校までは二刀流として活躍した三奈木だが、大学では投手に専念する

──浦和学院での3年間を振り返って
きつい環境で練習も大変だったのですが、甲子園という目標に向かって練習していく中で最終的に出ることができたので良かったと思います

 

──甲子園の舞台に立ってみて
甲子園では勝つことはできなかったのですが、野球が楽しいと感じるところでした。
一番感じたのが、時間が経つのがあっという間だったところです

 

──中大野球部には浦和学院出身の選手(佐野涼弥(商4)、中前祐也(商3)、美又王寿(商2)、松嶋晃希(商1))が各学年にいるが
中前さんとは同部屋なのでいつもお世話になっていて、一番信頼している先輩です。美又さんは同じピッチャーとしてプレーしていたので、一緒にいて楽しいと思える先輩です

 

──中大野球部に入部してみて仲のいい先輩、同期は
ピッチャーの先輩はみんな良くしてもらっています。同期では同じ浦学の松嶋です

 

──中大に入る前と入った後のイメージについて
入る前は変な意味ではないのですがプレーの中で上下関係があると思ったのですが、そういうのがなくて思っていたよりも野球がやりやすいです

 

──さまざまな選択肢があるなかで中大を選んだ理由
練習会に参加したときにチームの環境が良くて、この環境だったら成長できると感じたのが大きかったです

 

──大学の4年間の目標、卒業後について
個人としては大学No.1のピッチャーになることで、チームとしては日本一を獲ることです。卒業後は、プロ野球選手になることが夢だったのでそれを目標に頑張りたいです

 

──自分のアピールポイントってみて
ストレートと思い切り投げることに一番自信を持ってやっています!

 

──最後に1年目の目標をお願いします
まずはメンバーに入ることが一番だと思っています。もし試合で投げることがあったらチームの勝利に貢献することが今の目標です

 

◇三奈木亜星(みなぎ・あせい)◇

学部学科:商学部・国際マーケティング学科
身長・体重:178㌢•80㌔
出身高校:浦和学院高校