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強敵明大に対し5TDで白星!全日本選手権に向けて好発進—関東学生アメリカンフットボール秋季リーグ戦 対明大戦

2026年10月3日 東京都・アミノバイタルフィールド

秋晴れの空のもと、秋季リーグ第4節明大戦の幕が開けた。前節の早大戦で惜敗した中大は全日本大学選手権に向けて一戦も落とせない状況である。試合開始直後WR吉原聖也(商4)のビッグランで先制すると、QB小野一真(法3)を中心としたオフェンスで試合を優位に展開していく。後半では一時逆転を許すも、執念のディフェンスとオフェンスで再びリードを奪い、最後は主将・上村聖哉(商4)のタッチダウン(以下、TD)が決勝点となり強豪明大相手に勝利を収めた。

第1クオーター(以下、Q)、中大の攻撃で始まると試合は早々に動いた。2ndダウンで小野からパスを受けた吉原が迫りくるディフェンスを次々とかわすビッグプレーでTD。試合開始わずか1分足らずで先制した。しかし、Q終盤に相手QBからWRにパスがつながると、空いたスペースに入り込まれ同点のタッチダウンを決められる。▲試合開始とともにTDを決めた吉原

迎えた第2Q、小野と吉原のホットラインを中心にオフェンスを組み立てると、着実に1stダウンを更新していく。小野の強みでもあるパスとQBランを織り交ぜた攻撃で一気に相手陣地に入りこむと、最後はRB山口典誠(商3)がダイブしTDラインを割った。再び優位に立った中大はディフェンスで相手の1stダウン更新を防いでいく。中央の50㍎付近での攻防が続くが、前半終了間際に明大が4thダウンでフィールドゴールを選択。わずかにリードを縮められ14-10で前半が終了した。▲多彩な攻撃を見せた小野

リードして折り返した後半。RB宇野(明大)のランプレーとTE田原(明大)へのパスを中心とする明大のオフェンスに苦しめられ陣地を進められ続け、後半開始から5分経たないうちにRB宇野にTDを決められ逆転を許す。

 この試合で初めてビハインドの状態で迎えたオフェンス。中大は3rdダウンから2回の1stダウンを獲得するなど粘り強い攻撃を見せる。そして敵陣30㍎付近からの攻撃、小野はパスの出しどころがなくランの姿勢に入るかと思われたが、エンドゾーンでフリーになっていた吉原へパス。このパスが通り、20-17と再び中大がリードを取り返す。

 しかし、明大も反撃に出る。第4Q試合終了まで残り9分25秒のところでゴール前1㍎まで攻め込まれRB宇野が左側展開。TDを奪われ再び逆転を許す。

 勝利するためには攻めるしかない中大は、試合時間残り4分30秒、敵陣20㍎まで攻め込む。2nd&6で小野は山口にボールを預けたように思われたが自分で持ったまま右へ展開。エンドゾーン手前でタックルを受けるも倒れず、そのままTD。この試合5度目となる逆転は小野のランから生まれた。

▲エンドゾーンへ走り込む小野

何としてでも抑えたい明大の攻撃。3rd&2で相手のランプレーをDL北浦吏紀(文4)が止めノーゲイン。続く4th&2、明大はフェイクを入れQB関根がボールを持って走るがこれをDB上田将哉(商2)がタックル。1stダウンを与えず中大に攻撃権が移る。敵陣29㍎付近からの攻撃となった中大はパスとランを組み合わせゴールライン手前まで攻め込む。ここでRBに主将・上村聖哉(商4)。ダイレクトスナップを受け取るとエンドゾーンへダイブ。ダメ押しとなるTDを奪い試合を決定づけた。ラストプレーでTDを奪われるも34-30で勝利。昨年全日本選手権に出場した明大相手に勝利を収めた。

▲相手の4thダウンを防ぎ喜ぶ上田(右)

 しかし、試合後吉原も山口も勝利に喜ぶが「詰めが甘い部分があった」と満足する様子はない。中大史上初の全日本選手権出場へあと3つ。負けられない戦いに挑む。

◆試合結果◆
〇中大34-30明大●

(記事:沼澤春日、紀藤駿太 写真:比留間柚香、沼澤春日、紀藤駿太)

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