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序盤の苦戦を立て直し見事勝利を飾るー第98回関東大学バスケットボールリーグ戦 対神奈川大二回戦

2022年11月5日 駒沢オリンピック公園総合運動場屋内球技場

リーグ戦も残り2試合となった中大。ここで勝利を収め、最終戦へとつなげたい。

スターター

#2内尾聡理(商3)、#21渡部琉(商4)、#28濱野裕稀(総4)、#42山崎紀人 (商1)、#47 吉田崇紘(法4)

第1クオーター(Q)、神奈川大は序盤から3点シュートやバスケットカウントで点差を広げる。対する中大も#47吉田のバスケットカウントや#28濱野の3点シュートで着実に得点を重ねた。第1Qは13ー14と神奈川大リードで終えるも#28濱野は「よくないオフェンスをしてしまい相手に流れを渡してしまった」と反省を語る一方で「悪いディフェンスではなかった」と話した。

#47吉田とともに活躍を見せた#28濱野

神奈川大のバスケットカウントから始まった第2Q序盤、中大も#60蒔苗勇人(商3)の3点シュートで神奈川大に食らいつき、両者一歩も譲らない試合展開となった。しかし中盤から、またも#47吉田のバスケットカウント、#28濱野の連続得点とここでも二人の活躍が目立った。Q終盤は中大ペースで試合が進み、35ー23と大幅に点差を広げ前半を終えた。

第3Qでは前半同様#28濱野の得点で流れを維持。さらに#0樋口蒼生(文3)の攻めのプレーや#21渡部がバスケットカウントを決め勢いは止まらない。対する神奈川大も確実に得点を重ねるが、中大はリードを保ち55ー40で最終Qへ。

今試合両チーム最多21得点を決めた#47吉田

第4Q、#0樋口が3点シュートを決める活躍や、#42山崎紀人(商1)や#11オヌ太郎(商2)も得点し衰えない中大。一方で神奈川大も三連続3点シュートを決めるなど粘りを見せるも、最後は#22島崎輝(商1)の得点で試合終了。第1Qと最終Qでは互角の戦いとなったが、最終的に73ー59とリードを守りきった中大が勝利した。

3点シュート1本を含む11得点を挙げた#0樋口

前半、相手に苦しめられた状況から立て直した今試合の展開について「ゴール下で攻守共にチームを支えられた」(#47吉田)、「シュートタッチが悪くなかったので、空いたら積極的に狙おうと思っていた」(#28濱野)とメンバー個々人のプレーに対する意識があったとともに、#28濱野は「ディフェンスから速攻を意識していた」と話し、#47吉田は「全員で守って全員で走ることができた」と話すように、チームプレーができたことが今回の勝利につながったと言える。

次試合はリーグ戦最終試合であり、インカレにおけるシード権獲得のための重要な試合でもある。今試合での収穫と課題を活かし、有終の美を飾りたい。

◆試合結果◆
中大73(13-14、22-9、20-17、18-19)59神奈川大●

◆お知らせ◆
次戦は11月6日(日)に駒沢オリンピック公園総合運動場屋内球技場で行われる対早大戦です。

(記事:桑沢拓徒、写真:村上健太)