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わずか2点差の激闘を制し2巡目連勝を果たすー第99回関東大学バスケットボールリーグ戦 第15節対明大

2023年10月21日 筑波大

2巡目初戦で江戸川大を下し、順調な滑り出しを見せた中大。今試合は相手に明大を迎える。1巡目では78-75と接戦を制しており、初戦の勢いそのままに連勝を目指す。

スターター

#0樋口蒼生(文4)、#2内尾聡理(商4)、#11オヌ太郎(商3)、#22島﨑輝(商2)、#25西村慶太郎(経3)

第1Q、最初の得点を明大に許すも、直後の攻撃で#22島崎の3点シュートで取り返すと、さらに#2内尾の得点に続いて#22島﨑が3点シュートを沈める。#0樋口も明大の厳しいディフェンスの中でシュートを決めるなど、安定したスタートをきった中大。Q中盤からは、交代で入った#77宮内柊人(商2)が#11オヌのパスを受け3点シュートを決め、直後にレイアップで得点と活躍を見せ明大にタイムアウトを取らせる。Q残り30秒で#2内尾が3点シュートを決め、23‐12と中大リードで第2Qへ。

第2Q、序盤は両チームともにローペースで試合が進行し、明大に3点シュートを許す場面も見られたが、#25西村、#0樋口の3点シュートで引き離す。しかしその後は中大の得点になかなかつながらず、明大が得点やフリースローを重ねる展開になるも、リードは守りきり37‐25で前半を終えた。

▲ゴール下での存在感を見せた#11オヌ

第3Q、最初の得点を#22島﨑が3点シュートを決めるも、対する明大が着実に点差を縮めていき、中盤までに5点差まで迫る。中大はタイムアウトを取り、直後に#13小川翔矢(商3)のカットから#11オヌの得点と引き離しを図るも、粘る明大に連続得点を許し、拮抗した試合展開に。Q終了時点で50-50と同点のまま最終Qを迎える。

チーム最多16得点を挙げた#22島﨑

第4Q開始直後に、明大に3点シュートを決められついに逆転を許した中大。負けじと#77宮内がフリースロー、連続得点で5点を挙げ同点まで取り戻す。さらに#0樋口、#13小川の3点シュートが決まり、リードを広げるも#13小川のファールによるフリースローで再び同点に。試合時間残り3分。ここで#2内尾のバスケットカウントが決まり勢いづき、#16栃木のパスを受けた#22島﨑がしっかりとシュートを決める。しかし残り30秒ほどのところで明大の3点シュートにより69-69と同点となった。何としてもリードしたい中大。試合終了の6.5秒前、ドライブで切り込んだ#2内尾がファールを受け、フリースローに。これを確実に決め71-69と中大が連勝を果たした。

▲フリースローを決め中大の勝利を決めた#2内尾

「1巡目のときに、リバウンドのところで相手に勢いを持っていかれた部分があった」(#16栃木)、「リバウンドがこの前20個くらい差があって負けていた」(#22島﨑)とともに前回の明大戦の課題にリバウンドを挙げたが、#16栃木は今試合ディフェンスリバウンドを7回取っており、これは中大、明大の選手の中で最多である。自身も「ディフェンスの面で、リバウンド絶対に取られないというところは意識してできた」と振り返っており、#22島﨑も「自分や栃木さんがちゃんとボックスアウトして、リバウンドを良くすることができた」と評価している。

見事2巡目で初戦に続き明大戦でも勝利を収めた中大。下位リーグも強豪ぞろいで厳しい試合が続いていくが、このリーグ戦で良い結果を残し、その後のインカレにつなげられるよう一層の期待がかかる。

◆試合結果◆
〇71中大(23-12、14-13、13-25、21-19) 明大69●

◆お知らせ◆
次戦は10月22日(日曜日)に筑波大で行われる対神奈川大戦です。

(記事:桑沢拓徒、写真:桑沢拓徒、佐藤友香)

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