2022年11月6日 東金アリーナ陸上競技場
▼スタメン
GK
猪超 優惟(商3)
DF
荒木 遼太(経4)
加納 直樹(総政3)→原 圭佑(商1)
牛澤 健(経3)
岡井 駿典(法4)
MF
豊田 歩(総4)
田邉 光平(法3)→ 原 圭佑(商1)
湯谷 杏吏(経2)→大窟 陽平(文2)
FW
有田 恵人(文3)→ 加納 大(商2)
勝浦 太郎(総4)→ 星野 創輝(商2)
家坂 葉光(文2)→ 鈴木 翔太(文4)
▼試合結果
〇中大3ー1関東学大●
得点者:有田恵人(前半27分)、田邉光平(前半32分)、勝浦太郎(後半14分)
5連勝と好調の中大は、1部昇格、2部優勝に向けて何としても勝ち点3が欲しい今日の1戦。相手は前回対戦で6-0と大勝した関東学院大学。
序盤は相手のコンパクトな守備からのプレッシャーに苦しみ思い通りにボールを回すことができない。それでもFW陣が前からのプレッシャーをかけてショートカウンターの形で何度かチャンスを作り相手ゴールに迫る。左サイドからのクロスがフリーの有田の前に来るもシュートが打てず得点にはならない。しかしその直後の前半27分、カウンターから有田がボールをゴールの左隅に突き刺し、先制点をとることに成功。
▲シュートを打つ有田
同32分、豊田のクロスに田邉が頭で合わせて追加点をあげ、試合を2-0とする。しかし、同42分には左サイドで家坂が激しいチャージを受ける。相手にイエローカードが出るもそのまま家坂はピッチを後に試合はこのまま2-0で前半を折り返した。
▲クロスを上げる田邉
後半序盤も相手のプレッシャー、ボール回しに翻弄され、なかなか自分たちの良さを出せない。しかし、高い位置からのプレッシャーでボールを奪い、追加点を狙う。後半14分、シュートのこぼれ球に反応したストライカーの勝浦が3点目を奪うそとの直後には鈴木がカウンターで持ち上がりバイタルエリア付近でカットインし左足でシュート。これは惜しくもクロスバーの上へ。
▲シュートを打つ勝浦
しかし、その後は相手ペースでゲームが進む。同24分、相手のミドルシュートがゴール右端に吸い込まれて、1点を献上してしまう。すると相手は勢いに乗り何度も中大ゴールに迫る。同32分には中大ベンチが動く。MFの田邉に変えて、DFの原を投入するのとで、システムを5バックに変更しブロックを固める。その後も相手に攻め込まれるシーンが続くも、キャプテンの岡井を中心としたDF陣が奮闘し、失点を許すことなく3-1で試合を終了する。
▲試合後勝利を喜ぶ岡井
2部優勝、1部昇格に向けて大きな勝利を飾り、リーグ戦怒涛の6連勝。この勢いのまま最終節の産業能率大戦へ臨みたい。
▼試合後コメント
宮沢監督
―今日の試合を振り返って
狙いとするポゼッションとしては関学さんのほうが上手くて、中々ボールを奪えなかったのですが、ボールを奪った後の速い攻撃というのはねらっていので、それで得点をとれたことが勝因だったのかなって思います。
―今日のチーム全体の戦術というのはどのようなものでしたか
ボールは握りたいというのはコンセプトだったのですが、相手がいるスポーツですのでそれに対応して粘り強いいい攻撃に繋げようという話はしていたので、それが上手くはまって、選手たちがよく頑張ってくれたので良かったなって思います。
―重要な一戦だったと思うのですが、そこのメンタル的な部分やチーム全体の雰囲気はいかかがですか
練習の時からいい雰囲気でできていたので、自信もって彼らを送り出したのですが、苦しいゲームの中で最後まであきらめずに戦えたことがよかったのかなと思います。
―得点をした選手の評価は
有田選手に関しては最初のチャンスでシュートを打てなかったので、シュートを打てとは言って、その後で得点を決めてくれたのは非常に良かったなと思います。彼のスピードをもっと活かせるドリブル突破であったりコンビネーションで突破だったりをできるようなシーンをもっと作れるようにしていかなくてはいけないのかなと思います。
田邊選手は阿吽の呼吸ように息の合った二人のゴールで田邊選手のヘディングはなかなか珍しいのでよく決めたなと思います。あの二点目は非常に大きかったと思います。
―次戦にむけた意気込み
自分たちの力で勝利をつかんでいきたいと思います。前回の対戦では負けているので、そのリベンジを兼ねて勝利したいと思います。
岡井選手
―試合をふりかえってみて
相手が自分たちよりもボールを持ってくることは想定できていたので、守備からいい攻撃をしようと、試合前からチームで話し合っていたことが活きて3ゴールとることができたので、いい試合ができたのではと思います。
―今日の試合のご自身の評価は
守備では相手を抑えるシーンがあったのですが、攻撃の部分であまり関われなかったので、次の試合ではそこで結果を出せるようにしたいと思います。
―次の試合に向けた意気込み
ほかの試合関係なく勝って優勝を決めて今シーズンを終えたいと思います。
勝浦選手
―今日の試合を振り返って
今日は苦しい試合だったと思います、前線からいこうとチームで決めてたのですが、それを相手に回避され、プレスバックしてという試合だったので、苦しいところで皆で勝ち切れることができてよかったと思います。
―ご自身の得点シーンを振り返って
何度かチャンスはあった中で決めきれなかったのですが、絶対チャンスはあると思っていました。シュートを打った瞬間こぼれると思ったので、そこをつめることができてよかったです。
―守備の部分で意識したことは
最近の得点シーンのほとんどが奪ってからのカウンターだったので、僕がスイッチ役でもあるので、そこは意識しました。でも今日は相手が上手かったので周りと声を掛け合いながら、良いタイミングをみつけようと意識しました。
―ご自身の目標
得点王も狙えなくはないので、そこは貪欲に目指しつつ、1番はチームの勝利に向けて走って走って走って、球際切り替えて自分のゴールで勝利出来たらなと思います。
(記事:石井悠樹、写真:本國大和、石井悠樹)