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星野のゴールで3連勝目を飾り、3位をキープ!ー関東大学サッカーリーグ戦1部 第17節 駒大戦

2024年10月12日 東京都・AGFフィールド

スタメン

GK

岩瀬 陽(経3)

DF

鈴木 登偉(商4)

大野 篤生(経4)→中光 叶多(商1)

中嶋 基至(文4)

MF

長澤 圭剛(文4)→常藤 奏(経2)

湯谷 杏吏(経4)

小川 嵩翔(商4)

家坂 葉光(文4)

FW

加納 大(商4)→杉山 耀建(国経3)

持山 匡佑(商3)→田中 幹大(商3)

星野 創輝(商4)

 

▼試合結果

○中大1―0駒大●

得点者:星野 創輝(後半3分)

15、16節を連勝で迎えた中大はAGFフィールドで駒大戦に臨んだ。6月に行われた試合では押し込みながらも勝ちきれなかった相手に勝利し、3位をキープしたいところ。スタメンは前節同様、好調の星野や決勝点を挙げた加納をはじめとした、4年生中心の布陣で臨んだ。

▲試合前のスターティングメンバー

前半序盤はクロスやロングボールを多用してくる駒大にチャンスを作られる。前半5分、相手GKのロングフィードから左サイドを崩され、PA内でシュートを打たれる。いきなり決定機を作られるも、ここは右SB長澤がブロック。こぼれ球を再び打たれるも、GK岩瀬がビックセーブを見せチームを救う。立ち上がりこそ危険なシーンを作られたが、中大は持ち前のポゼッションサッカーで徐々に試合を支配していく。同11分、左サイドで抜け出した家坂が鋭い切り返しから左足でシュートを放つ。これを相手GKが弾き、こぼれ球を長澤が詰めるもポストに阻まれてしまった。前半一番のチャンスであったが、決め切ることはできなかった。

その後は駒大のロングキックを両CBがことごとく跳ね返し、ほとんどの時間ボールを握っていた中大。それでも駒大の強固な守備を崩せず、なかなかシュートまで持っていくことができない。両チームともに決め手を欠き、前半をスコアレスで終えた。

▲安定した守備を見せた主将大野

後半早々試合が動く。後半3分、中大が回していたボールをセンターサークル内で鈴木が受け取ると、ペナルティエリア近くのレフト側にいた持山にロングパス。マークしていた相手を巧みにかわし、ゴールエリア内にいた星野へクロス。星野がそこにうまく頭で合わせ先制点を獲得した。

▲先制ゴールを決めた星野

その後は攻守の交代が速い試合展開が続いた。中大にも同33分にはレフト側からの走り込みによって、同41分にはライト側からの走り込みによってそれぞれチャンスが訪れるが、点数にはつながらなかった。両チーム点数を追加することはできずに6分間のアディショナルタイムに入ると、中大は守りに入った。星野、小川、田中が、ライトコーナー付近でボールを守る。ボールを相手が奪おうとするも、奪いきれず、時間をうまく稼いだ。そのまま試合は1-0で終了し、中大はリーグ前半戦で惜しくも同点で終わってしまった駒大に勝利を収めた。

3連勝目となった今試合、試合後星野は、次節に向けて「今シーズン初の 4 連勝したいと思ってます。」と意気込みを語る。勢いそのまま、流経大戦につなげてほしい。

▼試合後コメント

宮沢監督

——今日の試合を振り返って

危ない場面がありましたが、前節同様に全員で粘り強く闘えたので無失点で勝利を掴むことが出来ました。

——相手のフィジカルに対してどのような対策をしたか

ロングボールとセットプレー対策をして臨みました。ロングボールに対して2人で行かずにアタックとカバーと挟み込むことを集中力高く出来たと思います。

——ここ数試合は4年生が大部分を占めるスタメンとなっているが、どのような評価をしているか

残り試合が少なくなってきている中で、4年生の強い意志や頑張りが試合や練習で体現してくれているので、4年生中心のメンバーで闘い結果も出ている状況です。

—— 2試合連続の完封勝利となったが、守備の面で強化している部分は何か

対人練習とクロス練習を多く取り組んでおり、粘り強く守備が出来るようになってきた成果だと思います。

—— 残りの試合に向けて

流通経済大学との試合も、これまで積み重ねてきたものを全て体現し、勝利を掴めるように頑張ります。

 

中嶋選手

——今日の試合を振り返って

立ち上がりに危険な場面を作られたものの、そこからは自分達のペースで試合を運べました。
試合の入りの悪さを後半修正して、点を取れたことは、チームとしても自信になるものになりました。また、集中して無失点で終われたことは大きな勝因だと考えています。

——前半、危険なエリアでも後ろから繋いでいたことについて、どのような意識共有があったか

立ち上がりにピンチを作られ、自分たちのリズムができていなかったので、駒澤大学の土俵で戦わないためにも、ボールを持つことで主導権を持った試合にしていきたいと考えていました。

——終盤、セットプレーを含め押し込まれたなかで、無失点勝利につながった1番の要因は何か

チーム全体として集中して、細かい部分をサボらずスキを見せずに戦えたことが要因だと考えています。また、難しい時間帯で途中出場してきた、カナタを中心とした選手達が、しっかりと仕事を果たしてくれたおかげだと思います。

—— 残りの試合に向けて

まずは残りの5試合、そしてその先のインカレを含め、一つでも上に行くために、これで満足することなく、より強いチームに成長していけるよう頑張ります。
怪我人も復帰するので、競争力のあるチームを目指して、慢心することなく、地道に積み上げていきたいです。これからも熱い応援よろしくお願い致します。

 

星野選手

——どのような意気込みで試合に臨んだか

このまま上位で終わる可能性を残すためには、もう連勝するしかなかったので、今日は絶対3連勝する気持ちで試合に臨みました。

——試合振り返ってみて
立ち上がりあまり良くなく、キーパーがビッグセーブしてくれて、その後自分たちの流れに持ってこれたのはやっぱり成長だと思います。そのまま後半の立ち上がり先制取れましたけど、その後もっとギアあげて 2 点3点いかなければならない中で、ギア上げきれずそのままズルズルいって 1−0 で終わってしまいました。守備はゼロで抑えられたんですけど、そこはまだ自分たちの課題かと思います。

——得点シーン振り返って
もっち(持田選手)がサイドで持って、もっちもいいキック持ってるので。相手もボールウォッチャーで、ボール持ったらファーって要求して、それでいいボール来てくれたので、狙い通りでよかったと思います。

——相手CBとのマッチアップについて
シンプルに競るだけじゃ負ける時もあると思ったので、相手の懐に入った方が相手も嫌かなと思って。それもある程度うまくいったと思ってます。

——今シーズンの得点数について

今までで6得点挙げているので、プロに行く前にしっかり2桁取って、結果で示してそのままプロに行きたいと思ってます。

——次節に向けて
今3連勝していて、落とせない試合であるので、絶対に油断しないで臨みたいです。いつも通りの自分たちが積み上げてきたプレイを出せば自ずと勝てる相手だというのは全員分かっています。そこでしっかり勝って、今シーズン初の 4 連勝をしたいと思ってます。

 

 (記事:渋谷海翔、大澤晶 写真:石井悠樹、琴寄永里加)

 

この試合の見逃し配信はこちらから

 

<次節情報>

10/19(土) 14:00 vs流通経済大学 @RKUフットボールフィールド