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春リーグ2連勝!監督も「良いゲーム」だったと称賛-関東学生ハンドボール連盟春季リーグ対立教大

2023年4月16日 中央大学多摩キャンパス

春リーグ白星発進となった中大ハンドボール部は立教大と対戦。連日に渡った試合に疲れを見せること無く前半から隙のないディフェンスと持ち前の攻撃力で相手をロースコアで抑え、32ー18と快勝。2連勝目をあげた。今試合は前後半で出場メンバーの入れ替えが激しかったが、順調に点を重ねリードを大きく広げ、勝利をつかみ取った。実方智監督が「出たメンバーが自分の実力を発揮してくれて、すごい収穫のあるゲームとだった」と語り、新体制に大きく期待ができるものとなった。

▲フリースローを決める上山陽平(総4)

前半は立教大に先制点を許すも、泉本心(法3)を始め、高橋侑吾(文3)や上山陽平(総4)がシュートを決め得点を量産。徐々に点差を広げ、試合の流れを自分たちのものにする。監督も「何よりもディフェンスが良かった」と語るほど守備が上手く機能したのとGK野上遼真(総4)の好セーブが何度も続いたことにより相手に点を許さない場面が続き、15―10で前半を折り返す。

▲ディフェンスをぬってシュートする泉本

後半開始3分で泉本、瑞慶山充貴(法3)が続けてゴールを決め後半も中大に流れを作った。相手の積極的な攻撃があるも、「キーパーの野上が今日は止めまくりだった。もともと上手いんだけどあんなに取ったのは多分初なんじゃないかな。キーパーが取ってくれると楽なので、最後のディフェンスと言われているのもあって、相手をロースコアで抑えられた感じですね」と実方監督が評価するように、野上の強いディフェンスで相手に点を譲らないまま、池間飛勇(文4)、伊禮颯雅(法2)がゴールを決めて後半20分で10点差をつけ、ますます勢いをつけていく。後半10分は主に今シーズン初出場の佐々木崚人(法2)がゴールの遠くから素早いシュートを決めて続けて2点を奪い「佐々木が3点か4点か入れて2年生になったばっかで大したもんですよ」と監督も絶賛するほどで、チームに大きく貢献した。最後まで相手の粘り強いディフェンスもあったが32-18で試合終了。後半に選手交代を多く行った中大だったが、監督は「後半どんどんメンバー入れ替えましたけど、出たメンバーがとにかく自分の力を発揮してくれたのでメンバー入れ替えても点がじわじわ離れていき、すごい収穫のあるゲームだった」と試合を振り返った。また、後半活躍した佐々木も「最初から中大の良い雰囲気でできてよかった。クロスクロスや前傾を大事にしているチームだったがそれにうまく対応できた。春リーグで優勝してインカレでも優勝するというのをこのチームは見据えているため、インカレで優勝するにはどういう練習をした方が良いのかなど今回のリーグで見つけていきたい。」と今後の目標を近藤ダノベン優一郎(法2)とともに語った。

▲初出場でシュートを決める佐々木

次戦は去年敗戦した東海大学と対戦する。実方監督は次戦へ向けて「立教大より強いかなって感じなので今日みたいなゲームができれば、リーグ戦なんでうまく行くかな。そこはやってみたいと分からないけれど全員気持ちが入っているので大丈夫かな」と話した。今リーグから新メンバーとなり「去年まではふざけもあったが、今年からはキャプテンが変わって真面目なチームになり、勝ちにこだわる、勝ちに行こうという姿勢がみられる」(佐々木)と、新体制となった中大がどんな試合を展開していくのか期待が高まる。

 

◆試合結果◆
〇中大32(15-10、17-8)18立大●

◆お知らせ◆
次戦は4月23日(日)に国士館大学多摩キャンパスで行われる対東海大戦です。

(記事・写真:山﨑あきこ・丸尾彩華)

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