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昨年の準優勝校を下し、準決勝進出!ー関東地区大学準硬式野球選手権大会 対国学大

2022年3月23日 横須賀スタジアム 

昨日の試合が雨天順延になったため、試合が今日にずれ込んだ。準々決勝は昨年の関東大会・新人戦の決勝でも対戦した強豪国学大との一戦。

先制は中大。初回、四死球でランナーをためると、川満剛(文2)の押し出し四球、三戦連続でスタメンマスクの山崎大翔(商2)の適時打などで3点を先制する。二回にも伴野匠(経3)の適時打で1点を追加し、序盤で試合の主導権を握る。

▲強肩が持ち味の山崎。今日はバットでも輝きを放った。

しかし、先発の田中駿佑(商1)は初回から連打でピンチを招くなど不安定なピッチングが続く。5回まで粘りのピッチングで1失点で抑えるも味方に1点を取ってもらった直後の6回につかまる。二死二塁のピンチから、適時打を許し、さらに打った瞬間にそれと分かる特大の本塁打を献上し、一気に1点差まで迫られる。ここで池田監督はたまらず投手を木藤忠弘(商1)にスイッチ。続く打者に四球を与えるも後続を切って取り、リードを保つ。

▲「昨年は全日本大会で結果を出せなかったので、今年こそ自分のピッチングをして日本一になりたい」という木藤。活躍を誓った。

なんとしても点差を広げたい中大は7回、藤森晃希(経3)の安打を足掛かりにチャンスを作ると、羽渕達哉(商3)の適時打で1点を加える。さらに8回にも昨年この横須賀の地で5打数5安打の活躍を見せた中森至(経2)の安打からチャンスを広げ、佐藤龍之介(商3)の犠飛でさらに1点を加える。 

▲「今年は打撃もいい」と自信をのぞかせた中森。中大屈指の守備・走塁職人は今年どんな活躍を見せてくれるのか。

田中の後を継いだ木藤は見事なピッチングを披露する。木藤の持ち味の伸びのある直球と、「冬に練習をした」と語る変化球を織り交ぜたピッチングで国学大打線を手玉に取る。結局、木藤は1点も許さず、リードを保ち試合終了。準決勝進出を決めた。

今日はなんといっても木藤のピッチングに尽きる。勢いに乗る国学大打線を封じ込め、流れを引き渡さなかった。次戦は昨年の秋季リーグ戦で一敗一分けと苦戦を強いられた東海大。タフな展開が予想されるが、何としても勝利をつかみ、決勝へ駒を進めたい。

◆試合結果◆

チーム  123 456 789=計

中 大  310 001 110=7

国学大  001 003 000=4

◆お知らせ◆

次戦は明日、スリーボンドスタジアム八王子にて行われる準決勝、対東海大戦となります。試合開始は13時00分を予定されています。

この試合の写真をインスタグラムで投稿しております!詳細はInstagram(@chuspo_report)をチェック!

(記事:江渕光太、写真:菅澤澪生)