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リーグ戦のヤマ場 流れを引き寄せられず惜しくも敗れる─2022年度関東大学アイスホッケーリーグ戦 対明大

2022年10月30日 ダイドードリンコアイスアリーナ

セカンドリーグ3戦目、ここまでの2戦順調に勝利を重ねてきた中大はファーストリーグで5-5と白熱した戦いを繰り広げた明大と対戦。序盤から明大の攻撃に苦戦し、第2ピリオドで立て続けに失点。なんとか1点を返すも逆転できないまま試合終了し、セカンドリーグ初の敗北を喫した。

▲試合終了後の選手たち

第1ピリオド

最初に仕掛けたのは明大。開始早々果敢に中大ゴールに攻め込みシュートを連発。中大はGK石川涼(法3)が好セーブを見せピンチを凌ぐも、その後のカウンターでパスがつながらずなかなか得点できない。チャンスをつかんだのは開始12分。沼田陸(文2)がフリーになりシュートを放つも相手キーパーに防がれてしまう。その後徐々にチャンスを作っていくも相手ディフェンスに阻まれ得点できないまま0-0で第1ピリオドを終えた。

第2ピリオド

両チーム最初の1点が欲しい第2ピリオド。激しい攻防が繰り広げられるもあと一歩のところで得点に結びつかず、無得点のまま終盤に差し掛かる。このまま終わるかと思われたラスト5分、一瞬の隙を突いた明大にゴールを決められ痛恨の先制点を許すと、リスタート後すぐに2点目を決められ状況は一変。均衡が続いていた場面から1分も経たずに2点差を付けられる。残り時間で反撃を試みるも得点とはならず終了のホイッスル。2点ビハインドで第2ピリオドを終える。

▲パックに向かう角丸

第3ピリオド

追い込まれた第3ピリオド。まず同点に追い付きたい中大は開始6分、ゴール前のせめぎ合いから最後は角丸陸斗(国経1)が押し込む。そしてビデオ判定にまでもつれた結果ゴールが認められ待望の1点目を獲得。しかし8分後に1点返されてしまい点差が再び2点になってしまう。反撃を試みる中大はGKを下げた全員攻撃を試み度々チャンスを作るも「決定機で決められず流れを持って来れなかった」(八戸了監督)と語るように得点まではいかず試合は終了。悔しい結果に終わった。

▲連係プレーを見せる角丸と権平優斗(総4)

強豪東洋大戦を前に痛い敗戦となったこの試合。次の試合に向けて角丸は「ここで負けてしまった分の勝ち点を取り戻せるように頑張りたいと思う」と意気込む。昨年から東洋大との試合では負けが続いてしまってる中大は逆境をはねのけることが出来るのか、注目だ。

◆試合結果◆
●中大1 (0-0、0-2、1-1)3 明大〇

(記事:立花拓暉、写真:牧島駿太)

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