2023年9月17日 ダイドードリンコアリーナ
大東大が31本に対し、中大は61本ものシュートを放つも、相手の強靭なディフェンスを破ることはできず、無念の敗北となった。
〈第1ピリオド〉
種市悠人(総3)が先陣を切ってシュートを放つと、それに続いて横須賀大夢(総2)、荒木零士(総2)、藤間航哉(経2)らを中心に多くのチャンスを得るが、得点にはつながらない。途中ペナルティーを取られ、相手がパワープレーになったものの、中大は攻撃の手を緩めず、相手に主導権を譲らない。互いに点の入らぬまま、第2Pを迎えた。
▲果敢に攻める荒木
〈第2ピリオド〉
石川涼(法4)は1対1の場面でセーブするなど素晴らしいプレーを見せたが、相手の猛攻の末、先制点を許してしまう。その後、2度目のペナルティーを取られ、相手がパワープレーとなり、追加点を奪われてしまう。しかし角丸陸斗(国経2)が1点を決め返し、1点を追うかたちで最終第3Pを迎えた。
▲シュートを狙う横須賀
〈第3ピリオド〉
中大は果敢に攻める。石川がこのピリオドでも好プレーを連発し、相手に追加点を許さない。拮抗した試合が続く中、試合が動いたのは残り2分。中大がGKを下げて6人全員で攻撃を仕掛けたが、相手に守備が薄くなった隙を突かれて3点目を奪われてしまう。なんとか追いつきたい中大は荒木、横須賀のアシストから森星輝(文1)が2点目を奪うと、再び6人での攻撃を仕掛けたが、相手ゴーリーに阻まれ得点することは叶わず、2対3で試合は幕を閉じた。
▲パックを押し込む小形諒人(経4)
八戸了監督はこの試合を「コンディション的にも悪い感じではなかったんですけど結果がついてこなかった」と振り返り、「守りを広げてゴール前を泥臭く(戦う)」ことを改善点として挙げた。また、次戦に対しては「個々のスキルの差はあるとは思うんですけど、今日のゲームをいい勉強材料にしてこういうことがないようにしっかりやっていきたいと思います」と意気込んだ。
中大は敗戦から学んで、さらにパワーアップするだろう。次の一戦に期待がかかる。
◆試合結果◆
●中大2(0-0 1-2 1-1) 3大東大〇
◆お知らせ◆
次戦は9月30日(土)に行われる対日体大戦です。
(記事:福田菜緒、写真:関拓斗、田中のぞみ)
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