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ルーキー起用吉と出るも総力戦実らずー2019年度関東大学テニスリーグ第二戦対慶応

9月5日 明治大学

ダブルスでは望月勇希(法4)・清水一輝(商2)組、杉山・小峰良太(文4) 組が悔やまれるストレート負け。しかし、岡村拓人(経3)・井上隆也(商1)組が躍動。「打つコースを決めて、『決め打ち』の形でプレーをしていた」という2人は、リーグ戦初出場とは思えない見事な連携でストレート勝ちを収めた。ルーキー井上について、月村コーチは「1年生なので思い切ったプレーをしてほしかった。思いっきりプレーしてくれて結果もついてきたので、この起用でさらに成長したかな」と喜びをあらわにした。

▲ポイント間にコミュニケーションを取る2人

1勝2敗でシングルスに折り返した中大だが、思うように勝ちを積み上げられず4年生3人の3試合を残して負けが確定してしまう。しかし、「すこしモチベーションが下がったりもしたけど、セカンドセットから切り替えていけた」と小峰が一勝。先の法政戦から二連勝となった。「シングルス6なので全勝したい」と、次戦にも期待したい。

▲ファイナルセットを制しガッツポーズが飛び出した小峰

チームとしては2勝7敗と、厳しい結果に終わった第二戦。「D1・2が焦点だった。1勝2敗で折り返すとなかなか難しい」(月村コーチ)と中大の強みであるダブルスで勝てなかったことが流れを左右してしまった。しかし、単複両方に出場する選手の多い中、シングルスでフルセットまで戦い抜くフィジカルが確認できたことは大きな収穫だった。

次戦は絶対王者である早稲田と。「もう王座は厳しいけど、王者倒して、僕らの代は早稲田倒したんだぞって言えるようにしたい」(望月)と熱い思いで立ち向かう。

◆試合結果◆

▼ダブルス

D1●望月・清水0ー2福田・今村◯

(4ー6、4ー6)

D2●杉山・小峰0ー2川島・羽澤丸

(4ー6、2ー6)

D3◯岡村・井上2ー0小清水・田中●

(6ー4、6ー3)

▼シングルス

S1●望月1ー2羽澤◯

(6(0)ー7、6ー4、2ー6)

S2●星木昂(法2)0ー2今村◯

(2ー6、3ー6)

S3●清水1ー2甲斐◯

(6ー2、3ー6、3ー6)

S4●池田悠人(文2)

1ー2福田◯

(0ー6、6ー1、3ー6)

S5●杉山1ー2伊藤◯

(2ー6、6ー2、2ー6)

S6◯小峰2ー1佐々木●

(5ー7、6ー1、6ー2)

◆お知らせ◆

次戦は9月8日、法政大学で早稲田との試合が行われます。競技開始は9時の予定です。

 

記事・写真:「中大スポーツ」新聞部