2024年5月19日 慶應義塾大学日吉記念館
スタメン(サーブローテーション順)
1 OH 柿崎晃(商4)
3 MB 山﨑真裕(総4)
10 OH 梅本春之助(総3)
18 OH 舛本颯真(総2)
4 MB 山根大幸(商4)
5 S 村上連(経4)
20 L 土井 柊汰(文2)
12 L 山田凛久(商3)
春季リーグ優勝を懸けた最終戦。序盤は競り合う展開になるも安定した強さを見せ徐々に順大を引き離し、セットカウント3-0でストレート勝利。中大は9年ぶりに春季リーグの優勝を決めた。
▲スパイクをする柿崎
第1セットは梅本のスパイクで中大が先制点を取る。しかし、序盤から相手にサービスエースを決められるなど4連続得点を決められ逆転される。その後も順大にリードを許したまま一進一退の攻防が続く。この流れを変えるため中大はタイムアウトを要求。タイムアウト明け、山﨑がクイックを決め切り、さらに梅本、舛本が続いて、中大が21-20と逆転する。すかさず順大がタイムアウトを要求するも、流れは変わらず順大に2回目のタイムアウトを取らせる。しかし、中大は流れに乗ったまま25-22で第1セットを先取した。 ▲ブロックを決める山﨑
第2セット。順大にこのセットの先制点を奪われるも、すぐさま梅本のスパイクで同点。柿崎のスーパーレシーブから舛本が技ありのブロックアウトで決め切り逆転する。さらに梅本の真下に打ち付ける強烈なスパイクで9得点目。舛本の足の長いスパイクで10得点目と2桁得点にのせると、さらに山根のクイック、村上のダイレクトスパイクで点差を引き離す。そして山根がサービスエースを決め4点差になった所で順大がタイムアウト。直後のプレーは順大に取られたものの、その後のラリーでも村上のテンポを変えた速いトスで相手を翻弄し柿崎が決め切るなど順大を圧倒。舛本のバックアタックでマッチポイントを握ると最後は順大に違反があり25-19でセットを連取した。
▲喜ぶ土井(左)と舛本(右)
第3セット。順大にこのセットの先制点を取られ、開始早々3連続得点を決められる。順大の粘り強いレシーブに舛本のスパイクが気持ちよく決まらない場面が多かったものの中大も粘り強さを発揮し3連続得点を決め、中大が逆転。その後も梅本がブロックアウトで巧みに得点を重ね、中大がリードする展開が続く。順大のタイムアウト明けも梅本を中心に確実に点を決めていく。順大のミスも重なり、中大は徐々にリードを広げていった。最後は梅本が強烈なスパイクを決め切り、25-18で第3セットを獲得。ストレートで順大に勝利し、中大は優勝を決めた。
▲スパイクをする梅本
春季リーグのすべての日程が終了し、中大は10勝1敗で春季リーグを終えた。個人記録は舛本が得点数で6位、サーブ効果率で8位。山根がブロック決定率で3位となった。主将の柿崎は「今年は控えの選手でも全国大会で名前を残してる選手が多いので普段の練習でもレベルの高いゲームができた」とスタメンのみならずチーム全体としての強さを強調した。目指すは四冠。春季リーグ優勝は通過点だ。次は1ヶ月後の東日本インカレ。選手たちは「喜ぶのは今日(5/19)までにして明日からは東日本インカレに向けてチーム全体で頑張りたい」と東日本インカレへ気を引き締めた。
◆試合結果◆
○中大3(25-22、25-19、25-18)0順大●
◆お知らせ◆
次の試合は6月25日(火曜日)から行われる東日本インカレです。
(記事:松浦有紗、佐伯真生 写真:塚越香都、松浦有紗、佐伯真生、白旗風花)
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