春季リーグ戦は６位に終わり逆襲に燃える卓球部と、春季全勝優勝し春秋連覇を目指す女子卓球部。今日から４日間にわたり選手のインタビューをお届けする。この代最後のリーグ戦へ、８人の選手は何を語るのか。
２日目は谷本凌（文２）、香取位圭（文２）の２年生コンビ。春季リーグでは悔しい経験をした２人が秋はどのような活躍を見せてくれるのか、意気込みを聞いた。
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
谷本凌 （取材・構成 桑沢拓徒）
▲２年生になりのびのび楽しく卓球ができると語った谷本
――秋リーグに向けた思いは
「春のリーグ戦でずっと後半７番に置かれて、専大戦と明治戦の７番で自分が負けてしまって春リーグ全敗したんですよ。なので秋リーグではしっかり７番に置かれても強い気持ちを持って、まずは一勝してチームに貢献したいと思っています」
――自身の大会の目標としては
「一戦一勝で、あまり全勝とかよりは本当に。全勝できたら一番良いんですけど、あまりそこにこだわりすぎると負けたときに落ちが上がるので、まずは一戦一戦全力でプレーすることを自分の目標にしていきたいと思います」
――練習で伸ばしていきたいところは
「大きい技術はできるので、細かい技術が苦手なので特に練習しています」
――細かい技術というのは
「サーブレシーブや台上プレーですね」
――自身のプレーを振り返って、生かせる力や得意とするプレーは何ですか
「武器はフォアハンドなので、やはり威力のあるフォアハンドを中心にプレーしています」
――改善点や練習を通して直していきたい点は何ですか
「レシーブミスをすることが多いので、もっとサーブ３球目、レシーブ４球目のミスをなくして、自分の得意なラリーにもっていけるようにしたいです」
――大学での卓球という部分では折り返し地点になりますが、そこの思いというのは何かありますか
「自分らの代はそこまであまり実績はないんですけど、下も強いし、上も強いのでこれからだと思います。自分の目標としては全日学でランクに入ることなので、それに向けて自分らの２年生がどんどん積極的に自主練とか残り練をして、やはりそれに引っ張っていけるように頑張りたいなと思います」
――２年生全体としてそういった意識がありますか
「そうですね。中田も卓球好きで、自主練めっちゃするんで、僕はしっかりそこでチームを引っ張っていきたいと思います」
――前回の秋リーグを振り返って今回どのようなプレーで臨みたいですか
「前回秋では一試合目で筑波の鈴木選手に勝って、そこから全敗してしまって勝って満足したというか、勝ってほっとしてちょっと緩んじゃった部分があるので、今回の目標は一戦一戦本当に全力でプレーすることです。誰が相手でも挑戦、向かっていく気持ちで、今回は頑張っていきたいと思っています」
――今回の代になってからもいくつか大会も経験している中で、何か成長を感じる部分はありますか
「フォアハンドはだいぶ通用するなっていうのは実感してきました。意識的な部分では、試合での気持ちの面は強くなってきて、思い切っていけるようになってきました。１年生のときは大学の試合に出ることがとても緊張していたので、でも２年生になって緊張っていうのはだいぶなくなって、のびのび楽しく卓球できるようになりました。」
「変えたこととしては、細かい技術からの大きいラリーという練習をしています。１年生のときは細かい技術が全然できなくて、試合にもならなかったんですよ。でもそれでダメになって監督にも相談して『お前は細かい技術をもっと磨け』って言われて、２年生になってそこをすごく重点的に練習して、だいぶそこからの展開は良くなるかなと思います。今回のリーグ戦でも自分の武器のフォアハンドと細かい技術で戦いたいと思います」
香取位圭 （取材・構成 小野祐司）
▲団体戦ならではの難しさがあると語った香取
――今の調子は
少し前の関東学生で他校のエースの人に勝てたので自信になったんですけど、試合が無い期間が挟まるとモチベーションとかも落ちて、試合がないと自分の技術も試せないので今はあまりよくないかなって感じです
――試合があったほうが好調を維持しやすいのか
自分は試合が続いた方が調子上がるタイプなので、連戦で疲れがあっても、その方が自分は調子がいいなと感じます
――秋のリーグ戦でどのような役割を果たしたいですか
春の時に、1日目に試合出させてもらったんですけど勝てなくてそこから使えてもらえなくなった感じだったので、他の大会の個人戦では勝てたりはしているので、秋は出番回ってきたら団体戦でも勝てるように、みんから信頼されるような選手になりたいです
――団体戦の難しさはどこにありますか
団体戦になると、変に勝ちを意識してしまってチームを背負っちゃうじゃないですけど、楽しんでるんですけど頭回らなかったり、シングルほどのびのびできないので他の人よりは性格的にものびのびやってる方だとは思うんですけど、あまり勝ちにつながってこないのが私の課題です。
――そこは春季リーグを通して慣れましたか
次どうしたらいいとかは掴めるようになったんですけど、試合の入りとかが上手くいかなかったので準備とかをもっと気使っていけたらもうちょっと良くなるかなって思います。もし機会があれば、頑張りたいです
――選手層に関して
中央大学は本当に層が厚いです（笑）。その中で私も活躍できるように頑張ります
――団体戦は応援があって会場の雰囲気はいいが、選手はどう感じるか
応援は本当に楽しくて、みんなが後ろにいるので頼もしいし、アドバイスも監督以外に選手もいて、いろんな人からアドバイスもらえるので結構楽しいは楽しいんですけどなかなか勝ちにはつながらなくて、そこ難しいところだなと思います。
でもシングルスの方が得意っていうのはレアだと思います、シングルスより誰かいた方が楽しいっていう人の方が多いですし、私も楽しいんですけど、多分考えすぎなのかなって思います（笑）。やけに自分のせいにしちゃうところもあるので
――秋リーグの意気込みを教えてください
去年春優勝して、連覇できなくて悔しい思いをしている人が多いと思うので、インカレは優勝できなかったんですけど秋は優勝して皆で笑って終わりたいです
秋季リーグ開幕戦は９月１日に代々木第二体育館にて行われます。男子は明治大学、女子は筑波大学と対戦予定です。
