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気持ちを切り替え、2日目は全勝ー東日本学生レスリングリーグ戦2日目

5月14日 駒沢体育館

1日目を1勝2敗で終え、またしても9~12位決定戦に回ってしまった中大。このグループの最高順位である9位を目指し、リーグ戦2日目に行われる2試合に臨んだ。


▲リーグ戦初出場を果たした伊藤史門(文1)

9位に入るために負ける訳にはいかない大事な初戦は青学大との対戦となった。この試合では軽量級の1年生コンビがチームに勢いをもたらした。57㌔級には伊藤史門がリーグ戦初出場。第1ピリオド(P)に2点を先取すると、そのリードを守り切り大事な1戦目を勝利する。61㌔級では土井璃音(法1)が第2Pに鮮やかなフォール勝ちを決めた。山本監督は二人の活躍について「起用に応えてくれて、予想以上の試合を見せてくれた」と語り、その後も中大はこの流れに乗って、順調に勝利を重ね6-1で青学大を下した。


▲1日目の慶大戦に引き続き、出場した土井

2試合目の相手は神奈川大。青学大戦の勢いそのままに勝利したい伊藤史門、土井だったが両者共に敗北してしまう。0-2と劣勢の場面で迎えたのは65㌔級の軽量級キャプテン、藤田眞大(法4)だった。昨年、9~12位決定戦で1回負けたことから相手に関係なく「自分ができることを出し切ろう」と思っていたという藤田。第1Pを1-0で折り返すと、第2Pに着実にポイントを獲得し、12-1のテクニカルフォール勝ち。ここから中大は各階級で神奈川大に1点も奪われることなく完勝。終わってみれば5-2のスコアで勝利を収めた。


▲安定した力を見せている藤田

2日目を振り返って「(1日目から)うまく切り替えてみんな頑張ることができた」と尾形颯主将(商4)。これで2勝0敗としたが、同じリーグの東洋大も全勝したため、順位はまだ分からない。東洋大には昨年、リーグ戦で負けており、厳しい戦いが予想される。今年のリーグ戦の順位は久々の一桁順位となる9位かそれとも10位か。その行方は東洋大戦に託された。

◆大会結果◆
対青学大
◯中大6-1青学大●
◯伊藤史門2-0堤●
◯土井8-0吉川● ※フォール勝ち
◯藤田7-1土屋●
◯伊藤朱里(法2)9-2掛川●
◯尾形主将12-2三木● ※テクニカルフォール勝ち
◯八木海里(理工3)12-2神澤● ※テクニカルフォール勝ち
●赤城玲央(商4)2-4藤井◯

対神奈川大
◯中大5-2国士大●
●伊藤史門1-12斉藤◯ ※テクニカルフォール負け
●土井5-12日比野◯
◯藤田12-1服部● ※テクニカルフォール勝ち
◯伊藤朱里11-0山内● ※テクニカルフォール勝ち
◯尾形主将10-0北條● ※テクニカルフォール勝ち
◯八木10-0池田● ※テクニカルフォール勝ち
◯赤城6-0山口● ※フォール勝ち

記事・写真:「中大スポーツ」新聞部