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エース近野2か月ぶりの先発登板に課題残すも、チームは劇的サヨナラ勝利!ー東都大学準硬式野球春季リーグ戦 対専大2回戦

2021年5月16日 上柚木公園野球場

先日の対専大1回戦で見事な完封勝利で結んだ中大。続く2回戦のマウンドに立ったのは中大のエース近野佑樹(法3)、7回4失点と本調子とは言えないものの粘りの投球を見せた。打線も点を取られたら取り返すといった様子でシーソーゲームに食らいつく。最後は林部庄吾(商4)のサヨナラ安打で勝利。中大は今大会2度目のサヨナラ勝ちで6連勝となった。

春先から調子を崩していた近野は、3月に開かれた関東地区大学準硬式野球選手権大会以来、約2ヶ月ぶりの先発登板となった。近野は2回に先制点を許して以降、6回まで無失点と上々の立ち上がりを見せた。

▲2ヶ月ぶりの先発登板となった近野

試合が動いたのは6回裏、4番に返り咲いた伴野匠(経3)が二塁打を放ち、その後林部が四球を選ぶと、続く岸野皓大(商2)の走者を一掃する適時三塁打が飛び出す。更に高橋孝成(商3)の連打で点差を3点に広げる。しかし7回2死まで追い込んだところで、中大の守備に乱れが生じ同点に追いつかれる。

▲2点適時三塁打を打ち、拳を突き上げる岸野

試合は同点のまま9回裏まで試合は続き、1死満塁の一打サヨナラの場面で打席に立つのは林部。「みんなが繋いでくれた場面だったので、絶対ここでうってやろう。」その思いで打席に立った林部はライト前にボールを運び、中大を勝利へ導いた。

▲林部のサヨナラ安打でチームは6連勝

試合後ミスが重なったチーム状況について、池田監督は「何がおこるかの想像力が浅い」と厳しい言葉が出た。全日本制覇を目標に掲げる中大。それまでに奇跡の勝利を確実な勝利に変えることができるかがカギになりそうだ。

◆試合結果◆

チーム 123 456 789=計

専 大 010 000 310=5

中 大 001 003 101=6

◆お知らせ◆

次戦は5月20日、ダイワハウススタジアム八王子にて行われる春季リーグ対国士大2回戦となります。試合開始は9時30分を予定しています。

記事・写真:「中大スポーツ」新聞部