2021年6月12日 会場非公開
▼スタメン
GK
坪井湧也(商4)
DF
青木奏人(法2)
牛澤健(経2)
新井秀明(経4)
岡井駿典(法3)
MF
田邉光平(法2) →堀脩大(経4)
豊田歩(総3)
髙岸憲伸(文4) →小野寺巧(文3)
FW
小島偉央(商4)→鎌田蓮(法4)
山﨑希一(経2)→鈴木翔太(文3)
有田恵人(文2)→矢尾板岳斗(商2)
▼試合結果
中大4―0関東学大
得点者:小島(前半12分)、岡井(前半30分)、山崎(後半2分)、有田(後半5分)
前節東洋大に逆転負けを喫し、5試合勝利なしで迎えた今節。序盤こそ相手に押し込まれるが、その後は立て続けに得点を重ねてペースを握る。
前半24分、豊田が浮き球のパスを供給すると、ボールは反応した小島に当たってそのままゴールへ吸い込まれ、幸運な形で先制に成功。小島がリーグ2位タイとなる今季4ゴール目でスタメン起用の期待に応える。
そのわずか6分後には、左CKからキッカーの田邉が右足で精度の高いクロスを供給。これを岡井が頭で押し込んで得点を奪い、リードを2点に広げた。
▲先制ゴールの起点となった豊田
後半も主導権を握ったのは中大。後半2分、味方のパスを収めた山崎が、左サイドの敵陣中央から切れ味鋭いドリブルで中央へカットインして右足一閃。GKがはじくも、ボールの勢いが優り、そのままゴール左へと突き刺さった。「立ち上がりっていうのもあって思い切って打ったら入ったので、良かったと思います」と、2年生FWの今季3ゴール目で大きく相手を突き放した。
さらに、その直後にはその山崎がペナルティエリア左から左足で低いクロスを上げると、ペナルティエリアの外から一瞬の隙を突いて走り込んできた有田が頭から飛び込み、ネットを揺らす。「山崎が良いクロスをあげてくれて、自分は正直触るだけでした」(有田)。嬉しい今季初得点で試合を決定付けた。
▲今季初ゴールを挙げた有田
その後は今日1G1Aで絶好調の山崎が、得意のドリブルで躍動。DFに囲まれながらも、繊細なタッチで相手をかわし、縦方向、中央方向への突破でボールを前進させた。また、守備陣も相手の中央からの強引な仕掛けをきっちりとはね返し、攻撃をシャットアウト。試合はこのまま終了し、4−0のクリーンシートで大勝した。
▲1G1Aの活躍を見せた山崎
試合後佐藤監督は「久々に気持ちよく勝てたので。本当に良かったです」と、3節の東京国際大戦以来6試合ぶりとなった勝利に思わずニヤリ。これで勝点を16へと伸ばし、1試合消化の少ない1位・東京国際大、2位・東洋大と勝点で並んだ。
計11試合の前期リーグも残り2節。次節以降もしっかりと勝ち切り、後期リーグへ弾みをつけたい。
▼試合後コメント
山崎
ーチームの雰囲気などで、先週から変わったことはあるか
チームの雰囲気としては、1部上がるために負けられないってとこで、試合前からとても雰囲気良かったと思います。個人としては、後半になるといつもバテてしまって、セーブしてたってとこがあったんで、もうバテたら交代してもらうって気持ちでやったら、こういう結果につながったんじゃないかな、と思います。
ー今後勝ち続けるためには何が必要か
今日無失点で複数得点とれたので、この戦い方を続けていければ、勝ち続けられるんじゃないかなと思います。
有田
ー勝ちきれなかったなかでの快勝だが、チームで何が変わったと思うか
先週負けた時、練習から変えていこうってみんなで話して、火曜日の練習から今日の試合前まで全員で声を出して、チーム全員で勝利に向かった結果がでたと思います。
ー次節へ向けての意気込み
次節勝てばまた首位にくい込んでいけると思うので、来週もいい試合をしていきたいと思います。
佐藤監督
ーこれまで勝ちきれない試合が続いていた中で、今日勝てた要因は何だと思うか
全員が躍動的に攻守で強くなったので、そこのところに上手くシュートまでいけたっていう形。みんなでボールを追って奪って、みんなで攻めるっていうのが、上手くいって、やっぱ神様があれしたのかな。オウンゴール(試合後小島の得点に変更)がやっぱあったんで。でも狙えばそういう風になるよ、っていうことだと思うんだけど、良かったです。
ー今までの練習の成果は
やっぱり前節までは、ちょっと後半、煮え切らない、みんながなんかこう止まってしまう、みたいなサッカーをやってたので、やっぱそこが原因だと思う。とにかく走ろうっていう基本のところから、春先もずっとそういうことをやってきてたので、それでチームが1部に勝ったりっていうことがあったから、その原点に戻るっていう1週間でした。
ー今後勝ち続けていくために必要なことは
やっぱり走る!運動量をもっと増やす。それがない限り我々のサッカーはできないっていうことです。
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記事・写真:「中大スポーツ」新聞部