2022年10月16日 アダストリアみとアリーナ
前日の国士大戦で勝利し、連敗を4で止めた中大。本日の相手は現在リーグ最下位に沈む青学大。確実に勝利し、もう一度連勝街道に乗りたいところ。
スターター
#2内尾聡理(商3)、#21渡部琉(商4)、#28濵野裕稀(総4)、#42山崎紀人(商1)、#47吉田崇紘(法4)
試合開始直後、#21渡部の3点シュートで先制すると、#47吉田のバスケットカウント・スティールで早い段階から試合のペースをつかむ。ディフェンスでも相手の8秒ルールを誘うなど攻守両面で相手を圧倒し、19ー11で第1Q(クオーター)を終える。
しかし、第2Qになると青学大が息を吹き返す。二本の3点シュートを含む五連続得点で逆転を許してしまう。その後は取っては取られの時間が続き、28ー29と一点ビハインドで後半へ。
第3Qの序盤は第2Qと同様の展開が続くも、中盤になると流れが急激に中大に傾く。「(ハーフタイムで)プレッシャーに負けないように挑もうと話していた」(#0樋口)と強気の攻めが目立つようになり、「スコアしたのが自分なだけ」と控えめに語った#21渡部の三連続得点、#21渡部・#47吉田・#0樋口の三連続バスケットカウントなどで逆転から一気に点差を広げる。52ー38と完全に流れを引き寄せ、最終Qへ。
▲307得点と一部リーグ得点王に躍り出た#21渡部
第4Qに入っても「シュートタッチがよかった」という#0樋口の三本の3点シュートなどで着実に点差を広げていく。最終盤に主力を下げたことにより出てきた下級生のミスが目立ち、さらに青学大のフルコートプレスに苦しむなど点差を縮められるも、第3Qでの大量リードが功を奏し逃げ切りに成功。二連勝で6位と上位をキープした。
▲渡部に次ぐ14得点をマークした#0樋口
来週は拓大、大東大と強力な留学生を要するチームとの戦いとなる。「留学生のいるチームに勝てない傾向がある」(#21渡部)と選手たちも危機感を持っている。ただ、二つ取ることができれば五位以内そして優勝争いも見えてくるため、今リーグ戦の行方を決める非常に重要な連戦となる。中大バスケ部の戦いはまだまだ長い。
◆試合結果◆
◯中大75(19―11、9―18、24―9、23ー30)68青学大●
◆お知らせ◆
次戦は10月22日(土)に筑波大学にて行われます。対戦相手は拓大です。
(記事:江渕光太、写真:江渕光太、二村沙羅)