5月18日 専修大学生田プール
リーグ戦初日は昨年度インカレ2位の専大との試合だった。
「前半から自分たちがペースをつかんでどんどん仕掛けていく」(新井謙之介主将・文4)作戦に出た中大は、強豪相手に最初から積極的にゴールを狙い、3-3で第1クオーター(以下P)を終える。第2Pも中大の攻撃の勢いは衰えずに4点を追加。相手のゴールを1つにおさえ、7-4とリードを広げた。
▲相手の得点を防ぐゴールキーパー・坂本朗(文4)
第3Pは専大にペースを握られた。9-5となりダブルスコアまであと1点だったが、そこから専大が4点を追加。その間も中大は奮闘し続けたが、「オフェンスのパスミスなどが重なってしまった」(田嶋郁望・文4)と、相手ゴール前でボールを取られて得点につなげられなかった。このゲーム終了まで約1分のところで1点を返して10-9にし、逃げ切りたいところだったが直後に10-10と追いつかれてしまう。
▲シュートを狙う松本天斗(文3)。この日最多の4得点を挙げた。
第4Pではまずペナルティスローから専大が得点すると、さらに2点追加され10-13に。中大が1点得るも、再度相手が3点を加えたため11-16とリードを広げられた。「点差をつけられて、全員が気持ちで負けていた」(田嶋)。ゴール前のパスが上手くいかず、得点ができないまま時間が過ぎた。試合時間残り2分を切ってから髙橋英佑(文2)、ラスト20秒で新井主将がゴールを決めたが、その間に専大も同じく2点を追加。最終的な得点は13-18。前半の中大リードから一転、5点差をつけられての敗退となった。
▲松本と同じく4得点を決めた髙橋
課題は「後半の粘り」(新井主将)だと明確になった専大戦。一方で、今までダブルスコアで負けることが多かった相手に一時はリードするなど、「チームは去年に比べて成長している」(髙橋)という収穫もあった。
新井主将が「勝ちたいという向上心を持ってやってくれている良いチーム」と語るこのメンバーで、今年は上位リーグ進出を果たしたい。次の試合は日大戦。目標達成のためには絶対に落とせない一戦での勝利に期待だ。
◆試合結果◆
●中大13-18専大〇
(3-3、4-1、3-6、3-8)
記事・写真=「中大スポーツ」新聞部