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春季リーグ開幕!初戦を勝利で飾り幸先の良いスタートを切るー関東学生ハンドボール連盟春季リーグ戦 対法大

2023年4月15日 中央大学多摩キャンパス

昨年インカレ二連覇を達成した中大ハンドボール部は新体制となり、春季リーグ初戦で法大と対戦した。前半リードを許し1点ビハインドで試合を折り返す展開となるも33-28で5点差をつけ勝利。順調なスタートを切った。

▲試合開始前に集まるメンバー

法大先攻で試合はスタート。先制点を許し、その後1点目を泉本心(法3)が決めるも伊禮雅太(法4)や池間飛勇(文4)のシュートが相手キーパーにセーブされ、思うように点が入らない。「(法大は)アグレッシブで、僕たちを色々研究しているなという印象があった」(伊禮雅)と語るように、序盤は相手の積極的なディフェンスに阻まれ、開始10分で1-7まで点差が開く。しかし、ここから中大は4点連続で点を決め、ペースを取り戻す。キーパーの野上遼真(総4)の好セーブや上山陽平(総4)の7㍍スローが決まり、徐々に点差を縮め同点に追いつく。その後一時は逆転したものの1点差をつけられ、12-13で前半を終えた。

▲得点源として活躍した伊禮雅

後半では蔦谷日向(法3)の先制点を皮切りに同点に追いつき、積極的な攻撃で着実に点差を広げていく。実方智監督が「ハーフタイムで選手たちに『中大のハンドボールをやりましょう』と伝え、後半はシュートを外さず点差を離そうというような話をしました」と振り返ったように、伊禮雅や池間、扇谷蓮(商3)を中心に得点を重ね、一度もリードを許さず33-28で試合終了。キャプテンに就任した伊禮雅は「春リーグチーム初戦ということで、少しはまらなかったのですが勝てたことは良かったです。前半は少し攻めあぐねたのですが、後半は自分たちのペースで自分たちのハンドボールができたかなと思います」と振り返った。

▲サイドから得点を重ねた池間

次戦の対戦相手は立教大学。実方監督は次戦へ向けて「中大のハンドボールをスタートからできれば結果は自ずと付いてくるので、それだけかなという感じです」と話した。また伊禮雅は「(明日は)試合に勝つことを一番の目標に、自分たちがレベルアップして、最終的にはインカレで優勝できるように頑張っていきたいと思います」と今後の意気込みを語った。

新体制となり「インカレ優勝に向けてチーム全体が動いている」(伊禮雅)という中大ハンドボール部。今年もどんな活躍を見せてくれるのか目が離せない。

 

◆試合結果◆
〇中大33(12-13、21-15)28法大●

◆お知らせ◆
次戦は4月16日(日)に中央大学多摩キャンパスで行われる対立大戦です。

(記事:片岡芹菜、写真:小幡千尋)

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