2023年5月3日 大田区総合体育館
全日本選手権大会から4ヶ月。新チームの初陣の相手は2部リーグ順大となった。相手の次々に決まる3点シュートに苦しみ、シーソーゲームを展開する。最終Q一時同点となるも、2点差で敗戦となった。
スターター
#0樋口蒼生(文4)、#2内尾聡理(商4)、#11オヌ太郎(商3)、#42山崎紀人 (商2)、#60 蒔苗勇人(商4)
#11オヌのバスケットカウントから試合が始まり、続いて#60蒔苗の3点シュートが決まり好スタートを切る。しかし、順大の55番、22番の3点シュートが止まらず、中大はなかなか流れをつかめない。リードされたまま2Qへとうつる。
▲活躍を見せた#11オヌ
途中出場の#1久岡賢太郎(商2)やルーキー#3高山鈴琉(商1)がスピード感のあるドライブで流れを変える。#1久岡はDFでもアグレッシブなプレーを見せる。しかし、相手のミドルシュートがよく決まり、流れをつかめず決めては返される時間が続いた。
42対38と4点リードで迎えた後半。リードを広げ、逃げ切りたい中大にハプニング発生。1Q途中から出場し、攻撃の中心である#13小川翔矢(商3)が負傷交代。このQ17対20と点数が伸び悩む。
▲負傷交代した#13小川
迎えた最終Q。#2内尾主将を中心に、DFからの速攻と中大の得意な形を作り出す。追い上げを見せるも、3本連続で相手の3Pシュートが決まり、流れを掴めない。試合終了直前に中大のファールで相手のバスケットカウントで勝負有り。最終スコア76対74で敗戦を喫した。
今回の敗戦を、新主将である#2内尾主将は「やれることはやったのかなっていうのは思いますけど、それでもこの結果が出たので、まだなにか変えられる部分とか足りない部分があると思う」と振り返り、すでに次を見据えていた。新チームの目標は「日本一」だ。まだシーズンは始まったばかり。ここから、さらに成長した姿を見せてくれるだろう。
◆試合結果◆
●中大76(21―23、21―14、17―20、15ー19)74順大◯
(記事:鎌田怜穂、写真:二村沙羅)