2024年4月13日 東京国際大学第1グラウンド
▼スタメン
GK
牧野虎太郎(経4)
DF
長澤圭剛(文4)
常藤奏(経2)
岡崎大智(経1)
立石直也(経3)→鷹取駿也(法2)
MF
湯谷杏吏(経4)
小川嵩翔(商4)
家坂葉光(文4)
新鉄兵(商2)→大窟陽平(文4)
FW
星野創輝(商4)→北浜琉星(経2)
田中幹大(商3)
▼試合結果
○中大1―0東京国際大●
得点者:田中 幹大 (後半3分)
開幕戦で日大に敗れた中大。初勝利をつかむべく挑むは昨季2位東京国際大。難敵相手だがシーズン序盤に勢いづけるためにも勝利が欲しい。開幕戦から先発メンバーを3枚入れ替え、新入生の岡崎が初スタメンとなった。
序盤は互いにきっこうした展開が続く。両チーム球際で激しいバトルを繰り広げるも、チャンスらしいチャンスは作れずに時間が経過する。中大の最初のチャンスは前半29分。新のパスに反応して抜け出した田中がシュートを放つも相手ディフェンダーに阻まれた。チャンスを迎えた中大だったが流れをつかめず、その後は攻め込まれる展開が続く。同37分、後方でのパスミスから相手にボールが渡りシュートまで持ち込まれた。その2分後、東京国際大のスローインから左サイドを突破され、エリア内でシュートを打たれたが枠外に逸れる。やや押し込まれた時間帯もGK牧野を中心に集中した守備で守り切る。前半は互いに得点を奪えないまま終了し、後半へ折り返す。
▲ゴールを守った牧野
先制点を決めたい中大は後半1分、田中がシュートを放つも枠を外れた。開始早々のチャンスで勢いづいた中大攻撃陣はその後もゴールに襲い掛かる。同3分、相手を押し込んでCKを獲得。小川が入れたボールに反応した田中が豪快なボレーシュートでネットを揺らす。難しい体勢でゴールを決めて見せた。追加点を狙う中大はまたも田中がゴールを狙う。GKからのロングキック、セカンドボールを制すると湯谷のパスを田中が受け、ディフェンスを背負いながら反転してシュート。枠を外れたがシンプルな形でシュートまで攻撃を完結させた。その後は東京国際大の反撃にあう。押し込まれる展開が続き、試合終了間際まで攻め込まれるも堅い守備で決定機を作らせなかった。試合はこのまま終了し、今季初勝利をつかんだ。
▲得点を喜ぶ選手たち
開幕2戦目にして強敵東京国際大を相手に勝利し、初白星を飾った中大。昨シーズンは開幕後9試合目に届いた勝利を今シーズンは2試合目にしてつかんだ。まだシーズンは始まったばかりだが、少ないチャンスをものにして得た「勝ち点3」は今後の自信につながるはずだ。次戦は連勝を目指し、昨季王者の筑波大との試合に挑む。
▲勝利後の選手たち
▼試合後コメント
田中選手
――試合を振り返って
前節負けていて、今節は何が何でも全員で結果を求めていく中で、全員で試合開始から終わりまで集中した良いゲームができたかなと。
――チームの雰囲気は
宮さん(宮沢監督)もチャンスを全員に与えると言っていますし、そういう中でそのチャンスを与えられた選手がこうやって活躍して、チームの勝利に貢献できているというのはすごくいい傾向で、いい競争ができているかなと思います。
――中大の攻撃面について
あまり自分たちでつないでゴールまで迫るというシーンはなかったですけど、セットプレーとかはチームが試合の流れを変えるプレーになるので、そこでうまく点を決めることができてよかったです。
――今後に向けて
開幕から1勝1敗でまだ全然優勝も見えますし、次筑波戦なので、そこに勝てれば本気で優勝を狙えると思うので、ここからまた一喜一憂せずチーム一丸となって頑張っていきたいと思います。
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<次節情報>
4/27 (土)14:00 vs筑波大学 @筑波大学第1サッカー場
(記事:関拓斗 写真:大澤晶)