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4名が個人賞獲得!インタビュー公開ー第43回東日本バレーボール大学選手権大会

富山県・西武体育センターで行われた第43回東日本バレーボール大学選手権大会では4名が個人賞を獲得。優勝時の率直な気持ちも含め、個人賞受賞の心境を語ってもらった。

 

柿崎晃(商4)主将=最優秀選手賞獲得

チームの優勝に最も貢献した選手に贈られる最優秀選手賞を、主将の柿崎が受賞した。柿崎は攻守ともにチームを支え、決勝戦のファイナルセットでは逆転の流れを呼び寄せる2連続サービスエースを決めた。

優勝した率直な気持ちは
ー今はとりあえず今年の目標の四冠のうちの二冠目が取れたんで安心してるのと、嬉しいなって。

試合の感想は
ー明治大学がいいバレーしてて。特に春リーグでは3-1で勝ったんですけど、相手のレシーブ、レセプションが全然崩れなくてなかなかサイドアウトゲームが続いてたんですけど、それでもしっかり最後点数取り切れたっていうのは、今までやってきた自分たちの力っていうのがしっかり出せたのかなって思います。

最後の第5セットのサービスエースを決められてましたが、それについてはどうか
ー2点リードされた状況で自分のサーブが回ってきて、サーブも本当に調子が良かったんで、 行けるかなっていう風に思って。できたらたまたま決まって、ほんとそこまで行って負けたくないなっていう気持ちがほんとに強かったんで、ほんとに最後は意地で、スパイクも全部みんなが託してくれたんで、決めてやろうって気持ちが点数に繋がったのかなっていう風には思います。

最優秀選手賞について
ー本当にこれは自分だけの力じゃないので、本当にチームのみんなが頑張ってくれたおかげで賞をいただくことができて、本当にチームのみんなには感謝したいですし、また次のリーグとか、チームみんなで一同頑張っていきたいなっていう風に思います。

秋リーグに向けて
ーやっぱり今2つタイトル取ったっていうこともあって、他のチームもそれを阻止しようっていう風に多分力を入れてくると思うので、それを跳ね返せるようなチーム力だったりとか、 今後夏合宿とかもあって企業、 企業さんとかの力も借りて練習ができてくると思うので、そういったところでもう1度チームのスキルアップっていうのを図っていきたいなという風に思います。

 

村上連(経4)=ベストセッター賞獲得

大会内最も優れたセッターに贈られるベストセッター賞を、中大司令塔の村上が受賞した。村上は巧みなセット技術で相手のブロックを惑わせ、多くの得点に貢献した。

試合を振り返って

ー試合は、相手のディフェンスとオフェンスが良かったのに対して、こっちは相手について行くのに必死で相手のリズムのバレーをされている印象でした。個人としても相手のブロックシステムを読むのが難しく苦戦しましたが、最後は全員バレーで何とか勝つことが出来ました。

優勝した率直な気持ちは

ー嬉しいです。春リーグで優勝した分、みんな受け身になっていたと思うけど、なんとか勝ち切ることが出来てホッとしてます。

ベストセッター賞を受賞されましたが、心境は

ー初めての受賞なので嬉しいです。ですが、大事な1本って時に打ちやすいトスを上げれないシーンがあったので、そこはこれから詰めて行きたいところです。なのでこの賞は支えてもらったスパイカーを始めとしたチーム全員のおかげで取る事ができたと思っています。

これからに向けて

-秋リーグ、全カレに向けてチームの課題の潰し込みをして、四冠の目標を達成できるように、セッターとして4年生としてチームをより良い方向に持って行けるように頑張りたいです。

 

舛本颯真(総2)=ベストスコアラー賞

大会内で最も得点を決めた選手に贈られるベストスコアラー賞を、2年生エースの舛本が受賞した。長く続くラリーや1本が欲しい場面できっちりと点を決め切る頼もしい姿を見せた。

今日の試合をふりかえって
ー1セット目2セット目はスパイクの部分ではなかなか決まってた方ではあったんですが、3セット目の中盤からなかなか決まらなくなって3セット目と4セット目を落としたけど、5セット目ではキャプテンの柿崎さんやワンポイントブロックの澤田(晶=総4)さんなどほんとに皆に助けられて優勝することが出来ました。

優勝した率直な気持ちは
ー優勝が決まった瞬間をほんとにホッとしました。だけど、少し時間がたった時に悔しい気持ちの方が大きかったです。

最後サーブが連続で続きましたが、どういった意識をしていたか
ーとにかく自分のサーブを打って少しでも連続得点ができるようにだけ考えていました。
ベストスコアラー賞を受賞されましたが、心境は

ーベストスコアラー賞を取れたのは嬉しいんですが、最後の1本という所で決めれなかったので、もっと最後の1本のスパイクというところをこだわっていきたいです。

これからに向けて
ーチームとして四冠を目標にしているので二冠目を取れて嬉しいんですが、まだ目標には届いていないのでこれからも中大らしく全員バレーで四冠を目指して頑張ります。

 

土井柊汰(文2)=ベストリベロ賞

大会内で最も優れたリベロに贈られるベストリベロ賞を、守護神・土井が受賞した。土井の粘り強く正確なレシーブでチームは何度も助けれた。

今日の試合を振り返って
ーいや、自分は良くなかったんすけど、やっぱ4年生がしっかりしないといけないところでってくれたので 優勝があったのかなと思います。
優勝した率直な気持ちは
ーやっぱ(今年優勝が)2回目っていうことで嬉しいですし、と同時に次に向けての課題だったりもゲーム通して出てきたので、夏改善して秋(リーグ)に挑みたいと思います。
ベストリベロ賞を受賞しましたが、心境は
ーいや、るきさん(順天堂4年・井上琉聖)とかもいない中でとれたのは、嬉しいかなと思います。

※井上は東福岡高校時代の1学年上のリベロ。
相手のリベロは磯脇侑真(明大2年)でしたけど、ベストリベロ賞云々の観点で意識してましたか
ーそうっすね。向こうもディグめっちゃあげるんで、すごいなと思いつつ。こっちはレセ(レセプション)でやることやるしかないなと。

※磯脇は東福岡時代の同級生。高校時代はアタッカーだったが、明大に遊学後リベロに転向した。
これからに向けて
ー三冠目を取れるように全力で頑張っていきたいと思います。

 

春リーグでは柿崎のみが個人賞を受賞したが、今大会では2年生含む4人が受賞。中大の総合力の向上をうかがえる結果となった。個人賞を受賞した4人全員が優勝できた要因を「仲間のおかげ」と語った。秋季リーグも中大らしい全員バレーで頂点に立つだろう。

(記事:浅野詩多、写真:浅野詩多・今村志歩)