10月3日 埼玉県立武道館
昨年の同大会で個人戦、団体戦ともに優勝し63年ぶりの快挙を成し遂げた中大相撲部。連覇のかかった今大会で中大は団体戦ベスト8、個人戦では菅野陽太(法4)が3位に入賞し、連覇を逃す悔しい結果となった。
※この記事は10月中旬に行われたオンライン取材をもとに構成しました
〈団体戦〉
予選トーナメントでは「勝ちやすいあたり」(住木)となり、難なく決勝トーナメントへと駒を進めた。迎えた決勝トーナメント1回戦の相手は入賞経験豊富な名門、日体大。先鋒の西川登輝(法4)が先手を取り、中大に流れを作るも、その後互いに1本ずつ取り合う展開に。2-1となり、「大将戦にもっていく前に、自分たちの4人までで3点取る」(住木)と臨むも相手に取られてしまう。後がない中大。大将戦は「入学当初から練習も真面目にしていて、色んな先輩に臆することなく相撲に取り組む」(住木)影山由伸(法1)に託された。しかし、勝利を掴んだのは日体大となった。試合後、「1年生に2-2の責任を負わせてしまった」と副将で戦った住木は口にした。
この大会は今年初の団体戦であった。しかし「皆落ち着いて相撲を取れていて、臨機応変に対応ができた」(住木)と新体制の強みも見つけられたという。来週末開催されるインカレではパワーアップした中大相撲部をみせられるか。
〈個人戦3位入賞・菅野コメント〉
―団体戦決勝トーナメントで対戦した日体大はいかがでしたか
「日体大と言うことで、気は抜けませんでした」
―団体戦を振り返ってどうですか
「結果は負けたけど、みんな相撲の内容は悪くなかったので、インカレに向けて、良い試合だった」
―個人戦でよかった点はどこでしたか
「いつも以上に落ち着いていた」
―自身の取組みで改善点などありましたら教えてください
「強い気持ちで望むこと」
―インカレの目標と意気込みを教えてください
「団体、個人共に優勝すること」
▼団体出場メンバー
先鋒 西川登輝(法4)
次鋒 是澤矩史(文4)
中堅 菅野陽太(法4)
副将 住木厳太(法3)
大将 影山由伸(法1)
◆大会結果
団体戦 ベスト8
菅野 3位入賞
記事:「中大スポーツ」新聞部