10月25日 境川自転車競技場
4年生引退後初めての大会である全日本トラック選手権。1、2年生が日頃の練習の成果を発揮し、現状の実力を把握するため臨んだ。
※感染防止対策を十分に考慮した方法で取材を行っております
朝から天候に恵まれ、快晴のもとの出走になった。競技日程が変更され、中央大学は4kmインディビデュアル・パーシュートのみの出場になった。
武井稜哉(商2)が4分51秒062で11位。後輩に差をつける走りを見せた。「まず第一に後輩に負けたくなかった。怪我の影響で3ヶ月自転車に乗れなかったが、1年間で去年以上に調子を上げられたのは成長したと思う。 今年最後の大会としては悪くない内容だった。個人的には満足している」(武井)と結果に手応えを感じていた。
また、1年生の中では五十嵐洸太(経1)が4分53秒988で走りきり、11位と健闘した。五十嵐は入学後初めてのトラック競技に対し、「レースのコツが今大会で掴めたので、次の大会では更に良いタイムが出せそうで楽しみ」と振り返った。
▲夕日の中を走る武井
しかし今回の大会では、来年に向けた課題も多く浮き彫りになった。「次に向けての課題点は正直に言って全部。アップの仕方やペースの掴み方、また単純な練習不足も痛感した」(津石)と吐露する。新体制は始動したばかりであり、今後の伸び代も大きい。自転車競技部の新世代の成長と、活躍に期待したい。
◆大会結果◆
4kmインディビデュアル・パーシュート
⑪武井稜哉(商2)4分51秒062
⑱五十嵐洸太(経1)4分53秒988
㉒津石康平(商1)4分56秒309
㉔中西壮二郎(経1)4分56秒887
㊼宇野旭(法2)5分16秒352
記事・写真:「中大スポーツ」新聞部