2022年5月29日 会場非公開
▼スタメン
GK
鈴木 悠矢(理3)
DF
荒木 遼太(経4)
大桃 伶音(商4)
牛澤 健(経3)
岡井 駿典(法4)
MF
芝田 将(経4)
田邉 光平(法3)
豊田 歩(総政4)→小川 嵩翔(商2)
FW
平尾 拳士朗(経4)→矢尾板 岳斗(商2)
田中 幹大(商1)→勝浦 太郎(総政4)
山崎 希一(経3)→鈴木 翔太(文4)
▼試合結果
〇中大1ー0学芸大●
得点者:大桃 伶音(後半3分)
前節、試合終了間際に追いつき勝ち点1を得た中大。その勝ち点を無駄にしないためにも、今節勝ち点3をしっかり積み上げたい。スタメンには復帰したキャプテン岡井と、1年生ながら初スタメンの田中が名を連ねた。
前半から中大はボールを支配し、いくつものチャンスを創出する。前半22分には山崎のパスにサイドバックの岡井が反応し裏に抜け出す。岡井はそのままペナルティエリア内まで運び右足を振り抜いてシュートを放った。しかしこれは惜しくもゴール上。得点には結びつかない。同37分、豊田のクロスに田邉がヘディングで合わせるが、これは相手GKに阻まれてしまう。その4分後にも芝田が上げたクロスのこぼれ球を田邉が拾うと、相手をかわして左足でシュート。これも相手GKにキャッチされ、いくつもの決定機をつくるものの得点のないまま試合を折り返した。
▲今節がデビュー戦となった田中
待望のゴールが生まれたのは、後半3分のことだった。田邉のコーナーキックに大桃がヘディングで合わせ、ゴールネットを揺らした。ゴールを決めた大桃はゴールシーンを「練習通り、しっかりいいボールがきて、そこに合わせるだけだったんで、コーナーキックを蹴ってくれた田邉さんには感謝したい」と振り返った。
▲大桃のヘディングゴールシーン
同22分、相手GKのゴールキックを平尾がカットし、すぐさま前線の山崎に送る。左サイドでボールを受けた山崎はドリブルで運び、左足を振り抜いた。ボールはゴール右へそれ、得点とはならなかったが、相手のすきをつくプレーでチャンスをつくった。
最後まで全員で守り、全員で攻め続けた中大。試合終了のホイッスルが鳴り、大桃のゴールが決勝点となって試合を終えた。
▲試合を通して何度もチャンスを創出した田邉
こういった難しい試合で勝ち点3をしっかり積み重ねられたところに、今年の中大の強さが表れている。次節の相手は昨年まで1部にいた立正大学。強敵相手にどれだけ中大のサッカーを見せられるか。力が試される一戦になるだろう。
▼試合後コメント
宮沢監督
―試合を振り返って
難しい試合だったと思います。セットプレーで点を取れたんですけど、なかなかうちのリズムにできなくて、じれずに我慢強く戦おうという話をしてたんですけど、それができたからこその勝ち点3だったと思います。
―決定力の部分について練習からどんな指示をしているか
色んなパターンの練習はやっているんですけど、やっぱりもう少し思い切ったシュートを打ちにいく姿勢がほしかったなと思います。シュートシーンはできてたんですけど、決定機というところでいうと少なかったかなという風に思いますね。そこを課題として残りました。ただ後半、セットプレーで点を取れたのは非常に大きかったなと思います。
―次節へ向けて
前節の日大戦、10人になった中でも戦って同点に追いついた勝ち点1が、今日勝ち点3取れて非常につながったなという風に思っていますので、この勝ち点3を、次の立正戦も積み重ねができるように、また練習して、いい準備をしていきたいなと思います。
岡井選手
―久々の試合だがコンディションは
ずっと試合があいてた中でも、日々の練習とかはしっかり積み重ねられていた部分があったので、しっかり体のコンディションとか、気持ちのコンディション両方含めて、良い準備ができたと思います。
―攻撃参加が多かったが、攻撃の面で意識していることは
ずっと課題なのが自分の攻撃の部分で、そこでいかに得点とかアシストとかに関われるかっていうのが自分の課題だと思っているんで、今日は前に出れていた分、そこのチャンス、シュートだったりクロスでもっと結果を残したかったという部分はあります。
―守備の評価は
ここ数試合失点0が続いていて前節はPKから失点してしまったんですけど、全員が体を張って守備をするっていうのは普段の練習から全員が意識してやっていることだったんで、今日も相手の攻撃をそれを意識して、特にセットプレーの部分で跳ね返し続けることができたので、とても良かったと思います。
―次節へ向けて
1部から落ちてきた立正大学ってことで、強いチームなのはわかっているので、そこに向けてまた全員で1週間いい準備をして、絶対に勝ちたいと思います。
大桃選手
―今シーズンはスタメンが多いが練習から意識していることはあるか
まず、今まですごいけがが多かったので、けがをしないっていうのは第一に考えていますし、プレー面ではやっぱり4年生なので、チーム全体を見て、チームのこと引っ張れるように、練習から頑張ってやっています。
ー守備の評価は
隣の牛澤選手としっかりコミュニケーションとって無失点でいこうって話はしてて、その中でも、攻めているときのリスクマネージメントだったり、チーム全体を見て、声かけて、味方動かして、失点0におさえられたかなという風に考えています。
―次節へ向けて
暫定2位で今節勝ったので、多分1位か2位ってところで、優勝っていうところを一つの目標にしているので、優勝に向けてチーム一丸となって、毎日の練習を頑張って、また練習を続けていきたいなという風に考えています。
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(記事:佐々木絢子、写真:佐々木絢子、奥村杏)