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システム変更も功を奏し「狙い通り」(宮沢監督)のゲームができたが勝ち点は1ー関東大学サッカーリーグ戦1部 第16節 対桐蔭横浜大

2023年10月7日 東京都・中央大学多摩キャンパスサッカー場

スタメン

GK

猪越 優惟(商4)

DF

長澤 圭剛(文3)

牛澤 健(経4)

石橋 衡(文3)

加納 直樹(総4)

MF

湯谷 杏吏(経3) →山﨑 希一(経4)

田邉 光平(法4)

小川 雄輝(文1)

FW

家坂 葉光(文3)→有田 恵人(文4)

田中 幹大(商2)→鈴木 登偉(商3)

持山 匡佑(商2)→星野 創輝(商3)

 

試合結果

中大1―1桐蔭横浜大

得点者:田中 幹大(後半26分)

 

リーグ戦も残すところあと7試合。残留のためにも勝ち点をとりたい中大の今日の相手は桐蔭横浜大。前回対戦では先に得点を許すも終了間際に追いつき引き分けに持ち込んだ中大。終盤戦流れにのるためにも大事な1戦となった。

 

システムを変更して3バックで臨んだ中大。試合は開始早々に動く。前半17分、中盤で湯谷がボールを受けるとドリブルで運び右サイドの長澤に展開する。家坂が追い越して長澤にスルーパス。ポケットで受けると中へのクロス。湯谷のシュートは相手GKに阻まれたが田中幹大がこぼれ球を押し込み先制点。湯谷がシュートこそ決めきれなかったものの得点の起点となりチャンスを生み出した。その後は互いに一歩も譲らない拮抗した展開が続くも次第に流れは桐蔭横浜  大へ。前半終了間際、エリア外からの強烈なシュートはDFにあたってコースが変わりゴールに吸い込まれた。土壇場で追いつかれた中大は1対1で前半を終える。

 

▲喜ぶ田中

勝ち越したい中大はボールを支配し主導権を握る。後半14分コーナーキックのチャンスは決めきれなかったがその3分後。相手DFのファールでのリスタート。素早く始めると前線の飛び出した田邉が受ける。上がってきた長澤が受けそのままクロス。持山のところへこぼれてくるも相手GKが飛び出し体を張って防いだ。大きなチャンスを決めきれなかった中大は試合終了後間際、ピンチを迎えるがGK猪越を中心になんとか守り切り勝ち点1を分け合う結果となった。

 

▲先制点に絡んだ湯谷

試合後、宮沢監督が「狙い通りのゲームができたので勝ち点3を取りたかった」と手応えとともに勝ちきれなかった悔しさを口にした。ボールを保持し、相手の背後を突くサイドから攻撃。守備では連携したプレスで相手に効果的にボールを持たせなかった中大。間違いなくゲームを支配していたが「どんなにいいサッカーしても、そこのゴール前のところ突き詰めなきゃいけない」(田中)と結果を追い求める。勝ちにこだわるサッカーを残り6試合で期待したい。

 

▲守備で貢献した加納

 

試合後コメント

宮沢監督

──今日の試合を振り返って

ちょっと今日やり方変えて、システム変えて狙い通りのゲームができたので勝ち点3を取りたかったなあという試合でした。

──サイドからの攻撃が目立ったと思います

サイドから相手の背後をとりながらチャンスを作っていこうという話をしていたのであれを決めきれれば勝ち点3とれたのかなあと思っていますが、ポジティブな勝ち点1だと思います。

──残りの試合に向けて

残り6戦なので、全部勝つ意欲をもってやっていきたいと、1部残留するためにみんなで頑張っていきたいと思います。

 

田中選手

──試合全体を振り返って

チームとしても3バックっていう新しいフォーメーションでやった中で1週間それに向けて準備してきて今日の試合もポジティブに取り組んで自分たちのサッカーができたかなとは思います。

──得点シーン振り返って、また攻撃シーンを振り返って

サイドからの攻撃がチャンスっていうのは今週1週間やってきて共通認識をしてわかっていたのでそこから得点を取れてよかったです。

 

(記事・写真:関拓斗)

 

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