• Twitter
  • facebook
  • instagram

PB更新者多数!勢いそのまま、いざ次のステップへ―第313回日本体育大学長距離記録会

2024年4月28日 日本体育大学横浜・健志台キャンパス陸上競技場

27日から2日間にわたって行われた日体大記録会。28日の5000㍍のレースには計15人の選手が出走。4人の選手が自己ベストを更新する、非常に収穫のある大会となった。

この日、中大勢で初出走したのは本間颯(経2)。本間は5000㍍の11組と13組に出場し、中1組というレース間隔での出走だったが、果敢にレースを引っ張っていく姿を見せ、どちらも14分台でゴール。持ち前の安定した強さを見せつけた。

▲安定した走りをした本間

本間の2レース目となった13組には同学年の後藤琉太郎(文2)のほか、この春入学した三浦彰太(文1)と木下道晴(経1)が出場。三浦と木下は途中苦しい表情を浮かべながらも双方ともに14分台でレースをまとめあげた。まだCを背負ってわずか数か月の彼らの今後の躍進劇に期待が高まる。

▲力強い走りを見せる三浦

16組には最高学年となった中野倫希(経4)と佐藤大介(文1)、田原琥太郎(文1)、原田望睦(文1)、田中伶央(文1)の新入生4人が出走。このレースでは佐藤大が積極的に攻め13分台でゴールし、見事自己ベストを大幅に更新した。4月から充実した練習が積めてきたという佐藤大。「しっかりタイムが出せて、自分としては満足している」と大学デビュー戦を振り返った。

▲大幅に自己ベストを更新した佐藤大

続く17組には5月9日から開催される関東インカレ(以降、関カレ)に出場が決まっている山平怜生(法4)、佐藤蓮(法2)、小田切幹太(文2)、七枝直(法1)、並川颯太(法1)が出走。レース序盤は、山平・佐藤蓮・小田切は集団の後方、七枝・並川は集団の中ほどに位置していたが、終盤になるにつれ山平・佐藤蓮が大きくペースをあげ、並川もハイペースに進むレースに後れを取らない走りを見せた。このレースで佐藤蓮と並川は自己ベストを更新。初の13分台をマークした佐藤蓮は「思った以上にまとめられた」と笑みを浮かべながら振り返った。

▲初の13分台をマークした佐藤蓮

佐藤蓮とは対照的に並川は「まだまだだった」と自身の目標であった13分40秒台でのゴールを達成できなかったことを悔やむ姿が見られた。前日に続いて二日連続の出走となった小田切は「予想以上に疲労が出るということがわかった」と失速が見られた自身の走りを振り返るとともに「このことを関カレに繋げていきたい」と関カレへの意気込みを新たにした。

▲自己ベストを更新した並川

中大勢最後の出走となったのは、入学後も持ち前の圧倒的な強さを発揮している岡田開成(法1)。外国人選手が先頭につきレースを引っ張る中、岡田もそれに食らいついた。多くの実業団選手も出走した当レースで岡田は日本人トップでゴール。また、自己ベストも更新した。レースでは日本選手権の標準記録である13分32秒をきることが目標だったと語った岡田。今レースで達成できなかったことを悔やんだが、最近の調子はかなり上がってきているという。「表彰台に立ちたい」と意気込む関カレでは、この悔しさをバネに目標を叶えてくれるだろう。

▲レースに食らいつく岡田

今週末から始まる関カレ。今大会のような強さを見せてくれるであろう中大勢の走りが今から待ち遠しい。

 

◆コメント◆

16組 佐藤大介(文1)

―今日のレースを振り返って

「大学のデビュー戦ということで、しっかり4月から練習が積めてきて、ひとつこのデビュー戦というところは目標にしていたところなので、しっかりタイムが出せて、自己ベストが出せたところは自分としては満足しているかなというところです」

―レースの目標

「自己ベストと13分台を目標にしてやってきて、最低限そこは出せたのかなと思います」

―自己ベストを大幅に更新されていたが、思い当たる要因などは

「中央大学の練習を自分のなかで流れだったり、内容っていうのに、だんだんと慣れてきて、周りの同期もみんな練習をやっているなか自分も負けたくないっていう思いがあって、先輩たちも強いなかで、自分も競い合いというか、切磋琢磨できたことが自己ベストに繋がりました」

―今後の目標

「トラックもそうなんですけど、ハーフマラソンであったり、そこを自分は目指しているので、まずは夏までは基礎作りというか、基礎をしっかり作っていって、夏以降は駅伝だったりロードレースで自分の目標としているところに行けて、目標を達成できるように、今から練習を積んでいきたいです」

 

17組 佐藤蓮(法2)

―今日のレースプランは

「結構レースのスピードが速い距離だったので、前から速く行くだろうなと思っていたのでいつも通り後ろから様子見ようかなと思っていったんですけど、後ろでも結構速くて、自分のペースで刻んでいったっていう感じですね」

―途中からペースが上がって前の方に出ていたと思うが、それは自分で気持ち切り替えて行った感じか

「そうですね、ペースもほとんど落ちてはいなかったので。でもちょっとずつ前との差があいていたので前にいかないと、と思って切り替えていきました」

―13分台でPB(自己ベスト)更新したがどう思うか

「最近までの調子がめちゃくちゃ悪くて、本当に3日前の刺激で結構ダメでやばいかなと思ったんですけど、思った以上にまとめられたので(笑)関カレはちゃんとうまく調整していければいいなと思います」

―関カレも踏まえて今後の目標は

「関カレはまずは決勝に行って入賞を目指していきます。上半期はU20の5000㍍を目指してやっているので、とりあえずそこで優勝することを目標に頑張ります」

 

17組 並川颯太(法1)

―今日のレースを振り返って

「前半は良かったんですけど、練習の出来具合から考えたら、まだまだだったなと思います」

―自己ベストを更新されていたが、どの辺りがまだまだか

「自己ベストは自己ベストなんですけど、目標には到達できなくて、悔しい」

―どんな目標だったか

「13分40秒台を目標にしていたので、前半はスムーズに走れていたんですけど、後半きつくなったところで足りなかったので、そこが反省点です」

―今後はどんな練習をしたか

「この後にも関カレとかが控えているので、このタイムはしっかり自分でも受け止めて、反省して次に繋げていきたいし、練習では後半を磨いていく、耐えられるようにしていきたいです」

 

17組  小田切幹太(文2)

―今回の記録会は1日目に1500㍍、2日目に5000㍍に出場されたが何か意図はあったのか

「関カレが1500予選と決勝で連戦になるので、それイメージして2日間出たって感じです」

―2日間総じてレースの振り返り

「2本まとめるっていうのが目標だったんですけど、ちょっと5000㍍の方で崩れてしまって、予想以上に疲労が出るっていうことが分かったのでこれを関カレにつなげていけたらなって思います」

―2月の丸亀ハーフの際に箱根駅伝・20㌔に繋がる1500㍍にしたいと言っていたが、逆に春にかけてハーフを走った経験は今の仕上がりに繋がっているイメージはあるか

「そうですね、12月からハーフを通してしっかり長い距離の練習ができていた分、結構体の仕上がりが良くて4月頭結構走れている感じですね。なので長い距離踏んだ分結局体が絞れてきてキレが出てきたって感じですね」

―関カレの具体的な目標

「関カレまで10日ほどで調整も難しくなると思うんですけど、しっかり入賞できるように頑張りたいと思います」

 

NCG 岡田開成(法1)

―今日のレースの狙い

「かなり調子よかったので日本選手権の標準を切りに行きたかったんですけど、叶わなかったのがちょっと悔しかったところです」

―レース展開としては実業団の選手が先頭引っ張っていく形だったが、そこについていくのはどうだったか

「そうですね、ついていくってところだったんですけど3000㍍の入りがスタート前7分55からって言われたのでそれはちょっと抑えておきたいと思って後ろにつく感じで進めていきましたね」

―中大記録会で1万㍍走ったと思うが、そこからの流れはどうだったか

「かなりいい形で練習も積めてきていて大幅ベスト更新も狙える状況だったので、調子はよく上がってきていました」

―関カレ5000㍍の目標は

「今日はラストスパートの課題っていうのも少しは克服できたと思うので、そういった面も生かして表彰台を目指したいです」

 

◆大会結果◆

男子5000㍍

11組 本間颯(経2)14分30秒02

13組 本間颯(経2)14分02秒85

三浦彰太(文2)14分25秒10

木下道晴(経1)14分46秒91

後藤琉太郎(文2)15分03秒47

16組 佐藤大介(文1)13分57秒98

田原琥太郎(文1)14分11秒89

中野倫希(経4)14分12秒83

原田望睦(文1)14分22秒36

田中伶央(文1)15分09秒83

17組 山平怜生(法4)13分47秒58

佐藤蓮(法2)13分51秒80

並川颯太(法1)14分03秒37

七枝直(法1)14分17秒53

小田切幹太(文2)14分34秒37

NCG 岡田開成(法1)13分48秒44

 

(記事:功刀萌恵、写真:功刀萌恵、山﨑響、日向野芯、遠藤潤)

公式X(@chudaisports
Instagram(@chuspo_report