• Twitter
  • facebook
  • instagram

主将森川がダブルス・シングルスで連勝!強豪日大相手に逆転勝利でチーム今季初勝利を掴む!─2026年度関東大学バドミントン春季リーグ戦 日大戦

2026年5月2日 日本体育大学健志台キャンパス米本記念体育館

春季リーグの開幕から連敗で迎えた3試合目の相手は日大。昨年のインカレ団体戦ではベスト4進出を阻まれた相手に今季初勝利を目指す。第2シングルスで勝利した中大だったが、続く第1ダブルスを落とし、後が無くなった。しかし、第2ダブルス、第3シングルスと勝利を飾り、逆転勝利で日大相手に待望の今季初勝利。大会は異なるが、リベンジを果たした。

〈第1シングルス〉

明大戦同様、第1シングルスには五島直紀(経2)が出場。明大戦では敗戦も粘りを見せた五島。今試合では序盤からリードを許してしまったが、五島は果敢に攻め込み、鋭いスマッシュをライン際に決めたときには、チームメイトを盛り上げた。だが、試合は相手の正確なショットを前に点差をつけられ9ー21で第1ゲームを落とす。続く第2ゲームは、互いに譲らず拮抗(きっこう)した試合展開に。しかし、相手に連続得点で一歩抜け出され、そのまま流れを奪われた。第2ゲームを落とし敗戦。粘りを見せたが、勝利は飾れなかった。

▲2試合連続で第1シングルスに出場した五島

〈第2シングルス〉

第2シングルスも五島同様、明大戦と同じ布陣で殷が勝利を目指す。第1ゲーム序盤は、相手に得点を重ねられ、リードを離される。徐々に殷のプレースタイルである力強いスマッシュで、相手を押していくが、相手にこのゲームを奪われる。迎えた第2ゲームも序盤1ー6とミスが重なり、リードを許す。しかし、第1ゲームで戻りつつあった本来の殷の力強いショットが、相手を押し、中盤以降得点を重ねこのゲームを奪う。第3ゲームでも、第2ゲーム同様序盤に失点を重ねたが、コートを前後に広く使いつつも、鋭いスマッシュで決め、終盤の5連続ポイントで逆転。接戦をものにした。試合中から得点を決めるごとにチームを盛り上げ、試合終了時には大きな声でチームメイトと喜びを爆発させた。殷自身も今季リーグ戦では初勝利となり、雰囲気も高まった中、勝敗の行方はダブルスへ託された。

▲自身今季初勝利で、チームメイトにガッツポーズを見せた殷

〈第1ダブルス〉

第1ダブルスには、佐々木一真(経2)・佐藤文祐(経1)のペアが出場。佐々木は今季リーグ初出場、佐藤は初戦に新木統(商3)とのペアで出場していたため、この2人のペアでは初試合となった。どちらも力のあるスマッシュを打つプレースタイルで、佐々木の身長を活かしたショットや、佐藤の素早い返しで得点を奪う。しかし、第1ゲームから相手に試合のペースを握られ、ネット際のミスも目立ち11ー21でこのゲームを落とす。続く第2ゲームも序盤から勢いに乗る相手にリードを許す。中盤に一時同点としたが、再び点差を離され、終盤に粘りを見せたものの15ー21で第2ゲームも落とし敗戦。初出場ペアで初勝利とはならなかった。

▲スマッシュを打つ佐藤(左)、今季3戦目で初出場となった佐々木(右)

〈第2ダブルス〉

第2ダブルスには、ここまで連勝でチームを引っ張る森川翔暉(商4)・深尾優太(経1)のペアが出場。チームとしても2敗と後がなくなった中でも、左右に揺さぶるショットで相手を崩し、鋭いスマッシュで得点を重ねていく。序盤から中盤にかけて連続得点を重ね、大きくリードをつけ21ー13で第1ゲームを制す。迎えた第2ゲームでも、序盤から勢いが衰えることなく鋭いショットが冴え、再び大きくリードする。低い姿勢で相手のショットを返しつつ、この日は森川・深尾の2人で浮いてきたシャトルを相手コートに打ち込んだ。そのまま第2ゲームも制し、ペアでは3戦連勝。チームを2勝2敗のタイに戻し、勝負の行方は最終第3シングルスへ持ち越される。

▲浮いてきたシャトルを狙う森川(左)と相手の返球に備える深尾(右)

〈第3シングルス〉

第3シングルスには、第2ダブルスで勝利を飾った森川が出場。勝てばチーム今季初勝利という重要な局面で、試合の運命はキャプテンに託された。ダブルスとは違ったテンポでも、森川の正確なショットで相手を右に左に揺さぶる。コートを広く使い、お互いがシャトルを打ち合う中でも序盤から得点を奪う。中盤まで相手を寄せ付けず、連続得点でリードを広げた森川は第1ゲームを21ー13で先取する。第2ゲームにさしかかり、リードで試合を進めるがここまで疲れも見え、ショットのミスが目立ち始める。動きが鈍くなった中、相手も強いショットでシャトルを打ち込み接戦に。しかし、16ー18のビハインドの展開でも、最後は怒涛の5連続ポイントで逆転し、21ー18で勝利。チームを待望の初勝利に導いた。

▲ダブルスでの勝利後、すぐにシングルスに臨む森川

主将の森川がダブルス・シングルスの両方で強さを見せ、チームを勝利に導いた。リーグ戦での中大の勝利は入替戦を除くと、24年秋季リーグでの筑波大戦以来の勝利となったため、チームは笑顔と喜び、安堵の表情に包まれた。強豪の日大相手に勝利したことも残り2試合に向けかなりの好要素になることは間違いない。連勝を目指し、次戦に挑む。

◆試合結果◆
〇中大3 -2 日大●

1S ●五島 0(9ー21、15ー21)2 石原〇
2S 〇殷 2(17ー21、21ー17、21ー19)1寺内●
1W ●佐々木・佐藤ペア 0(11ー21、15ー21)2 稲川・縣ペア〇
2W 〇森川・深尾ペア 2(21ー13、21ー13)0 水村・阿部ペア●
3S 〇森川 2(21ー13、21ー18)0 山岸●

◆コメント◆
【森川選手】

──今日の2試合をそれぞれ振り返って
ダブルスはもっと接戦になると思っていたら、思ったよりも相手が引いててくれていて、自分たちの思うように試合展開ができたので。あまり疲れずに試合を終わらすことができたのでよかったのと、シングルでは練習は前日の1日しかしてなかったんですけど、やっぱりそのせいで結構、しょうもないミスとか配球ミスとか多かったので。勝てたのはちょっと奇跡なので。もうちょっと修正して、シングルに出るなら、もうちょっとやり方考えないとな、と思いました。

──チームとしては、日大相手にリーグ戦今季初勝利、その点はキャプテンとしてどうですか。
負けたら終わりだったので、オーダーからみんなで考えてやって、思うように当たって。これで負けたら負けだと思って。そこをちゃんとみんなで勝ち切れたのが、よかったかなと思います。

──春リーグの試合が続くと思うので、次戦に向けて一言お願いします。
そうですね。法政も勝っちゃって、1勝が結構並んでると思うんで、まだ可能性はあるので、あと2戦、今日のようにみんなで勝てるように頑張りたいと思います。

【殷選手】

──今日の試合を振り返って
結構、体の調子は正直あんまり本調子じゃないですけど、でも、粘ってチームに1勝をあげられたのは嬉しかったです。

──チームとしても今季初勝利、その点についてはいかがですか。
去年1年間丸々、自分は春しか出れてなくて。秋は怪我で出られなかったんですけど、チームとして1勝、他の大学からしたら結構普通のことかもしれないですけど、自分たちにとっては新たなスタートというか。みんな多分これで自信もつけることができたので。見てた感じ、応援もみんな生き生きとしていたので、ちょっと勢いあるかなと思うんで。あと2戦あると思うんですけど、この勢いをうまく使って、ガツガツやっていきたいですね。

──明日、明後日の試合に向けて
今日1回勝っただけじゃ、終わりではないと思うので。他の大学見ると、まだ自分たちと同じく、1勝のチームが多いと思うんで、明日勝てば、入替戦回避っていう。じわじわ目標というか、今最下位なんで。目標としてまずはそこを狙って。目の前の1個ずつ頑張っていきたいです。

【深尾選手】

──今季リーグ、初出場からここまで戦ってみて
自分は今年から入学したのもあるので、今まで中学高校でやってきたこととか、そういうのを活かしつつ、リーグ戦の雰囲気というか、そういうものでやっぱり緊張してしまうともったいないなと思うので。逆に緊張してるとこも楽しめたらいいなと思っていたんで、自分から、相手に向かっていってガツガツいけたので、そこはすごい良かったんじゃないかなと思います。

──今日の試合も含めて、3連勝。今日の試合はどうでしたか。
パートナーが4年生の森川さん、自分よりも技術があって、すごい助けられた部分もあったので。やっぱりそこは自分に合わせつつ、森川さんのしたいことに合わせていけていたのが、1つの勝因だと思いますし、いくらリードしていても、やっぱり気を緩めずに最後まで、しっかり戦い抜いたことが今回良かったのではないかなといます。

──森川主将とダブルスを組んでみてどうですか。
率直に言うともう本当に素晴らしいの一言で。本当にもう自分にはないものを持っているし、自分がしたいことをさせてくれるような人です。本当に尊敬していて、本当に助かってる限りです。

──今日はチームとしても今季初勝利で、いい形で終われた、その点についてはどうですか。
そうですね。自分も入学して初めて勝って。ずっと中大が6位というか、いつも入替戦に行ってるのを見ていたので。やっぱり今回勝てたのはすごい嬉しくて、本当に嬉しいと感じています。

──明日、明後日の試合に向けて
まだ1年生なので、もっと相手に向かっていく、ガツガツいけるようにこれから頑張っていきたいと思います。

◆お知らせ◆
次戦は5月3日(日曜日)に日本体育大学健志台キャンパス米本記念体育館で行われる対法大戦です。

(記事、写真:野村真)

公式X(@chudaisports
Instagram(@chuspo_report