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【新体制特集】最終回 硬式野球部新主将副主将対談後編 中前祐也×石井巧×根本翔吾×西舘勇陽

新スローガン「反撃」を掲げ新たなスタートを切った中大硬式野球部。新主将は中前祐也(法4=浦和学院)、副主将は石井巧(文4=作新学院)、根本翔吾(商4=習志野)、西舘勇陽(法4=花巻東)に決まった。前回に引き続き第7回目は主将副主将対談をお届けする。中前の理想のキャプテン像や今後の中大を支える期待の後輩について語ってもらった。(取材、構成=山里莉子、髙梨晃世)


 

——清水監督からかけられた言葉

(中前)一番はここ最近優勝できていないけど「このチームなら優勝できる」と一番最初に言われて、その中でも今の中大にはより厳しさが必要だと言われてそのためにも強いチームを作るにはお前がキャプテンをやるべきだと思ったという風に言われたので監督も今年に懸けてる思いが強いと思うのでその気持ちを汲み取りながらやっていきたいなと思いました

 

(根本)他の選手とは違った見方ができることが自分の持ち味だと思っているので、監督からは「根本は根本なりに根本の見方をしてくれ」という言葉をかけてもらいました

 

(石井)自分も中前と同じく「今年は優勝するぞ」といわれたのでキャプテンは中前なので中前のチームではあるけれど副キャプテンは三人いるのでキャプテンのように自分からチームを引っ張っていって戦って欲しいという言葉をかけてもらいました

 

(西舘)自分はチームのことはキャプテンとか他の野手に任せるというか、自分はピッチャー陣を任せるというように言われたのでまとめられるように頑張っていきたいと思います

 

——前キャプテンの北村(恵吾=令5卒・東京ヤクルトスワローズ)さんから伝えられたこと

(中前)自分がキャプテンになったときに連絡したのでそしたら「お前ならできると思うから自分らしさを忘れずにやればいいと思うよ」というように言ってもらいました

 

——最上級生になったことで練習への取り組みの変化や意識の変化は

(中前)特に気負いみたいなのはないけど、下の学年からより見られている立場になるのでそういった面では4年生が誰よりも練習をしないといけないと思いますし、そういった自覚はより芽生えたかなと思います

 

(根本)自分が下級生だったときには自分のことをやればいいと思っていたけど、今上級生になったときにやっぱ下級生は先輩の背中を見ると思うので、そういう責任感は生まれてきたのかなと思います

 

(石井)自分の代ということで去年より一層厳しくしっかりやっていかないといけないなと思いました

 

(西舘)自分のことだけじゃなくて周りのことにも目を向けていかないといけないと思うようになりました

 

——プロに行った森下(翔太=令5卒・阪神タイガース)、北村から受けた影響は

(中前)チームで優勝という目標を掲げたなかであの二人の存在感であったりとか精神的な部分でも大きな存在だったなと思いますし自分たちも下級生からそう思ってもらえるようになりたいなと思います

 

(根本)間近で二人のプレーを見たり、一緒に練習をしてきた中でこれだけ練習すればプロ野球選手になれると感じましたし、目標になるような存在だったのかなと思います

 

(石井)入れ替え戦に向けての練習のときだったり試合中も、自分のことの前にチームのことを気にかけて声をかけている姿が印象的だったので自分もそうなっていきたいなと思いました

 

(西舘)周りに声をかけていて自分のことよりもチーム優先でやっていたのが印象深かったのと、ああいったレベルの打者を抑えることができれば東都でも通用していくのかなと思いました

 

——理想のキャプテン像は

(中前)練習だったら誰よりも練習して、試合においては誰よりも結果を残して両方の面で結果を残すのが理想なのかなと思います

 

——キャプテンをどう支えていきたいか

(根本)自分の今までの野球人生の中でこんだけリーダーシップがあるキャプテンは中前が初めてだったので、自分たちが支えるというよりかは中前がやってくれるけど自分たちはそれに頼っていたら中前に負担もかかると思うので、小さいことでも中前を支えたいっていう気持ちでやっていきたいと思います

 

(西舘)ピッチャーなので結果でチームを支えるのが簡単なことで一番難しいですけど、チームのことに関しては練習も別なので関わることは少ないので結果で支えるのが一番かなと思います。

 

(石井)いろんなわがままな部分があって(笑い)。自分たちはそれを受け止めながらプラスで思ったことはどんどん言っていくし自分たちのチームなんだということを忘れずに支えていきたいと思います

 

——中前さんはどんなわがままを?

(石井)チームのことを考えてなんですけど今までの例年のルールを変えたりだとか、いろんな面でわがままです(笑い)

 

——期待している後輩は

(中前)松嶋(晃希=経2・浦和学院)くんです!シンプルに浦学の後輩っていうのと、ずっと腰のケガで思うような練習ができていなかったというのもあって彼は今その悔しさをもって一生懸命頑張っていて、自分なんかにアドバイスを求めてきたり、夜遅くまで一緒に練習しているので頑張ってほしいなと思います

 

(根本)櫻井(亨佑=商3・習志野)ですかね。自分も高校の後輩で、もっと深くいけば地元が同じっていうのがあって親近感もあって、同じポジションでライバルでもあるけど、あいつが結果を出せば自分も出さないといけないと思いますし期待している選手の一人かなと思います

▲期待する後輩、ライバルとして名前が挙がった櫻井

 

(石井)僕は繁永(晟=商2・大阪桐蔭)です。一年生ながらベストナインをとってまだまだ勢いに乗っていくと思うのでどんな選手になっていくのか楽しみです

▲期待している後輩として名前が挙がった繁永

 

(西舘)自分は美又(王寿=経3・浦和学院)ですね。今ケガしてて練習とか全然できてないですけど去年とか投げていたときにマウンド上の気持ちの強さはピッチャー陣の中で一番あると思っていて、堂々としているのでケガから復帰してから頑張ってもらいたいです

 

——新一年生で注目している選手

(中前)それはそこにいる二人(伊藤櫂、安田)じゃないですか? 全会一致で

 

——もう一緒に練習している?

(中前) 練習してます。多分まだ緊張していると思うので、まだ半分ぐらいしか出してないと思うので、すごい能力を持っていると思うのでなるべくこの四人でやりやすい環境を作っていければなと思います

 

——他に新一年生でいますか

(石井)ピッチャー誰かいない?

 

(西舘)坂本(典優=尾道)くんかな。めっちゃ期待されてるらしい。左の

 

(中前)ちょうどいいやん左

 

——おいどんカップへの意気込みを

(中前) 初めてやるのであまりイメージ沸かないけど社会人のチームだったり大学生のチームと対戦できるので、とにかく勝ちたいっていう、それでリーグ戦につなげたいので鹿児島から全試合勝つつもりで行きたいと思います

 

(根本) もちろんチームのことも考えないといけないけど個人的にはラストシーズンでどうしてもスタメンをとりたいという気持ちがあるのでとにかく個人の成績を残してがむしゃらに頑張りたいと思います

▲ラストシーズンでの活躍を誓った根本

(石井)お客さんが入るということでどんな試合も勝ちにこだわって、その中でもないようにこだわっていきたいと思います

 

(西舘)勝つことがまず前提なのでその中でも六大学であったり社会人との試合ということでいろんなことを吸収できると思うのでたくさん学んでいきたいと思います

 

——どんなチームにしていきたいか

(中前)チームスローガンが「反撃」でその意図としても自分たちの代は一度も優勝したことがなくて、2年の春、3年の秋とあと一勝で2回優勝を逃していて、さらに入れ替え戦を経験しているので、あと一勝であったり、あと一歩っていうのにこだわりながら何としても優勝するという気持ちで「反撃」していきたいと思います

 

(根本)この代はいろいろな経験ができたと思いますし、優勝争いや、入れ替え戦も経験してきたという面では他のチームと比べて上になるのかなと思うので、その経験を生かして優勝目指して一戦一戦頑張っていきたいと思います

 

(石井)入れ替え戦がすごく大きい経験になったので、一点の重みというか、一球の重みを他のチームより感じていると思うので、一球一球大切に攻める気持ちを忘れずに戦っていきたいと思います

 

(西舘)一番はピッチャーが点を取られなければ負けることはないので

♪♪♪(西舘の着信音)♪♪♪

すみません!

一同笑い

その一点取られて負けるって試合も何試合かあって結局優勝を逃したりだったりとか入れ替え戦に行ってしまったので最低でも最少失点で切り抜けることを前提にしていきたいなと思います

 ▲ピッチャー陣を率い優勝へ導く西舘

◇中前祐也(なかまえ・ゆうや)◇
学部学科:法学部・法律学科
身長・体重:178㌢・78㌔
出身高校:浦和学院高校

◇根本翔吾(ねもと・しょうご)◇
学部学科:商学部・会計学科
身長・体重:166㌢・70㌔
出身高校:習志野高校

◇石井巧(いしい・たくみ)◇
学部学科:文学部・人文社会学科
身長・体重:178㌢・78㌔
出身高校:作新学院高校

◇西舘勇陽(にしだて・ゆうひ)◇
学部学科:法学部・法律学科
身長・体重:183㌢・79㌔
出身高校:花巻東高校