2021年10月2日 大田区総合体育館
オータムリーグが2年ぶりに開幕し、中大は日大と対戦。2018年以来の1部リーグで幸先よく白星スタートといきたいところであったが、63-71で惜しくも敗れる結果となった。
▲背番号と同じ21得点をマークした#21渡部
第1クオーター(Q)、日大がフリースローで先制するも#21渡部の3点シュートですぐさま逆転に成功する。そのまま得点を積み重ねていきたいところだったが、スプリングトーナメント王者の日大は逃げ切りを許さない。留学生選手の鉄壁のディフェンスリバウンドも光り、得点差は縮まり再び日大リードの展開を迎える。11-12と逆転されたところで中大は#16栃木俊亮(商1)、#60萌苗勇人(商2)を投入。粘りの戦いを見せ17-18で第2Qへ。
第2Q序盤は#0樋口蒼生(文2)や#6菊池允(商4)にシュートが決まり試合を22-22のイーブンに戻す。しかし立て続けに得点を奪われ22-29と得点差は7点に広がる。#10田中裕也(商3)の投入や#21渡部のシュートで追い上げを図るも28-39で試合を折り返す。
第4Q、日大が2点を加えるも#15町井と#21渡部がシュートを沈め、54-59と得点差を5点に縮め白熱した展開に。しかし日大のオフェンスを確実に止めきれなかった中大。あと一歩及ばず63-71で敗戦を迎えた。
#2内尾は試合後、「自分たちが6点差とか詰めた時にあと一歩集中できなかった」と敗戦を悔い、荻野コーチも「前半も後半も追い上げていく過程の中でもったいないターンオーバーが必ず発生して流れが切れてしまった。できた部分は自信にしてほしいけど、できなかった部分をリーグ戦の中で乗り越えていくことがチームとしての課題になる」と口にした。
次戦は河村勇輝や八村阿蓮を擁する東海大と対戦する中大。それでも「自分たちはチャレンジャーだという気持ちは変わらないので、自分のプレーをしながらチームの勝利に貢献できるように頑張りたいなと思います」(#2内尾)と試合を諦めるつもりはない。成長著しいチーム力を見せつけ、1部リーグでも戦える力を示していきたい。
◆試合結果◆