2022年9月2日 国立代々木競技場第二体育館
明大戦は新型コロナウイルスの影響で不戦勝となり、5勝1敗の3位で迎えた青学大戦。上位キープへ負けられない一戦だ。
スターター
#2内尾聡理(商3)、#21渡部琉(商4)、#28濱野裕稀(総4)、#42山﨑紀人 (商1)、#47 吉田崇紘(法4)
開始早々、#21渡部と#47吉田の連係プレーからの速攻で先制点を奪う。一方で相手も#10の3点シュートなどで得点を重ね、序盤は均衡した状態が続く。しかし、#60蒔苗勇人(商3)の二本の3点シュート、相手のアンスポーツマンライク・ファールなどで徐々に中大ペースになり、終了間際には#0樋口蒼生(文3)のパスに合わせた#42山崎のブザービーターが決まり、28ー21と7点リードで第1クオーター(Q)を終える。
▲「シュートが入ったのはよかった」と3点シュート5本の活躍を見せた#60蒔苗
第2Qはいきなり相手に3点シュートを決められるも、#47吉田のバスケットカウント、#13小川翔也(商2)の攻守にわたる献身的なプレーで流れを渡さない。その後も、青学大は#0のバスケットカウント、中大も持ち味のトランジションからの速攻などで両者点の取り合いとなり、46ー40と点差が広がることなく後半へ。
第3Q、序盤に#60蒔苗、#21渡部の3点シュートで幸先のよい後半スタートを切る。しかし、中盤に入ると、スティールを許す場面が増え徐々に点差を縮められる。激しいトランジションの応酬となったこのQでも点差は広がらず、僅差で最終Qに入る。
▲相手と競る#21渡部
最終Qに入ると青学大の怒涛の攻撃を受ける。#0の3点シュートをはじめとした青学大の連続得点で中盤についに同点に追いつかれてしまう。しかしここで再び中大に流れを引き寄せたのはここまで攻守に精彩を欠いていた#2内尾だ。「競ったところにたまたま自分がいただけ」と振り返るも、得意のディフェンスからの速攻が光り、連続得点で終盤に8点差までリードを広げる。最終盤には#60蒔苗がこの日5本目となる3点シュートを沈め、勝負あり。4連勝で通算成績を6勝1敗とし、3位をキープした。
▲第4Q大活躍も、「今日は全然ダメだった」と振り返った#2内尾
この試合では勝利はしたものの、「ミスが目立った」(#60蒔苗)、「自分たちのバスケットができていない」(#2内尾)と選手たちの笑顔は少なかった。次戦は新人戦で敗れている日体大。自分たちのバスケットを取り戻し、雪辱を果たせるか。
◆試合結果◆
○中大84(28ー21、18ー19、19ー17、19ー18)75青学大●
◆お知らせ◆
次戦は本日、国立代々木第二体育館で日体大との1回戦が13時から行われます。
(記事:江渕光太、写真:江渕光太、二村沙羅)