2023年10月８日 アダストリアみとアリーナ
前日は強豪専大相手に勝利した中大。今日の対戦相手の神大に勝利して１巡目最終３連戦を三連勝で終わらせたいところ。そして上位リーグ進出にはこの試合は負けられない。
スターター
＃０樋口蒼生（文４）、#２内尾聡理（商４）、＃11オヌ太郎（商３）、#22島﨑輝（商２）、＃25西村慶太郎（経３）
第１クオーター（Q）は神大ペース。＃０樋口や＃77宮内柊人（商２）が積極的に得点を狙うも相手のディフェンスに苦しむ。一方、相手はシュートを着実に決め点差をつけられた。19-28で第２Qへ。
▲「相手は自分にとっては得意なディフェンスだった」と話した＃０樋口
第２Qも苦しい展開。リバウンドをなかなか取ることができず相手のペースで進んでしまう。中大はなかなかリズムに乗ることができず苦し紛れのシュートが続く。それでも＃13小川翔矢（商３）と＃０樋口がゴールを狙い続け、28-43で第３Qへ。
▲けがで離脱し復帰してきた＃13小川「調子は上がってきている」という
第３Q、序盤は一進一退。しかし＃22島﨑が３点シュートを決め中大は勢いに乗り始める。その後も相手のファールから着実にフリースローを決め、一時点差は一桁の８点。このまま逆転したいところではあったが、一気に神大ペースに戻った。中大は＃77宮内や＃13小川はオフェンスファールを取られるなど苦戦を強いられる。それでも＃13小川は積極的に攻め得点を重ねたが46ー65で最終第４Qへ。
▲攻守で存在感をみせた＃22島﨑
第４Qは開始直後から＃11オヌと＃60蒔内の３点シュートが決まる。その直後に神大はタイムアウトを要求し流れを変えることを試みたが中大の勢いは止まらない。＃２内尾を筆頭に連続点を重ねて４点差まで詰める。このまま逆転したいところではあったが最後は相手も意地を見せた。72ー79で試合終了、敗戦となった。
▲３点シュートで勢いづけた＃60蒔内
試合後、＃０樋口は「最初に相手を乗せてしまったことが敗因」といい＃13小川も「最初入りが本当によくなくてそれがずるずるいって、最後追い上げたけど追いつかなかった」と共通の課題を挙げた。
今日の試合で＃０樋口が＃２内尾や＃11オヌがフリースローの際に、肩に手を当てリラックスを促していたことが印象的だった。それを含めた含めた声かけについては「中のプレーしている５人が一つになってやらなければ何も意味がないので、４年生として当たり前ですけどそこは毎試合やっています」と語った。
一巡目はあと一試合。上位リーグに向けて翌日の江戸川大戦には勝利するしか残されていない状況。上位リーグ進出に向けて、２巡目に向けて、そしてインカレ優勝という目標のためにもこれからの一戦一戦も収穫あるものにしてほしい。
◆試合結果◆
●72中大（19－28、９－15、18－22、26－14）神大79○
（記事：二村沙羅、写真：藤野真紘）
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