2026年8月26日 神奈川県・東海大学湘南キャンパス
スターター
#3高山鈴琉(商4)、#5石口直(文4)、#11三谷拓夢(商2)、#37カッター勲生(法4)、#55板倉伶弥(文3)
スプリングトーナメントを7位で終えた中大はエースでダブルキャプテンを務める坂口大和(商4)を欠く状態でリーグ戦初戦を迎えた。相手はスプリングトーナメント王者の日体大。第1Qを6点ビハインドで折り返すも、第2Qで逆転、わずかなリードを守り切り、見事開幕戦勝利をつかんだ。
試合は日体大先攻で始まった。初戦の緊張からか両チームなかなかシュートが決まらないまま3分が経過。カッターが自らが放ったシュートをリバウンドし、レイアップシュートで先制点をもぎ取った。しかし流れをつかむまでには至らず、相手に2連続3点シュートを許し、7ー13で第1Qを終えた。
第2Qは代わって入った渡部駆流(商1)と堀井大河(文1)のコンビプレーで開始早々得点を奪うと、相手の得点を最小限に抑え、さらに高山の3点シュートで逆転に成功した。留学生ビッグマン擁する日体大に対し中大は、マークにつくカッター、板倉が抑え、周りの選手が拾ってつなぐ形が功を奏した。ロースコアで進んだ前半、28ー23と5点リードで後半につないだ。

▲ゴール下でシュートを放つカッター
第3Qは日体大に得点を許す一方、中大はシュートが決まらず、苦しい時間が続く。それでもカッターが3点シュートを沈めると、会場はこの日一番の盛り上がりを見せる。その後、カッターがこぼれ球を押し込み得点につなげるなど、リバウンドからチャンスを生み出した。留学生を擁する日体大に対して、粘り強くリバウンドを奪い、7点リードで最終Qへ。
第4Qも高山を起点に攻撃を組み立てるが、厳しいマークに苦しみ、パスを出すまでに時間がかかり、なかなか流れをつかめない。その間に日体大が得点を重ね、点差は2点まで縮まる。ここで中大はすかさずタイムアウトを要求。すると直後、高山が連続で3点シュートを沈める。勝負所でキャプテンが躍動し、再びリードを広げた。日体大もタイムアウトを要求し、互いに一歩も譲らない展開に。再び2点差まで詰め寄られるも、高山がドライブからレイアップを決め、4点差に広げる。日体大はファウルゲームで勝機をうかがうが、高山が4本のフリースローをすべて決め切り、52ー48で開幕戦を制した。

▲ドリブルをする高山
秋季リーグ前に4年生へインタビューを行った際、多くの選手がリーグ戦の見どころとして「チームの雰囲気の良さ」を挙げていた。その言葉通り、苦しい展開ではベンチから絶えず声が飛び、良いプレーが生まれれば全力で盛り上がる。コートに立つ選手だけでなく、ベンチにいる選手・スタッフも一体となって戦っている。約2か月に及ぶ長いリーグ戦では、疲労が蓄積し、苦しい戦いを強いられる場面もあるだろう。それでも「雰囲気の良さ」を力に変え、チーム一丸となって優勝へ挑む。
◆試合結果◆
〇中大 52-48 日体大●
(7-13、21-10、12-10、12-15)
◆コメント◆
板倉
──試合を振り返って
一番は勝てて良かったかなっていうのがあります。やっぱりチームとして第1Qでリードされて、焦りもあったと思いますし、このままいつもだったら離されるところだったんですけど、そこを耐えて、自分たちのペースでロースコアでも勝ち切れたということが、やり切れたのは良かったかなという風に思います。
──接戦だったがタイムアウト中のやり取りについて
前半はプレーに関する細かい指示が多かったんですけど、後半はやっぱ出る人が限られてて、自分も後半 20分フルで出てたので、とりあえず休めっていう指示があってそこは大人のスタッフにコンディションの部分では感謝してますし、そこでもベンチからこういうところで、遠征とか色々行ってたんですけど、やっぱ逆転負けにつながってしまうっていうのがあったので、ベンチからの声かけ、ベンチ裏の人たちの声かけもすごく良かったですし、そのタイムアウト明けのプレーについても申し分なかったかなという風に思います。
──留学生のいる日体大相手、初戦に向けてどういう準備をしてきたか
深澤が本調子ではないんですけど、動きはできるので、相手役をやってもらって、高さ対策であったりとか学生コーチコーチの金野がしっかりスカウティングとかしてくれたので、そこに対してはしっかりアプローチして、自分たちでベクトルを同じ方向にして戦い抜こうというのが初戦の入りの大事なところかなと思います。
──自身のプレーで注目してほしいところ
体を張ったプレーと、アシストが結構得意なので、今日はそんなにできなかったんですけど、しっかりアシストの部分とあとは1年生の頃からリーグを通して、ブロックチャージとか相手のチャージングを誘うっていうのは、チームが盛り上がることなので、そういう部分で体を張ってチームに勢いをつけていけたらなという風に思います。
──次戦に向けて
勝ちます。
◆お知らせ◆
次戦は8月29日(土曜日)に白鷗大学本キャンパスで行われる対東海大戦です。
(記事、写真:渡邉咲衣、佐渡原菜結)
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