10月6日 東洋大学総合スポーツセンター
リーグ戦もいよいよ2巡目入り、中大は関学大との2戦目を迎えた。前回戦った時には勝利している相手ではあるが、この日は自分達のバスケットボールができず押し込まれる展開に。第4ピリオドにようやく追い上げを見せるも時すでに遅く、67―77で敗れまさかの2連敗となった。
スターター #22 足立翔(商4)#34 西村一輝(経3)#3 北村孝太(文1)#12 樋口雄気(商3)#47吉田崇紘(法1)
▲シュートを放つ#12樋口
試合は第1ピリオドから激しい展開となる。留学生を使って中からどんどん攻め込んでくる相手に対し、中大もハードなディフェンスで対応しつつ素早いカウンターを見せる。点を取っては取られての攻防を繰り返し、19―21で第1ピリオドを終える。 しかし第2ピリオドでは苦戦を強いられる。中大のリズムが出せず、攻めあぐねている中、逆に相手は流れるような攻撃で一気に6連続得点するなど押せ押せのムードに。さらに攻守においての要である#71沼倉壮輝(経4)がいないため全体的に馬力不足となり、インテンシティにおいて留学生がいる相手に優位に立たれてしまう。そして押し込まれる展開のまま32―48で前半を終える。
▲今日大活躍だった#45青木亮(文3)
なんとか追い上げたい中大は#45青木の連続ポイントなどで得点を重ねていくも相手の攻撃を止めることが出来ず点差が縮まらない。第3ピリオド終了時には20点差がつき非常に苦しい状況になってしまう。ここまでかと思われた中大だったが第4ピリオドにようやく火がつく。ここまであまり活躍のなかった#21渡部琉(商1)4連続ポイントを奪うとチーム全体にもスピード感が生まれ、徐々に中大がペースを握りだす。最大20あった点差も9点となり相手を射程圏内に捉える。しかしここでアクシデントが発生してしまう。ここまで獅子奮迅の働きを見せていた#45青木が接触による怪我で退場を余儀なくされ中大にとっては痛手となる。得点源であった#45青木の抜けた穴は大きく、そこから中大は点差を縮められず67―77で敗れた。
前日の拓大戦に続き2連敗となってしまった中大。そして怪我人も何人か出てきてしまうなどチームとしての状態は良いとは言えない状態だ。しかしこういう時こそ今年のチームの強みである「選手層の厚さ」が生きてくるはずだ。これからも苦しい戦いが続くがチーム一丸となり強い中大を見せていってほしい。
♦︎試合結果♦︎
●中大67(19ー21、13ー27、16ー20、19ー9)77関学大○
♦︎お知らせ♦︎
10月12日(土)に16時20分から駒澤大学玉川キャンパスで順天堂大学との試合が 10月13日(日)に16時20分から駒澤大学玉川キャンパスで慶應義塾大学との試合があります。
記事・写真:「中大スポーツ」新聞部