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連敗からの立て直し!前期最終節を白星で締めくくるー関東大学サッカーリーグ 1部 前期第11節 対立正大

8月10日 熊谷スポーツ文化公園陸上競技場

スタメン

GK 坪井湧也(商2)

DF 28荒木遼太(経1)、3深澤大輝(経3)、18松本大輔(経3)、2相原旭(経4)

MF 7宮城和也(法4)→89分 15川元雄太(文4)、5中村亮太朗(経4)、10加藤陸次樹(商4)→14小野智史(経4)

FW 8大久保智明(経3)、25高窪健人(文3)→74分 19三浦立(経3)、11太田翔(文4)

▼試合結果

〇中大3-1立正大●

得点者:高窪(55分)、大久保(72分)、三浦(88分)

  

前期最終節の相手は今年から中大と共に1部に昇格した立正大。ここ数試合黒星が続き、なんとしてでも前期を笑って終わりたかった。しかし26分に相手の先制点が決まると、0-1のまま前半が終了。勝負は後半に持ち越されたが、後半は前半と打って変わって中大がペースを握った。高窪が1点目を決めると、勢いに乗り次々と中大のゴールが決まる。最終スコア3-1で見事に逆転勝利を収めた。

 

▲高窪の得点に喜ぶ選手たち

 

前半は始まって間もなく、太田がシュートを放つ。惜しくも相手ディフェンスに防がれるも、良い滑り出しを見せた。11分、相手陣地に深く攻め込みシュートを狙うも、またもディフェンスの壁に阻まれる。その後も何度かチャンスが訪れるも、得点には結びつかない。そして26分、相手のロングシュートがゴールから離れていた坪井の頭上を越すとそのままゴールネットを揺らして痛い失点となった。反撃を試みるも相手の堅い守備に苦戦し、1点ビハインドで前半が終了した。

 

▲ドリブルで切り込む大久保

 

後半も前半同様、良い走り出しを見せた。48分には荒木がゴール前にクロスパスを上げ、宮城主将がヘディングで合わせる。これは惜しくもゴール枠外に逸れたが、流れを完全に中大のものにした。55分、再び相手陣地に攻め上がると加藤の上げたクロスパスに高窪が合わせて同点シュートが決まる。勢いはとどまらず、72分には大久保がドリブルで攻め込むとディフェンスの間を縫うように豪快なミドルシュートを放った。相手キーパーもこれを防ぐことができず、うれしい逆転ゴールが決まった。

 

▲得点し両腕を広げる三浦

 

しばらく2-1とリードを保っていたが、まだまだ気は抜けない。最後まで油断せず追加点を狙っていく中大。86分にはまたも太田がシュートを打ち、中大の応援席を沸かせた。惜しくもキーパーに止められるが、中大の底力を見せつけた。試合終了までわずか5分という場面で、またも攻撃陣が動く。加藤がディフェンスの隙を突いてゴール前まで攻め込むと、追いついた三浦にパスを放つ。これにきれいに合わせた三浦がダメ押しの1点を決め、3-1と点差をつけての勝利となった。

 

「強くなって、後期、強い中大を見せよう」。試合後、チームにこう語りかけた宮城主将。前期リーグ戦を終え、暫定順位は8位。まだまだ上を狙える立場にある中大が、後期どのような成長を見せてくれるか。1部の舞台で輝く中大を見れる日が待ち遠しい。

 

記事・写真:「中大スポーツ」新聞部