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悲願の全国制覇ー第42回全日本学生軟式野球選手権大会

8月19~22日 佐藤薬品スタジアム他

昨年度の全国学生軟式野球選手権大会では、惜しくも準優勝と優勝まであと一歩だった中大軟式野球部。今年度はリベンジを掲げ挑んだ。

シード校であったため第2回戦からの出場となった。第2回戦での松山大との試合では降雨の影響で会場変更などがあったが、その影響を物ともせず勝利を収めた。準決勝での成蹊大との一戦では、脚を使うプレーでチャンスを量産する。9回裏が始まる時点で1点ビハインドであったが、同点に追いつき見事サヨナラ勝ちを手にした。

準決勝での勢いを持った中大は強かった。1回表に林康平(経4)、林達也(経3)のタイムリーヒットで先制する。投げては、先発千葉宥喜人(経2)が中1日でマウンドにあがり、3回に1点を返されたものの危なげないピッチングでスコアボードに0を刻む。
また、主将小笠原春樹(文3)ら守備陣の好プレーも光った。その後、8回表には追加点をあげ流れを中大にもってきた。

▲好投を見せた千葉(経2)

9回裏の守備では、内野陣の声掛けも印象的だった。2死1塁となった場面でも投手千葉(経2)は落ち着いていた。そして遂に目指していた頂きに手が届いた。

「去年サヨナラ負けで優勝旗を逃してからずっと優勝を目標にして来たので良かったです。」と小笠原主将(文3)。先発の千葉(経2)、小笠原主将(文3)をはじめ全員野球で掴んだ優勝。今月からはまた秋季リーグ戦が始まる。全国覇者となった中大軟式野球部のこれからの活躍にも期待だ。

▲優勝を決めマウンドに集まる選手たち

◆大会結果◆

決勝戦

チーム 123 456 789 計

中大  200 000 020 4

大和大 001 000 000 1

 

記事・写真:「中大スポーツ」新聞部