9月14日 早稲田大学東伏見キャンパス
明大に勝利し、迎えたリーグ最終戦。中大は1勝3敗でリーグ5位につけ、6位の明大と1勝差と、予断を許さぬ状況に置かれた。
勝ち越して勢いをつけたいダブルス。D1の望月勇希(法4)・岡村拓人(経3)ペアがストレート負けに終わるも、D2・3ペアが奮闘。清水一輝(商2)・池田悠人(文2)ペアは、ファーストセットを接戦で制すると、セカンドセットは怒涛の勢いで6ゲームを連取。相手に流れを一歩も渡さない強さを見せ、見事ストレート勝ちを収めた。また、小峰良太(文4)・杉山和誠(文4)ペアは、「もうこれが引退試合になるかもと思ったので、
▲試合終了後、喜びをかみ締める小峰と杉山
2勝1敗と、上々の形で折り返した中大。しかし、「シングルスは分が悪いとわかってた」(北澤監督)とそこから苦しい展開に陥る。池田、星木昂(法2)、清水盾伎(法1)ら先に試合に臨んだ3人が相次いでストレート負け。亜大に2勝4敗とされ、チームの勝利には1試合も負けられない状況となった。
エース望月は貫禄を見せつけ、危なげなくストレート勝ち。「内容は全然だめ。でも、チームでの試合なのでエースの役割を果たしたって部分では良かっ
主将杉山はファーストセットを6ー0をとるも、セカンドセットは波に乗り出した相手に苦戦。しかし、「最初3本が調子悪くて、あと僕を残して2本だったので。取らないといけない」と執念のプレーで接戦を制し、頼れる主将としての役割を果たした。
▲4年生の意地を見せた杉山。最終カードに望みをつなげた
4年生たちの活躍で4勝4敗と、勝負の行く末は残り1戦の清水一輝にかかった。しかし、終盤の粘りも及ばず敗戦。「最後一輝も頑張ってくれたけど、
▲試合終了後、思わず崩れ落ちる清水
この敗戦で入替戦突入となった中大。「一部に残れたらそれでいい。大学生活最後の試合になるんで、
◆試合結果◆
▼ダブルス
D1●望月・岡村0-2加藤・高見澤◯
(4-6、4-6)
D2◯小峰・杉山2-1吉田・堀内●
(4-6、6-3、6-4)
D3◯清水・池田2-0岡・呉岡●
(7-6(2)、6-0)
▼シングルス
S1◯望月0ー2堀内●
(6ー3、6ー2)
S2●清水一0ー2加藤◯
(3ー6、5ー7)
S3●池田0ー2熊坂◯
(3ー6、1ー6)
S4●星木0ー2高見澤◯
(3ー6、3ー6)
S5◯杉山2ー0工藤●
(6ー0、7ー6(1))
S6●清水盾0ー2清水◯
(1ー6、2ー6)
◆お知らせ◆
次戦は9月21日、中央大学で2部1位駒沢大学との入替戦が行われます。
記事・写真:「中大スポーツ」新聞部