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リーグ最終戦惜敗 3年ぶり入替戦へー2019年度関東大学テニスリーグ第五戦対亜大

9月14日 早稲田大学東伏見キャンパス

明大に勝利し、迎えたリーグ最終戦。中大は1勝3敗でリーグ5位につけ、6位の明大と1勝差と、予断を許さぬ状況に置かれた。

勝ち越して勢いをつけたいダブルス。D1の望月勇希(法4)・岡村拓人(経3)ペアがストレート負けに終わるも、D2・3ペアが奮闘。清水一輝(商2)・池田悠人(文2)ペアは、ファーストセットを接戦で制すると、セカンドセットは怒涛の勢いで6ゲームを連取。相手に流れを一歩も渡さない強さを見せ、見事ストレート勝ちを収めた。また、小峰良太(文4)・杉山和誠(文4)ペアは、「もうこれが引退試合になるかもと思ったので、あとは声出して全力でやった」(小峰)とファイナルセットまでもつれ込んだ接戦で白星を挙げた。

▲試合終了後、喜びをかみ締める小峰と杉山

2勝1敗と、上々の形で折り返した中大。しかし、「シングルスは分が悪いとわかってた」(北澤監督)とそこから苦しい展開に陥る。池田、星木昂(法2)、清水盾伎(法1)ら先に試合に臨んだ3人が相次いでストレート負け。亜大に2勝4敗とされ、チームの勝利には1試合も負けられない状況となった。

エース望月は貫禄を見せつけ、危なげなくストレート勝ち。「内容は全然だめ。でも、チームでの試合なのでエースの役割を果たしたって部分では良かったかな」と望みを残り二本に託した。

主将杉山はファーストセットを6ー0をとるも、セカンドセットは波に乗り出した相手に苦戦。しかし、「最初3本が調子悪くて、あと僕を残して2本だったので。取らないといけない」と執念のプレーで接戦を制し、頼れる主将としての役割を果たした。

▲4年生の意地を見せた杉山。最終カードに望みをつなげた

4年生たちの活躍で4勝4敗と、勝負の行く末は残り1戦の清水一輝にかかった。しかし、終盤の粘りも及ばず敗戦。「最後一輝も頑張ってくれたけど、相手も4年生のキャプテンだから、そこは意地があったのかな」と北澤監督も労いの言葉をかけた。

▲試合終了後、思わず崩れ落ちる清水

この敗戦で入替戦突入となった中大。「一部に残れたらそれでいい。大学生活最後の試合になるんで、出し切って勝って終わりたい」(小峰)「四年生の最後の仕事かなと思うので、思い切ってやれれば」(杉山)とチームの思いは一つだ。最後は勝利の笑顔で終わりたい。

 

◆試合結果◆

▼ダブルス

D1●望月・岡村0-2加藤・高見澤◯

(4-6、4-6)

D2◯小峰・杉山2-1吉田・堀内●

(4-6、6-3、6-4)

D3◯清水・池田2-0岡・呉岡●

(7-6(2)、6-0)

▼シングルス

S1◯望月0ー2堀内●

(6ー3、6ー2)

S2●清水一0ー2加藤◯

(3ー6、5ー7)

S3●池田0ー2熊坂◯

(3ー6、1ー6)

S4●星木0ー2高見澤◯

(3ー6、3ー6)

S5◯杉山2ー0工藤●

(6ー0、7ー6(1))

S6●清水盾0ー2清水◯

(1ー6、2ー6)

 

◆お知らせ◆

次戦は9月21日、中央大学で2部1位駒沢大学との入替戦が行われます。

 

記事・写真:「中大スポーツ」新聞部