2025年5月31日・6月1日 日本体育大学横浜健志台キャンパス陸上競技場
5月31日から2日間にわたって行われた第321回日本体育大学長距離記録会及び第15回NITTAIDAI Challenge Games。5月31日の1500㍍のレースには後藤琉太朗(文3)、柴田大地(文3)が出走し、柴田が自己ベストを更新。10000㍍のレースでは石川蒼大(文1)が出走し、自己ベストを大幅に更新した。続く6月1日の5000㍍のレースには計7人の選手が出走。伊藤春輝(法3)、七枝直(法2)が自己ベストを更新するといった充実した大会となった。
◆大会結果◆
5月31日
NCG1500㍍2組
柴田大地(文3) 3分44秒96 PB!
後藤琉太朗(文3) 3分56秒51
10000㍍4組
石川蒼大(文1) 29分43秒83 PB!
日体大記録会男子5000㍍
15組
髙好陽之心(経2)DNF
17組
原田望睦(文2)14:18.78
田中怜央(文2) DNS
18組
井上優人(法1)14:47.78
三宅悠斗(文1)DNS
佐藤蓮(法3)DNS
石川蒼大(文1) DNS
19組
伊藤春輝(法3) 13:55.29 PB !
生江倫太郎(法1) 14:22.15
田原琥太郎(文2) DNS
20組
七枝直(法2) 13:49.99 PB!
NCG男子5000㍍
2組
濵口大和(法1) DNF
◆コメント◆
NCG1500㍍2組
柴田大地(文3)
ーレース振り返って
狙った1500はかなり久しぶりだったので、どんくらい走れるかなっていうところも含めてチャレンジだった。3分43秒欲言えば狙ってたので、そういうところで見るとまたタイムも今ひとつかなって感じなんですけど。
でもラスト一周で先頭に立ったところから抜かされてしまったんで、自分のストロングポイントはラスト一周の切り替えだと思うので、そこでうまくいっていなかったらダメだなっていう風に思います
ー1500は割と合わせて?
いや、それは全くなくて、次レースまだ控えてるんで、そっちで3000㍍障害でしっかり勝負したいなっていうところのスピードの確認だったので、最低ラインで走れたのかなっては思ってます。
ーレースプラン
基本的には特に前出る予定もなく、集団でいってラスト1周からしっかり自分の勝負ポイントで仕掛けれればなっていう風に思ってたので、仕掛けたところから勝ち切れなかったのがちょっと課題かなっていう風に思いますけど、最低限行きたいところでいけたので、そこはよかったかなと。
ーコンディション
しっかり練習を積めてるので、最終目標は7月4日日本選手権があるので、そこで8分15秒を切って優勝するっていうところに向けてやっていければなと思ってます。
後藤琉太朗(文3)
ーレース振り返って
2周目までは予定通りだったんですけど、だんだん集団が崩れてから、ちょっと焦っちゃって。後半持たなくていつも通り垂れちゃったなって。
ーレースプラン
普段は引っ張りがついてくれてるので、4番手ぐらいでずっと進めて、最後200であげるっていうプランだったんでそういうプランで行きました。
ーコンディション
体のコンディションはそこまで悪くはないなっていうかんじで。天気も涼しくて。走りやすい状況ではありました。
100004組 石川蒼大(文1)
ーレース振り返って
ペースが上がってから対応できなかったので、まだまだ力がないと感じましたけど、初10000㍍から1分以上自己ベストってことで着実に少しずつは力上がっているので、そこを今日実感できてよかったです。
ーレースプラン
ラスト1000までは集団の中にいて余裕があればラスト1000切り替えてっていうレースプランでした
ー監督からの指示とかは
ペースが上がってくるところを冷静に落ち着いて対応していくっていう声掛けがありました。
ー今後の目標
今後は夏合宿も始まってくるので、そこでしっかり距離を踏んで、もう1段階もう2段階体力、スピードともに上げて、次のレースは一番大きな目標としては夏季学連で28分台を出したいのでそこに向けて頑張っていきたいです。
5000㍍
17組 原田望睦(文2)
──レースを振り返って
やっぱり3000㍍からちょっときつくなっちゃって、そこから動かさないと5000㍍はダメなんですけど、そこがダメだったんで、不調の中だんだん上がってきてはいるので一気に上げていきたいです
──レースプランは
3000㍍までやっぱ余裕持っていきたかったんですけど、それができなかったんで後半ちょっと苦しかったです。
──今レースの位置付け
自己ベストとスピード強化ですかね。
──コンディションはどうだったか
コンディションは微妙って感じです。
──どういった点が
やっぱりスピード強化はしてるんですけど、まだそこまで上のレベルでやれてないっていうか。もうちょっと上のレベルの練習でも余裕もってできるようにしたいなって感じです。
──今後の目標
立川10キロなんですけどそこでは自分の得意なロードなのでいいイメージでやって行きたいです。
18組 井上優人(法1)
──今日のレースを振り返って
関カレぶりのレースで、関カレ終わってからもうまく状態を上げてこれなかったっていうのが、顕著に現れてたレースかなと思っていて。ここから次のターゲットは夏の10000㍍になってくると思うので、そこに向けてしっかりと大学入学してからここまでの反省を活かして、しっかり練習を積んで結果を出せるようにしていきたいと思います。
──レースプランはどう描いていたのか?
集団の流れにも上手く乗れなくて、前の方でレースを進められていたら、もう少し流れに乗って、記録も出せたかなと思うので、そこもあるんですけど。最初からレースプランとして想定してたよりも遅いっていうか、過信してしまって、そこはまだまだ力が足りなかったですね。
──次戦に向けて
大学入ってから高校の時と練習の仕方なども変わってきて、あとは大学に入ってから行ってるトレーニングだったり練習っていうのをしっかり継続していって、自分の走りっていうのをより良くしていって、長い距離になっても対応できるように走りを磨いていきたいと思います。
19組
伊藤春輝(法3)
──今日のレースを振り返って
練習はできていたので、タイムは出ると思っていたんですけど、日体大記録会では留学生選手がいる組だったり、遅い組に入ること自体は初めての経験というか。高校生の時にある程度の遅い組には入ることはあったんですけど、ここまでの組に入ることはなかったので、初めての経験で新鮮な感覚という感じでしたね。
──今日のレースプラン
監督とスタート前に(先頭から)5、6番目につこうという話はしていて。スタートした時点で自分は先頭について行ったので、あそこから1000メートル地点で留学生の方が前に出てくれて。そこからしっかり5、6番目についてという形で、じりじり後半落ちてはしまったんですけど、いい位置でレースを進めることができたかなと思います。
──ラストスパートをかけたタイミングについて
14分を切るっていうことは高校時代から目標にしていて、どこからスパートをかけようっていうのはもう考えていなくて、ただただ声援が聞こえてだったりだとか、前の選手を抜かそう抜かそうっていう気持ちで、どこまでいけるのかっていうのだけ考えて走るっていう感じでした。組自体が速いことはわかっていたので。
──PB更新達成しましたが、改めて心境は?
すごくうれしいですね。(高校を)卒業してから同期もベストを更新していて、そこにどうしても追いつきたいっていう気持ちがあって、自分は大学に入ってから、大学1年生の入学してすぐから出せていなかったので、ようやくという感じだったので、本当にうれしいという気持ちが一番です。
──これからに向けて
3月1日に入寮して、今ようやく練習できて、立ち上げの段階でこのタイムが出たので、まだまだこれから上がっていくと思うので、合宿であったりだとかっていう段階を踏んで、これからのレースでもしっかり結果を出して、最終的にはチームの駅伝に貢献できるように、絡んでいけるようにしたいと思います。
生江 倫太郎(法1)
──今日のレースを振り返って
今日は13分台を狙っていったんですけど、でも序盤から位置取りがあんまり良くなくて、さらにそれに加えて、中盤で結構ペースの変動に足を使ってしまったことがあって、あまり自分の思ったようなレースができなかった。
──今日のレースのためにどんな練習を積んだか
13分台を出せるような練習をかなり積んできていたので、自分的にも期待していた部分はあったんですけど、やっぱどうしても体が少し硬くなってしまっていたというか。なので、あんまりまだ調整不足と言いますか、あんまり本領が発揮できていないなっていう風には。
──次戦に向けて
5000㍍は、もう1回練習を積んで疲労もしっかり抜いた状態でもう1回、13分台は必ずチャレンジしに行って、10000㍍に関してであれば、29分30秒、必ず自分の自己ベスト更新するっていうところで、またもう1回練習をしっかり積んでいきたいと思います。
20組 七枝直(法2)
──今日のレースを振り返って
目標は、日本選手権標準を切ることだったのでちょっと悔しい部分もあるんですけど、実力通りで走って自己ベストかなっていう風に思ったので、そこは実力通りに走れてよかったなっていう部分と、ちょっとまだ挑戦しきれなかった悔しさもあるかなっていうところです。
──久しぶりの公式レースだったかなと思うのですがその点については
前回の日体に出て、ちょっと外しちゃって、日体の前に怪我して中大記録会出て、日体っていう感じだったんで。ちょっと短いスパンで準備して、みたいなレースだったので、ちょっと緊張しました笑
──今日のレースプランは
最初落ち着いて入って、中盤崩さず押して、後半どれだけ上げれるかなっていうところがプランとして。
──その通りいけたかなって感じでしたか
いや、ちょっと中垂れしたかな
──故障期間はどのような練習を積んでいたのか
その間は、結構アキレス腱の怪我だったんで、長引いちゃって歩くのもしばらくかかったりみたいなのもあったんで、バイクしたり、水泳したりみたいなのをしてたんですけど。上半身かなっていう感じです。
──次回出走予定のレースと今後の目標
次回出走のレースはあんまり特定できてないんですけど、1番目標としているのは網走の学連の10000㍍なので、そこで28分半ぐらい出せたらな。
──少し先の話になりますが、夏合宿についてもお聞きしたいです
去年は結構初めてが多くて、できたりできなかったりが多かったんで、今年はちゃんと夏辛抱して、強くなる合宿にできたらなと。
(記事:大畠栞里、本間理子、写真:大畠栞里、大日方惠和、土屋日向)
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