• Twitter
  • facebook
  • instagram

読売ジャイアンツ5位指名 伊藤櫂人選手指名あいさつ「自分の一打でチームを勝たせる選手に」

2026年10月27日 東京都・中大多摩キャンパス

先日のドラフト会議で読売ジャイアンツ(以下、巨人)より5位指名を受けた伊藤櫂人(文4・大阪桐蔭)への指名あいさつが行われた。巨人からは、榑松スカウトディレクター、木村スカウトが訪問。中大野球部からは清水監督、伊藤櫂が出席した。

~出席者あいさつ~
榑松スカウトディレクタ―
「本日はお忙しい中ありがとうございます。10月22日のドラフト会議にて、伊藤櫂人内野手を指名させていただきました。 伊藤選手のセールスポイントの長打力、現役最多13本塁打を打てるバッティングと、安定した守備を評価して指名させていただきました。 中大といえば、巨人軍もよく苦汁をなめさせられています森下翔太選手(令5卒・現阪神タイガース)、牧秀悟選手(令3卒・現横浜DeNAベイスターズ)。伊藤選手も将来そんな選手として、森下選手、牧選手を抜いてくれるような選手になってくれると期待しております。どうぞよろしくお願いいたします」

木村スカウト
「読売巨人軍スカウトの木村龍治と申します。 本日はご多忙の中、足をお運びいただきありがとうございます。榑松ディレクターと同じく、伊藤選手にはチームを引っ張るような選手になってもらいたいと思っております。 本日はよろしくお願いいたします」

清水監督
「こんにちは、監督の清水です。本日はありがとうございます。櫂人、おめでとう。伊藤とは1年生から4年間一緒にやってきたんですけれども、1年生のデビュー戦からホームランを放ったりと、先ほどありましたけれども長打力が特長の選手だと思っております。先ほど言われた牧や森下よりもホームランの数は多いと思いますし、チャンスに強いバッティングで今年も引っ張ってくれましたので、来年からジャイアンツの一員となってプロ野球で暴れてほしいなと期待しています。頑張ってください」

伊藤櫂
「読売ジャイアンツより5位指名をいただきました、伊藤櫂人です。自分のセールスポイントであるバッティングに磨きをかけて、ジャイアンツの日本一にいち早く貢献できるように精一杯頑張りたいと思います。よろしくお願いします」

▲伊藤櫂(左)は木村スカウトが担当した最初の選手

~質疑応答~
── 指名から数日たちましたが、今の気持ちは

「指名していただいて、その時はあまり実感が湧かなかったんですけど。日が経つにつれ自覚というか、『ここから頑張っていかないといけないな』っていう、やる気がすごく湧いてきてる状態です」

── 指名後の周りの反響などは
「仲いい友達だったりとか親戚、いろいろな方から『おめでとう』っていう温かい言葉を掛けていただいて、その言葉から『プロの世界で挑戦できるので自分の力を発揮できるように頑張りたいな』っていうふうに思っています」

── 具体的にLINEが何件来たとか
「本当にたくさんの方が連絡をしてくださいました」

── ご家族と何かやりとりは
「指名いただいて、電話させてもらって。すごく喜んでいました。ビデオ通話だったのでその(喜んでいる家族の)姿を見せてもらって、良かったなって、親孝行1つできたのかなっていう気持ちになりました」

── ご両親から掛けられた言葉は
「『ここからだぞ』って、『これから頑張りなさい』っていうのはかけてもらいました」

▲質問に答える伊藤櫂

── 指名の翌日には松井監督の就任もありましたが、そのニュースを知った時どのように感じた
「自分も松井監督のことは映像とかで現役中を見させてもらったりとか、監督の会見を見させてもらったりして、ジャイアンツの理念『強くあれ、紳士であれ』というところで、一野球人としてまた1人の人間として成長できる球団に入らせてもらえるというのはすごくうれしいことですし、ここから頑張りたいなという気持ちになりました」

── まだ会ったことはないと思いますがどのようなイメージの方?
「バッティングが良くて、長打、ホームランっていう。本当に自分の中ではすごい方っていうイメージで、(自分は)右バッターで松井監督は左バッターでちょっと違いますけど。自分のセールスポイントも長打ではあるので、負けないようにというか。お話を聞いたりして自分の成長につなげていきたいなと思っています」

── 巨人の現役の選手で話を聞いてみたい、アドバイスをもらいたい選手は
「ずっと長くいらっしゃる坂本勇人選手(巨人)は自分がプロ野球を見てる中でもやっぱりかっこいい存在なので、バッティングのことに関していろいろな質問をして、いろんなことを聞いて吸収したいなと思います」

── 他のチームで対戦してみたい選手は
「同期生の松尾汐恩(横浜DeNAベイスターズ)が高校(大阪桐蔭高卒業)の時から(プロに)入って今すごく活躍してるので、負けずにやりたいなって思っています」

── 松尾選手は今日本シリーズ中だとは思いますが何か声を掛けられたりは
「久しぶりに連絡をくれて、『おめでとう』って。自分も『ここから頑張るよ』っていうLINEをさせてもらいました」

▲記者に囲まれ写真撮影に応じる様子

── プロに入ったらどのようなバッターになりたい
「自分のそのセールスポイントは長打なので、勝負強く、自分の一打でチームを勝たせるであったりとか、自分の力を発揮して、少しでも日本一(に向けて)の力になりたいなと思っているので、バッティングでチームの勝利に貢献したいなと思います」

── 具体的に名前を挙げるとすれば、誰のようになりたい
「今はメジャーにいるんですけど、岡本和真選手(トロント・ブルージェイズ)はジャイアンツの主砲として大事なところで1本打ってくれるなとすごく感じていたので、岡本選手(のよう)になれるっていうか、そこまでいきたいなっていうの思います」

── プロ1年目の目標を聞かせてください
「いち早く1軍でプレーできるように頑張って、日本一に貢献できるように頑張りたいと思います」

── 榑松さんにお伺いします。先ほど牧選手と森下選手のお話もありましたが、伊藤選手が似ているなと感じる部分や、ここはより優れているんじゃないかと感じている部分は
「やはり長打力と勝負強さは非常に似ておりますし、やっぱり清水監督の指導を皆さん受けておられていてみんな同じタイプのバッターだと思っているので、その辺は伊藤選手には非常に期待しています。今年の巨人軍の課題はやはり攻撃力だったので、自慢の長打力を発揮してもらえたら必ずチームの戦力になっていただけるなと思っております。(大学ホームラン)通算13本というのも、大学時代の牧選手や森下選手よりも打っているという点は非常に潜在能力を秘めているなと評価させていただきました」(榑松スカウトディレクタ―)

── 伊藤選手、その言葉を受けていかがですか
「自分も中大に入ってから牧選手や森下選手のいろいろな話を聞いてきて、お二方ともすごくプロ野球で活躍していて。(自分は)そこを目指したわけじゃないですけど、この2人に負けないっていう気持ちで大学生活やってました。目標というか、それぐらい(牧や森下ぐらい)にならないと活躍できないっていうのはすごく感じていたので、自分の持ち味を存分に発揮して、2人に負けないような結果を残せたらいいなと思います」

── 巨人は昨年(指名)の皆川(岳飛=令8卒・現巨人)選手ももちろんそうですが、西舘(勇陽=令6卒・現巨人)投手ですとか、首脳陣で言いますと、亀井(義行=平17卒・現巨人)コーチなど、中大出身の方もたくさんいらっしゃいます。伊藤選手が先輩に聞いてみたいことは
「西舘さんも皆川さんも短い間でしたけど一緒に野球をやらせていただいてて。 皆川さんに関しては皆川さんの大学時代にお話をしていただいて、よくバッティングを教えてもらっていたので、プロ野球の世界に入って一番話しやすい関係ではあると思うので、いろいろな意見をまたお話をできたらなと思います」

── 先ほど松井監督の話題で、セールスポイントの長打力についてのお話もありましたが、現時点でどのようなことを聞きたい
「自分は大学では何本かホームラン打たせてもらったんですけど、まだまだ確実性などが自分の課題だと思っているので。ちょっと細かい話になっちゃうんですけど、やっぱり自分に足りないところっていうのを松井監督が持っていらっしゃると思うので、『何が(聞きたい)』っていうのは(まだ)ないですけど、いろんなお話を聞きたいなと思っています」

── プロで成し遂げたいタイトルは
「自分の長所は長打力なので、ホームランで一番になりたいなと思います」

──松井監督の所信表明を見て感じたこと
「さっきも言ったんですけど『ジャイアンツは強くあれ、紳士であれ』っていうところで。大学でも1人の人間としての成長をさせてもらったんですけど、プロ野球でも野球だけじゃなくて、1人の人間として野球人としても成長できる、っていうところも『すごいな』って感じましたし、質疑応答だったと思うんですけど『真っさらな気持ちで持っていてほしい』みたいな感じで言っていて。自分も頑張らないとな、頑張ろうっていう気持ちになりました」

──今、真っさらな気持ちで待っていると思いますが、入寮までの間にやっておきたいこと、『これだけは伸ばしておきたい』というところは
「この期間でもっと体作りであったりとか、今自分の中で足りないところはスピードなので、スピードに特化したじゃないですけど、自分がやれることはやりたいなっていうのを感じているので、基本であったり今できる最善のことを、これから頑張りたいと思っています」

── 榑松さんにお伺いします。今年のドラフトは伊藤選手が大学生の野手という面では唯一の指名でしたが、高校生が中心のドラフトの中で彼(伊藤櫂)は即戦力としての期待もあると思います。指名に至った経緯は
「確かに高校生中心ではあったんですけど、今年の課題が攻撃力の改善というところで、やはり伊藤選手のバッティングの魅力は巨人軍にとって必要な戦力だと思いますし、1年目からバッティングでチームに貢献していただけたらと思って、大いに期待して指名させていただきました。あとは攻撃力もそうなんですけど、先ほどから(話題に上がっていた)松井監督の所信表明などを事細かく見られていて、やっぱり(そのような部分で見られる)人間的な魅力っていうところですかね。(松井監督の)『真っさらな』みたいな質疑応答で出たような話までしっかり見られているっていうのは、横で見ていて本当に頼もしいと思いました」(榑松スカウトディレクタ―)

── 先ほど西舘選手、皆川選手のお話がありましたが、指名された後お二方から何かメッセージは
「西舘さんからはなかったんですけど(笑い)。 いろいろな方から(連絡が)来たんですけど、皆川さんは一番最初に連絡してくださって。 『よっしゃ』って、『これからよろしく』っていうのを言っていただいたので、一緒に負けずに頑張りたいなって感じました」

──4年間東都で活躍されて、プロに入ってからもう一度対戦したいピッチャーは
「いないんですけど、自分が出来ることをやるのが今の自分のできることだと思うので、自分がアピールできることを磨いていって、全面に出せたらなというふうに思っています」

▲自身の入学時の「中大スポーツ」を手にする伊藤櫂

 

◆伊藤櫂人(いとう・かいと)◆

学部学科:文学部人文社会学科

身長・体重:177㌢・87㌔

出身高校:大阪桐蔭高

(記事:比留間柚香、写真:紀藤駿太、佐渡原菜結)

公式X(@chudaisports)

Instagram(@chuspo_report)