2021年4月10日 埼玉スタジアム2002 第2グラウンド
▼スタメン
GK
坪井湧也(商4)
DF
和田悠汰(経4)
牛澤健(経2)
新井秀明(経4)
岡井駿典(法3)
MF
高岸憲伸(文4)→小野寺巧(文3)
高橋一誠(経2)→豊田歩(総3)
堀脩大(経4)→田邉光平(法2)
FW
平尾拳士朗(経3)
栗山且椰(商2)→小島偉央(商4)
鈴木翔太(文3)→山﨑希一(経2)
▼試合結果
○中大3ー1立大●
得点者:高岸×2(前半27分、後半16分)、小島(後半27分)
今節は今季初の有観客試合。スタンドに詰めかけた観客の拍手と共に試合はスタートした。「正直入りはあまりよくなかった」(佐藤監督)とピリッとしない立ち上がり。前半11分には左サイドからのクロスに誰も反応できず。ボールはそのままゴールへと吸い込まれ、先制を許してしまう。
しかし、同27分。堀がペナルティエリア手前で縦パスを受けると右方向へ展開、平尾が収めてすかさず右足でクロスを上げる。すると、ファーサイドの高岸が体勢を崩しながらのヘディングシュート。ゴール右に押し込み、早い時間帯に同点に追い付いた。
▲同点のヘディングシュート
後半に入るとパスのテンポも徐々にペースアップ。後半16分には今日一番の見せ場を迎える。和田が右サイドの敵陣中央から鋭いクロスを供給すると、ニアサイドで待ち構えていた高岸がボレーシュート。ゴール左隅に叩き込み、逆転に成功した。「常にゴールを意識するようにしている」と頼れるエースの今日2点目となるゴールでチームに流れを引きずり寄せる。
▲逆転に成功し、部員が待つスタンドへと駆け寄る選手たち
さらに、同27分。今度は高岸がゴールを演出する。ペナルティエリア左から左足で柔らかいクロスを供給し、中央へ走り込んだ小島がドンピシャヘッド。GKのセーブに阻まれるも、ボールはゴールラインを割っており、ゴールの判定。「メンバーに入れるか入れないかという瀬戸際だったのでどうしても結果が欲しかった」(小島)とダメ押しの追加点を奪い、試合を決定づけた。
▲ダメ押しの3点目を挙げた途中出場の小島
1人が行けば、もう1人も行く。終盤になっても連動したプレスで自由にボールを持たせない粘り強い守りを披露。昨年とは一味違った「守備意識」で後半は立大の攻撃をシャットアウトした。試合は3-1で逆転勝利。1節に続いて白星を挙げ、開幕から2連勝とした。
この試合全得点に絡んだ高岸は自身のプレーを「ここで100点と言ったらちょっとね、でも正直個人として結果残せたのは大きいかなと思います」と振り返った一方で、「球際とかの細かいミスは少なからずあるのでそういうところを突き詰めていかないとチームとしてのクオリティは上がっていかない」。次節以降も勝ち続けるために修正点にも目を向けた。
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記事・写真:「中大スポーツ」新聞部