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第1Qに大幅リード 猛追振り切り勝利-関東学生秋季ホッケーリーグ対防衛大戦

11月15日 大井ホッケー場

春季リーグ戦がコロナウイルスの影響で中止となり、1年ぶりの公式戦となった今大会。1回戦は日体大に1ー3と惜しくも敗れたが、2回戦は筑波大に8ー0と圧勝。ただ筑波大戦はオープン試合のため、記録はなしとなり0勝1敗で最終戦に臨んだ。

相手は昨春の入替戦で勝利した防衛大。今度は3部リーグでの対戦となった。

「試合の流れが決まる勝負どころ」(及川大成主将・法3)である第1Qの序盤は拮抗した展開に。しかし沈黙を破ったのは中大サイドだった。開始8分、好調の渡邊瑛貴(総政4)がシュートを決め先制。波に乗った中大はPCで神谷真生(総政4)が得点すると、松浦大地(総政2)も続き一挙に3点を獲得。防衛大に対し大きなリードを奪った。

▲シュートを決めガッツポーズの渡邊と駆け寄る選手たち

第2Q終盤から流れは防衛大へ。懸命なディフェンスでなんとか凌ぐも、第3Q開始5分に1点を返される。さらにPCで1点を追加され、点差は1に。

もう1点も与えられない第4Q。中大は勢いを盛り返し、二度PCのチャンスをつくるも得点とはならず。それでも試合終了前の3分間に猛攻をふるった防衛大を抑え込み、無事に白星を守り切った。

▲チャンスを逃さず得点し、吠える神谷

試合後、及川主将は「うれしい気持ちはもちろんだけど、安堵感が大きい」とほっとしたように笑みをこぼした。なかなか例年通りとはいかなかった今年度。対面での練習ができない状況でも、ZOOMなどを活用し絶えずコミュニケーションをとってきた。「僕は口下手なほうなので。とにかくグラウンドに1番早く出て、姿勢をみんなに見てもらえればと思ってやってきました」と語った及川主将。これからは4年生として、『チームの精神的な支柱』の役割を果たしてくれるだろう。

▲チームを率いてきた及川

大会規模縮小のため、入替戦はなしとなった今季。2部返り咲きの夢は来年にお預けとなった。「目指すところはもっともっと上のほう」という及川主将の言葉通り、中大ホッケー部がもっと上のステージで輝く姿を楽しみに待ちたい。

◆試合結果◆

◯中大3ー2防衛大●

写真・記事:「中大スポーツ」新聞部