9月28日 専修大学体育館
スタメン(サーブローテーション順)
2WS 富田将馬(文4)
4MB 水野将司(法4)
11WS 中野竜(総3)
9WS 都築仁(法3)
10MB 梅本鈴太郎(法3)
1 S 牧山祐介(商4)
13Li 土岐大陽(経3)
5Li 斎藤総人(法4)
秋リーグ後半戦がスタートした。ここまで3勝3敗と本調子を出せていない中大は今日、強豪チームの明大と対戦した。「出だしは良かったけど、中盤で追いつかれて、終盤抜かされて負けるセットが多かった」(富田)と明大の連携プレーに苦戦し、セットカウント0-3でストレート負けを喫した。
▲悔しさのあまり倒れこむ富田
第1セット。富田のスパイクで1点を先取した中大は、序盤から攻める姿勢で明大に攻撃を放っていく。都築・梅本・中野の強烈なスパイクで相手のブロッカーを倒し、中大のパワーを見せつける。激しい攻防戦が続き、迎えた21-22の場面。勢いづいた明大に3点を追加され、あっという間に第1セットを21-25で落としてしまう。
立て直したい第2セット。1点を先取されるも、第1セットからの立て直しを図る中大が、都築・梅本のスパイクで連取し、7-3と4点差をつける。しかし、その後「クイックで攻めてくる」(富田)明大にじわじわと追いつかれ、迎えた18-17の場面。隙を付かれた中大が3連続得点を許すと、その後も明大の行く手を止められずに21-25と第2セットを取り逃してしまう。
▲必死に相手の攻撃を防ぐ中野(右)
第3セット。「リードされると色んなことをやってくる」(豊田監督)明大に序盤から7-13と6点差をつけられる。悪い雰囲気を断ち切りたい中大はここでタイムアウトを図るも、思うように得点を挙げることができない。「点差が離れたときの維持力とか、バレーに必要なことができていない」(中野)と中大は悪戦苦闘。その後、中野が連続でスパイク、都築がサービスエースを決める活躍を見せた。しかし一度は縮めた6点差を再度つけられ、19-25で第3セットを奪われてしまう。
▲都築(左)に寄り添う牧山主将(右)
今日の試合を振り返って中野は「チーム全体ではみんな動けていたので、負けた原因としては、他のチームにはあって、自分たちにはないものがちゃんと分かっている中で、それをしっかりできないということが中大の弱い所だなと思いました。今、負け越しているのは、それが原因で、力でいったら上位に行けると言われるかもしれないけど、チーム力とかバレーのことがちゃんと分からないと中大は強くならないと思うので、そこをちゃんとしていきたいです」と悔し交じりにその思いを語った。
今日、黒星を1つ増やした中大はここまで3勝4敗という戦績に。残りの4試合でどれだけ勝ち点を伸ばせるか、期待が懸かる。明日の専大戦に向け、富田は「この負けを切り替えて、明日は勝ちに行きたいと思います」、中野は「これで負け越してしまったけど、まだ終わってないので、この負けを生かせるのが大学生だと思うので、よく考えて明日勝てればいいなと思います」とそれぞれ意気込んでいる。
◆試合結果◆
●中大0(21ー25、21ー25、19ー25)3明大○
記事・写真:「中大スポーツ」新聞部