2022年4月9日 ひたちなか市総合運動公園陸上競技場
▼スタメン
GK
猪越 優惟(商3)
DF
西村 湧志(経1)
加納 直樹(総政3)
牛澤 健(経3)
岡井 駿典(法4)
MF
高橋 一誠(経3)
田邉 光平(法3)
大窟 陽平(文2)→坂本 康汰(経3)
FW
矢尾板 岳斗(商3)→ 鈴木 翔太(文4)
岩澤 桐人(経4)→ 勝浦 太郎(総政4)
山崎 希一(経3)→ 有田 恵人(文3)
▼試合結果
中大2ー2城西大
得点者:岩澤 桐人(前半34分)、岡井駿典(後半25分)
第1節を引き分けでスタートし、今節こそ勝ち点3をものにして上位に入り込みたい中大。第3節(第2節は新型コロナウイルスの影響で延期)は昨季プレーオフを制してリーグ昇格した勢いのある城西大だ。久しぶりの有観客の舞台で今季初の白星を狙う。
システムは変わらず4-3-3。前節からスターティングメンバーをDF、MF、FW各ポジションそれぞれで1名ずつの変更で挑む。
前半2分、センターサークル付近でボールを取られそのまま自陣の左サイドにスルーパスを通される。しかしここは猪越の好判断で前に飛び出し、的確なボールの処理でピンチをしのぐ。
その直後、田邉がスローインをカットすると敵陣中央にいた矢尾板にボールを供給。そのまま持ち込みシュートを放つも相手DFに阻まれる。得点にはつながらなかったものの、確かな推進力を見せこの試合初のチャンスシーンを演出した。
相手の前からのハイプレッシャーに自陣でボールを持つ時間が増える中、同21分試合が動く。ビルドアップ中にボールを刈り取られそのまま先制点を許してしまう。
同34分、山崎がサイドから切り込みペナルティエリア手前の中央にいた岩澤につなぐとワンタッチで矢尾板に流す。そしてタッチラインぎりぎりのところまで抜け出し、折り返すとダイレクトで岩澤が押し込み同点に追いつく。
▲ゴールを挙げた岩澤
1-1の同点のまま前半終了。前半通して前線からのプレッシャーに苦しむものの、FWにあてて落としサイドに展開する中大の形で何とか試合を運んでいく。
後半6分、山崎がサイドから切り込み切り返してシュートを放つが相手GKにはじかれる。そのこぼれ球に矢尾板が即座に反応してダイレクトで打つも相手DFの体を張ったビッグプレーに阻まれゴールをこじ開けることができない。
その後、相手に裏を取られたパスを通されるも、猪越の身を挺したファインセーブ、大桃のクリアでピンチを切り抜け、一進一退の攻防が続く。
しかし直後の同25分、岡井がペナルティエリア手前の左でボールを受け、センタリングを上げる。するとそのボールは風に乗りそのままゴールへと吸い込まれ、待望の勝ち越し点をあげる。
▲ゴールを決め喜び合う岡井
このまま1点リードで試合が進んでいくと思ったが、同37分に相手にフリーで打たれたシュートが同点弾となり追い付かれてしまう。残りの時間も果敢に攻めるも、1点は遠く引き分けで試合終了。今季初の勝ち点はお預けとなった。
▲終盤に追いつかれ下を向く中大
次節の相手は明治学院大。今節同様あまりデータのないチームを相手だが、やることは変わずただ勝ちを目指すだけ。なんとしても今季初の白星をあげ上位に食い込みたいところだ。
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(記事:畑 京介 写真提供:サッカー部)