2026年2月1日 愛媛県・県庁前〜城山公園
卒業と共に競技に区切りをつける折居幸成(法4)は、ラストレースの舞台として愛媛マラソンへ出場。初マラソンながら積極的な走りを見せ、見事に優勝を飾った。前回大会では髙沼一颯(令7卒・OB)が優勝しており、中大勢による連覇となった。
折居は序盤から先頭集団の中でレースを進めた。中盤に差し掛かり、20㌔付近で1人飛び出すと後続を振り切り単独走に。初のフルマラソンということもあり「(20㌔以降)1人で走っていてきつかった」と苦しさを明かしたものの、「覚悟を決めてこれが最後だぞと自分に言い聞かせ」、首位を独走した。藤原監督からかけられた「自分のために楽しんで走ってこい」という言葉通り、満面の笑みを浮かべながらフィニッシュ。記録は2時間15分04秒で、2位には4分差をつけての優勝だった。

▲両手に力強いガッツポーズを掲げる折居
中大に一般生として入学した折居。待ち受けていたのは、決して順風満帆な4年間ではなかった。準部員として入部した当初、レベルの高い先輩や同期を目の当たりにし「想像以上の厳しさ」を感じていた。なかなか結果の出ない時期もあったが、3年生のシーズンにはCユニ基準を突破し、着実に成長も見せてきた。
4年生になりラストチャンスとなった箱根駅伝。順位を左右する「5区」山上りに立候補し、1年間練習を積んできた。選考となった上尾ハーフで62分台をマークすると、最初で最後の箱根メンバー入りが決まった。3年前、同期の吉居駿恭(法4)・溜池一太(文4)が箱根で走る姿を見て「身近な人が頑張る姿は嬉しい。(2人は)レベルが違うな」と話していたが、遂に折居も同じ舞台に辿り着いたのだ。
しかし部内での選考の結果、当日出走することはできなかった。「悔しい思い」を打ち明けた一方、芦ノ湖・大手町ではチームを率いる寮長として笑顔で仲間を迎えた。
ラストレースとなった今大会では、これまでの悔しさを晴らす優勝を手にした。13年間の陸上人生について「自分らしい陸上人生だった。苦しい中、着実に成長できたと思う」と振り返る。折居が走り抜けた4年間は、多くの後輩選手や中大ファンの心に刻まれることだろう。
◆大会結果◆
優勝 折居幸成(法4) 2時間15分04秒 初
(記事・写真:酒井奏斗)
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